チクオナで自覚なくセルフ無様を晒す小僧に強制もらい無様させられる宿儺P
※最近チクオナにハマっている小僧
※なぜか乳首の感覚が小僧→宿儺Pへリンクしてるため、小僧が乳首を弄るとその快楽が宿儺Pにも伝わる
※Pとして小僧がどんな刺激でどの程度感じるのかを把握するため、リンクしていることは小僧には伝えていない(バレた場合羞恥でチクオナを辞めてしまうかもしれないので)
※伏黒さんゴメンなさい
「ふぅ……」
あと少しで日付を跨ごうかという時刻、虎杖は身体をごろりとベッドに横たえると、何をするでもなくぼんやりと天井を見つめていた。
(今日こそすぐ寝ようと思ってたんだけどな………)
「……誰もいないよな…?」
さっと身体を起こしてキョロキョロと辺りを見回し周囲に人の気配がないことを確認すると、そのまま再びベッドへ倒れ込み自然と胸元へ手が伸びていく。
「……っ……ちょっとだけ…ちょっとだけなら…いい、よな…?」
都合よく自分を甘やかす言葉を吐きながらそっと枕元に忍ばせておいたローション(勝手に宿儺Pが購入した)を手に取り、乳首に塗りつけていく。最初は焦らすようにじっくり乳輪をなぞっていき、次はつん、と軽く先端に触れてみる。まだ小さいながらいじらしくぷっくりと主張し始めている先端を指先が滑る度に身体がビクビクと跳ねた。
「はぁっ…♡はぁっ…♡んっ…♡ぁ♡」
ちょっとだけ、ちょっとだけだから―――頭の中で言い聞かせるように繰り返す度に、余計に体温が上がっていく。いけない事をしているような変な気分になって背中がゾワゾワする。
高まる興奮に促されるように少し力を入れて乳頭をきゅっ、とつまんでみると腰のあたりから電気が走ったように快感が突き抜ける。
「……んぃ゛っ!♡♡っあ…ぃ♡♡やば、やばぃ…♡♡やっぱ、も、これェ♡♡♡癖になっでる゛っ♡かもぉ…んぅ゛♡♡っぅう゛〜〜〜♡♡♡」
すっかりピンク色に染まった頭で身をよじらせると、ちらりと隣室に接している壁が目に入る。伏黒はもう寝ただろうか。隣室はいつも静かなのでわからないが、もしもこんな声を聞かれてしまったら―――
恐れと快感で半泣きになりながら片手で口元を覆い、必死に声のボリュームを抑える。それでも噛み締めた唇からは掠れた嬌声が漏れていく。
一週間。
もうかれこれ一週間ほどこんな状態が続いていた。はじめはほんの小さな好奇心で軽く触れるだけだったのが、段々と強弱をつけて抓るようになり、その未体験の気持ちよさにどんどんハマっていき、今では乳首だけで軽くイッてしまうまでになっていた。その手軽さもさることながら、 "男なのに乳首で感じる" ことへの背徳感が虎杖をより一層乳首オナニーへと駆り立てた。別に男が乳首で感じる事自体さほど珍しいことではないが彼はもともと "その手の" 知識にはそこまで詳しくない。当然だ。健全な男子高校生にとって女ならまだしも、男の乳首なんて今まで全く眼中になかったのだから。
―――同時刻、生得領域内。
「……フゥ……またか………全く仕様のない……♡」
一面骨と血の海という物騒な空間に気怠げな声が響く。
自身の器である少年の発情を既にいち早く感じ取っていた呪いの王は呆れた態度とは裏腹に待ってましたと言わんばかりに即上裸になり、高まっていた興奮をむき出しにして己以外誰もいない空間に一人言葉を投げかける。
「フーッ…♡フーッ…♡ケヒッ♡さァ…見せてみろ小僧…♡情けない自慰がバレてるとも気付かない…♡♡……阿呆なオマエの痴態…その行く末を…♡今日も俺が最後まで見届けてやろう…♡」
そんな余裕の態度もつかの間―――
百戦錬磨の呪いの王は齢十五の少年の指先に、ものの5分ほどで完全に翻弄されきっていた。
「ぅ゛っ♡ぐゥッ…♡小僧め…♡毎日…♡毎日…ッ♡飽きもせず……♡♡ン゛…っ♡♡暇さえあれば…ッ、乳首弄りとは…とんでもない餓鬼だなァ…♡♡んん゛…ッ♡♡ケヒ♡…お゛っ♡♡づょ、強い゛♡♡」
虎杖の指先一つで宿儺へと伝わる快楽の強弱も変わる。虎杖が強く抓れば同じだけの強い快感が、弱く捏ねれば同じだけのじれったい快感が宿儺を襲った。そのような奇妙な怪奇現象…もとい快痴現象が起きているとは露ほども知らない虎杖は手を止めることなく素直に、快感の赴くままに、己の乳首を弄くりまくる。
「ハァ…♡ハァ…♡♡ケヒッ…♡隣には伏黒恵も居るというのに…♡薄壁一枚隔てただけのこの状況で…ッ♡平然と斯様な雌のような自慰に耽るとは……♡♡…先程から無様な喘ぎ声が全然ッ♡止められていないッ…ぞぉ゛っ♡♡ン゛……小僧…♡♡…ケヒ…♡すっかり乳首弄りに夢中だなァ……♡♡この変態め…ッ♡♡ハァ…ハァ…んっお!?♡♡ん゛ん゛ッ♡♡♡」
煽りながら喘ぐという高等技術を難なくこなす呪いの王は、器の無様なオナニー姿による自前の大興奮と、虎杖から強制的に伝わる乳首への快楽とで既にイキかけであり―――そしてやはりというべきか、現時点での己の無様さには全くの無関心であった。
「やべぇ、…って…ッ♡♡も、…ぃ゛…ッ♡♡いく、から…ぁ♡♡♡イくっ♡♡また♡乳首だけでイくッ…から…♡♡はッ♡隣に♡ふしぐろいんのに♡だめなのに♡♡ゴメンふしぐろッ…♡手ェとまん゛…ねッ♡♡ぉ!?♡♡んぉっ♡♡ぉ゛っ!♡♡」
「ン゛♡♡♡ま、不味い…♡コレはッ♡♡俺もイかされる…ッ♡♡♡ゃ、やめろ♡♡手を止め…♡♡んぉ゛!?♡ま、待てェ♡♡こ、小僧ッ♡♡小僧にッ♡♡イかされ…ッ♡♡♡んぉ゛お゛お゛ッ♡♡♡♡」
両方の乳首全体をぎゅっと押し潰すように一際強くつまむと二人は同時に果てた。虎杖はベッドの上で、宿儺Pは生得領域で、両者それぞれだらしないアヘ顔を晒している。
下半身には一切触れていないにも関わらず、下着は汗と諸々の汁でぐっしょり濡れていた。
(…………やっべ……♡♡♡またシャワー浴びてこなきゃ…♡♡)
締まりのない蕩けきった顔のままで僅かに残っている思考をなんとか回転させる。
(……こんなことしてんの宿儺にバレたら、ヤバいよな……絶対ヤバい……♡まぁ今んとこ静かにしてるし、たぶん大丈夫だろうけど……うん、アイツのことだ…知ってたら黙ってるわけ…ないもんな…♡♡)
まさか思考まで全て筒抜けで、なおかつ同じ快感まで伝わっているとは想像もしていない虎杖は、その後もちょくちょくチクオナに精を出し(物理)、その度に宿儺Pも道連れアクメをキメさせられるのであった。
めでたしめでたし