デカいプッチーに逆レされるユーマの話

デカいプッチーに逆レされるユーマの話


「こうして会うのは1年ぶりか…

プッチーさん、元気にしてたかな?」


カマサキ地区のホテル、サン・アンド・ムーンの一室で

ボクはある人と会う約束をしていた。

その相手は、超聴覚の超探偵プッチー=ラヴミン…

ボクと同じくアマテラス急行に乗ってカナイ区にやってきた超探偵のひとりだ。

能力共有の為に何度か手を繋いだけど…

その度に顔を真っ赤にしていたのが可愛かったな。

…まぁ、ボクも顔が赤くなってたんだけど。

それに一緒に居ると安心する。

…も、もしかしてボクは彼女のことが好き…なのか?

ボクがひとりで盛り上がってドキドキしていると、

テーブルの上に置いていたスマートフォンから通知音が鳴った。


「…あっ、プッチーさんからのメッセージだ。なになに…?」


『プッチーです。お待たせしてすみません。もうすぐ着きます。』


わざわざメールしてくれるなんて…

プッチーさん、相変わらず丁寧だなぁ。


そういえば…どうしてボクの周りにいる

プッチーさん以外の女性はみんな背が高いんだろう?

フブキさんやメラミさんと居た時には

『お姉ちゃんとお出かけ?』なんて言われたこともあったっけ。

…思い出したらなんか恥ずかしくなってきた。

でも、プッチーさんは背が近いから、恥ずかしくない。

ボクはそんなところにも安心感を感じているのかもしれないな。


「…お待たせしました。ユーマさん。」


またもひとりで盛り上がってドキドキしていると、

後ろから聞き覚えのある声がした。

プッチーさんもホテルに到着したんだな。

ボクは再会の喜びに心を躍らせながら、

声のした方へ振り向く。


「お久しぶりです、プッチーさん!

…って…え、えっ…?」


「はい…お久しぶりです、ユーマさん。

元気にしていましたか?」


そこに立っていたのは間違いなくプッチーさんだ。

顔立ちも、声も、服装も、あの時とほとんど変わらない。

だけど…ひとつだけ、あまりにも大きすぎる変化があった。


「…?どうしたんですか、ユーマさん?」


以前のプッチーさんの背は158cmくらいだったはず…

でも、今のプッチーさんの背は180cm以上…

それどころか、190cmに届いていそうなほどに大きい。

…体型だけでいえば以前のプッチーさんとはまるで別人だ。


「え、えっと…随分と背が伸びましたね…」


「…そうですね。成長期、というものでしょうか。

ある時から急激に伸びたんです。そのせいかまだ少し慣れなくて…」


向かい側のソファに座ったプッチーさんは少し恥ずかしそうに語る。

…い、いくらなんでも1年間で成長し過ぎだよ!

ボクはこの1年間、1cmどころか1mmも伸びなかったのに…

情けないような悔しいような気分になり、ボクは俯いてしまった。


「…顔を上げてください、ユーマさん。」


プッチーさんに言われて、顔を上げてみると、

ちょうどボクの目線の位置にプッチーさんの胸があること気づいた。


「…っ!?」


背だけでなく、胸も間違いなく大きくなっている…

自分でも分かるくらいに心臓の鼓動が早くなり、顔が熱くなってきた。

少しずつだけど、確実にボクの中の理性が壊れていく。


「…心臓の鼓動が早くなってます。

ユーマさんは本当に分かりやすいですね。

ふふ…大きくなったプッチーに興奮したんですか?」


その聴覚でボクの鼓動の音を聴き取ったのか、

プッチーさんが妖艶な笑みを浮かべてこちらを見る。

その笑みを見て、心臓の鼓動がさらに早くなる。


「い、いや…ボクは…」


「…プッチーが今何cmか、教えましょうか?」


そう言いながらプッチーさんが立ち上がり、ボクの体を抱き寄せる。

プッチーさんの大きな胸がボクの体に当たる。

それはまるでプッチーさんに包み込まれているようで…

心臓の鼓動がまた早くなり、息が上がってきた…


「…188cm。あの時から30cmも大きくなったんですよ。

…どうです、興奮しました?」


プッチーさんがボクの耳元で囁いた。


「…っ!?」


それを聞いてボクのモノはついに我慢の限界を迎えたのか、勃ってしまった。

プッチーさんはその時僅かに鳴ったパンツとズボンの

衣擦れの音を聴き逃さなかった。


「身長を聞くだけで勃っちゃったんですか?ふふ…そうですよね、

ユーマさんは自分より大きな女の子に苛められるのが大好きなんですよね。」


「ち、違っ…ボ、ボクは…!」


「…我慢、しなくていいんですよ?」


そう言いながら、プッチーさんはズボンの中に手を入れてきた。

大きくなってしまったモノを撫で回され、ボクのモノは更に勃ちあがる。


「あ、えっ!?ちょ、ちょっと…プッチーさん…!?」


「…プッチーはずっと我慢してたんです。

手を繋ぐ度に、頭の中がユーマさんでいっぱいになって…

理性で抑えていないと…あなたを襲ってしまいそうだったんですよ?」


プッチーさんはまるで獲物を目にした肉食動物のような目でボクを見てくる…

「ジュルリ」と音を立て、舌なめずりをするプッチーさんの姿に

ボクは恐怖とも興奮とも分からない感情が沸き上がってくるのを感じた。


「その気持ちはユーマさんと離れてからもどんどん大きくなって…

それに呼応するように背も、胸もこんなに大きくなったんです…

…あれだけ誘っておいて、逃げるなんて…許しません。

…ちゃんと、責任は取ってもらいますからね…♡」


「…も、もしかして…ボクに会いたいって連絡したのも、

待ち合わせ場所をホテルにしたのも…こうやってボクを襲う為に…!!」


「…気づくのが遅いですよ、ユーマさん♡」


抵抗しようにも、体格差がありすぎた。

ボクはプッチーさんに腕を掴まれ、

そのままベッドの上に押し倒されてしまった。

…この後どうなったかは…言わなくても分かるだろう。


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「ふふ…ユーマさんは本当に、

自分より大きな女の子に苛められるのが大好きですね♡」


あれからどれだけの時間が過ぎただろうか。

ボクは止めどない快楽の海に溺れていた。

…ボクはもう二度とこの海から抜け出せない。

でも、これでいい。きっと…これがボクの幸せなんだ…♡


「もっと…お願い…します…♡プッチー…さん…♡」


「はい、ユーマさん…♡

いつまでも…可愛がってあげますからね…♡」


…二人の夜は、まだ明けない。



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