ソラ拓、メイドカフェデート
鉄華団おいしーなタウン支部ソラ「拓海さん!
次のデート場所は『メイドカフェ』です!」
拓海「メ、メイドカフェぇぇっ!?
デ、デートで行くところなのかそこっ!?」
ましろ(ソラ拓推し)「ちっちっち…遅れているよ、拓海先輩?
最近のメイドカフェは女性客やカップルも
ターゲット層に入れているところが
多くなっているんだよ?」
拓海「そ、そうなのか!?」
…というワケでメイドカフェデート。
~メイドカフェ~
メイド「いらっしゃいませ、ご主人様、お嬢様♡」
ソラ「おおっ…凄く可愛らしい雰囲気の場所ですね♪
まるでおとぎ話の世界に入ったような…夢の世界に居るような…
なんて言うか…『アゲアゲ』ですね…♪」
拓海「ええ…?」←【自分たちは場違いじゃないか、と居心地悪さを感じている】
【席に案内される2人】
メイド「では、ご注文がお決まりになりましたらお呼びください♪」
ソラ「わぁ…♪
メニューに描かれているどの料理も可愛らしい…
それでいて美味しそうです…♪」
拓海「…結構盛り付け、凝ってんな…
…これなんか、再現しようとしたら滅茶苦茶大変そうだな…
もはやアートじゃん…
…………ちょっと実物、見てみたいな…これにしよ。」
ソラ「じゃあ、わたしはこれで♪」
【注文を頼み、待つこと数分】
メイド「お待たせしました。
メロメロメロン♡パフェ と プリプリ☆カスタード です!」
ソラ「ありがとうございます、ではいただき…」
メイド「お嬢様、お待ちください。
おいしくなる呪文をかけますので。」
ソラ「え?」
拓海「じゅ、呪文?」
メイド「はい♪
ご主人様、お嬢様もわたくしめに続いて復唱をお願い致します♡
……おいしくなーれ、おいしくなーれ、レーナ・クシーオ♡」
拓海「え…?え…?
おいしくなーれ、レナ…?」
メイド「『レーナ・クシーオ』、です。
もう一度かけます。ご復唱を♡
……おいしくなーれ、おいしくなーれ、レーナ・クシーオ♡」
ソラ「は、はい…
おいしくなーれ、おいしくなーれ、レーナ・クシーオ!」
拓海「お、おいしくなーれ、おいしくなーれ、レ、レーナ…クシーオ…!?」
メイド「…はい!
美味しくなりましたぁ♪それではごゆっくりどうぞ♡」
……
拓海「ん…意外と美味いな…」
ソラ「はい♪美味しいですね♪
…ゆいさん風に言えばデリシャスマイル、です♪」
拓海「ああ。そして遊び心満点のこの盛り付け方…
味だけじゃなく、目で見て楽しめるのも面白いな…」
レシピッピ「ピピー♪」
……
メイド「はーいご主人様方、ご注目です!」
拓海「…なんだ?」
ソラ「?」
【店内にあるステージっぽい場所に数名のメイドが集まる】
メイド「本日もやってきました、この時間!
当店名物アイナちゃんとミクスタちゃんのデュエットライブです!
存分にお楽しみくださいませ!
…今からお配りするミラクル☆サイリウムを
お振りになって応援してくださいね♡」
男性客「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!きたきたきたぁぁぁぁぁぁ!!」
女性客「アイナ様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ゆあん「ミクスタちゃぁぁぁぁぁぁん!!」
拓海「…す、凄い空気だな……?」
メイド「ご主人様、お嬢様。
どうぞ、ミラクル☆サイリウムです。
こちらをお振りになってライブの応援…よろしくお願い致しますね♡」
ソラ「なんだかよくわかりませんが…
はい!全力で応援しますね♪」
拓海「え…えぇ…?」
……
【ライブが始まる】
ミクスタちゃん「止まらない♪止まらない♪生きてる限り~♪」
客一同&拓海&ソラ「止まるんじゃねーぞ!」←【ノリノリ】
アイナちゃん「邪魔する奴~は一匹残らず~♪」
客一同&拓海&ソラ「叩き潰す!」←【ノリノリ】
ソラ「あはは♪なんだか楽しいですね、拓海さん♪」←【ノリノリ】
拓海「ははっ、そうだなソラぁ!」←【場の雰囲気に飲まれてノリノリになってる】
…なんだかんだでメイドカフェデートを楽しんだ2人であった。