ソラ拓セレクション vol.7

ソラ拓セレクション vol.7

鉄華団おいしーなタウン支部


《パート126 36レス・53レス目》

ソラ「拓海さん、次は『サバゲー』デートをしましょう!」

拓海「またニッチなデートプラン立てたな虹ヶ丘の奴!?」

というわけで近場のサバゲーフィールドでサバゲーデート。


拓海「装備はレンタルできるのか…

   意外と敷居低いんだな、サバゲーって。」

ソラ「拓海さん、どうですコレ?

   似合ってますか?」

【レンタルした装備を身に付けて拓海に見てもらうソラ】

拓海「おお……

   結構格好いいな…!」

【ちょっとテンションが上がる、なんだかんだでやっぱり男の子な拓海】

ソラ「えへへ…(照れ)」

拓海「そういえば対戦相手は誰だろう?

   あらかじめ虹ヶ丘が声かけて呼んでくれたらしいが…?」

ルールー「お待たせしました、拓海。」

ジェントルー「待たせたトル~♪」

拓海「ルールー!?」

ソラ「ジェントルーさん!」

ルールー「お二人の身体能力に対応できる人選、ということで私達が呼ばれました。

     因みに、ましろにはお願いを聞いてあげたお礼として

     あとで美味しいものご馳走してもらう予定です。(じゅるり)」

ジェントルー「サバゲー、やったことないから正直楽しみだトル~♪」

拓海「アンドロイドのルールーに

   プリキュアと張り合える身体能力を持つジェントルーが相手か…

   ちょっと初心者にはきつくないか…?(汗)」

ルールー「大丈夫です。

     こちらもサバゲーは初心者ですし…即席コンビなので

     チームワークという点においてはそちらが上だと思います。」

ソラ「一緒に楽しみましょうね、ジェントルーさん!」

ジェントルー「トル~♪」


……


【ジェントルーの奇襲!】

ジェントルー「もらったトル!」

ソラ「拓海さんっ!」

拓海「!?」

【拓海、本編野球回で披露した跳躍力でジェントルーの攻撃を回避。】

ジェントルー「トル!?」

拓海「サンキュー、ソラ。

   助かったよ…」


ルールー「想定した以上ですね拓海…

     拓海の脅威判定レベルを一段階…

     いえ、念を入れて二段階上げて

     作戦を立て直したほうが良いでしょうね…

     ジェントルー、態勢を立て直します。一旦退いてください。」

ジェントルー「了解トル。」

【後退するルールー&ジェントルー】


拓海「退いた…?」

ソラ「何かの作戦でしょうか…?」

拓海「わからん…

   だが、ルールーの分析・演算能力を考慮すると

   時間を与えたら与えた分こちらが不利になるのは明白…!

   ここは打って出るぞ、ソラ!」

ソラ「はい!」

【ルールー&ジェントルーを追う拓海&ソラ】


拓海とソラ達は初めてのサバゲーを存分に楽しんだ。


あまね「く…品田の初めてがどんどんソラに奪われて…!

    ま、負けてたまるか…!(汗)」

【改めて『拓海の初めて』をより多く奪うことを心に誓う、あまね】



《パート126 63レス目》

ソラ「拓海さん、次は『陶芸』デートです!」

拓海「虹ヶ丘…

   またニッチなのを薦めてきたな…(呆れ)」

というわけで陶芸体験デート。


【電動ろくろで湯吞みを作る2人】

拓海「よし、我ながら

   いい感じに出来た!」

ソラ「おお、さすが拓海さんです。」

拓海「それにしても…

   お互い手が土まみれになっちまったな?(苦笑)」

ソラ「あはは…♪」


……


拓海「出来上がったら宅配便で送られてくるのか…

   しかし…陶器って出来るまで結構時間かかるもんなんだな…

   長い時間乾燥させて…

   その後10時間近く火で焼いて…

   焼き終わった後も時間をかけて冷やさないといけないのか…」

ソラ「いつも気軽に使っている物でも、

   それが出来上がるまで様々な手間と時間がかかっている…

   そのことを改めて認識させられますね。」

拓海「ああ。」


拓海(……………………

   いつも気軽に使っている物、か)

【デリシャストーンを取り出す拓海】

拓海(いつも使っているコレも

   誰かが手間と時間をかけて作った物なんだよな…

   …おそらく、その誰かは…

   父さんのお師匠さん…ジンジャー…)


拓海(父さん達の師匠で父親代わりだったその人は…

   何を想いながらこの石を作り、父さんに託したんだろう…?)


ソラ「…?

   拓海さん?どうしました?」

【首をかしげながら、拓海を見るソラ】

拓海「………………………

   いや…なんでもない。行こう、ソラ。」

【拓海、微笑する】

拓海(…考えるまでもないか。

   父さんとローズマリー…あのゴーダッツさえ

   今だに敬愛し続ける程の人物だ。

   大体予想はつく。きっと…)


バッタモンダー「やれやれ…

        相っ…変わらず仲良しこよしだなぁ君ら…!」

【またまた空気読まず現れるバッタモンダー】

ソラ「…!

   バッタモンダー!」

拓海「…ホント空気読まないな、お前…」

バッタモンダー「空気読んでないのはそっちだろ?

        弱いくせに強い奴に連戦連勝するんじゃないよ、まったく…!

        ……………今日こそは…倒す!

        …カモン!アンダーグエナジーっ!」


ランボーグ「ランボぉぉぉぉぉグっ!」


ソラ「…!拓海さん!」

拓海「ああ…」


拓海(そう…受け継いだこの石…

   これからもためらいなく使わせてもらう…

   大切な人を守るために…!

   ゆい…父さん、母さん…菓彩…エルちゃん…芙羽達…そして…)

【隣のソラを見る拓海。】

拓海「行くぞソラ…!

   今日は俺も一緒に言わせてもらう…!」

ソラ「…はい!」

ソラ&拓海「「ヒーローの出番です(だ)!」」


《パート126 156レス目》

七夕前日…


ましろ「明日は七夕!…というわけで

    ソラちゃんの大好きな拓海先輩に特別に

    ソラちゃんの着物姿を先行お披露目だよ!

    わー、パチパチパチ…♪」←【拍手】

ソラ「じゃーん♪

   どうでしょう、拓海さん?」←【ましろのノリに合わせる】

拓海「おお………似合ってる。

   なかなか綺麗だ…!」←【素直な感想】

ソラ「えへへ…(照れ)」

拓海「しかし…なんで今日お披露目するんだ?

   別に七夕当日でもよかったんじゃ…?」

ましろ「う~ん…

    私もそう思ったんだけど…

    あげはちゃんがね……」


~回想~

あげは『ソラちゃん、ましろん。

    これは人生の先輩からアドバイス…!』


〘他に好きな女の子がいる男の子におニューのオシャレやイメチェン姿を

 アピールする際はその男の子の本命が傍に居ないタイミングで披露すること!〙


あげは『…何故か、って?

    …本命の子が近くにいる時にどれだけアピールしても

    本命の子にばっか目がいって

    こっちのこと全っっ然目に入れてくれないからだよっっ!!』

            どーーーーーーーーーーんっっ!!


あげは『ああ、思い出す………高校の時…!

    あいつを振り向かせるため、メイクもオシャレも必死で勉強したのに…!

    あいつときたら本命の子が近くにいるだけでその子しか眼中になくなる…!

    普段は気さくな友人の私もその時だけは

    あいつ主役・その子ヒロインのメロドラマのただの脇役A…!』


あげは『……………………ふざけるなっっ!!こっち見ろやぁぁぁぁぁぁっ!』


あげは『あいつのために持ち前のメイク技術をフル活かして

    2時間弱かけてバッチリアゲアゲメイク決めたのに…

    なけなしのお金使い果たして

    オシャレでワンダホ―なおニューの服も新調したのに…!

    本命の子の芋全開すっぴん笑顔に夢中で気付きもしない…

    ……くそったれバカ○○○○(その男の名前)っっ!!』←【思い出し怒り】


~回想終わり~

ましろ「…ってことがあって……

    ゆいちゃんの居ないタイミングで

    初お披露目しないとダメかな、って…」

ソラ「あと、あげはさんから拓海さんに言伝です。」

あげは『一途なのは大いに結構、拓海少年。

    だけど…

    周りの人間は君の物語の『脇役』でないことを決して忘れないで欲しい…』


ソラ「…とのことです。」

拓海「お、おう…(汗)」


ましろ「…さて、あげはちゃんのことは置いといて…

    ソラちゃん、拓海先輩。

    私はここでおいとまするから…

    あとはお2人でごゆっくりお楽しみください♪」

【部屋から退出するましろ】


拓海「…………」

ソラ「…………(照れ)」

拓海「…なぁ、ソラ?」

ソラ「…なんでしょう、拓海さん?」

拓海「………その…お前の着物姿、もっとよく見せてくれないか?

   …明日になったら、さっきの話みたいに目に入らなくなる可能性があるから…

   隅から隅まで…

   その…内側も………出来れば…………(照れ)」

ソラ「…………はい♡」

【この後、着物姿のソラと滅茶苦茶セ〇クスした】


《パート126 170レス目》

バッタモンダーの切り札・シャララボーグ。

ソラの憧れの人・シャララ隊長にアンダーグエナジーを注ぎ誕生したランボーグ…!


シャララボーグを浄化すればアンダーグエナジーによってかろうじて

その生命を保っているシャララは死んでしまう…

その事実にソラは戦意喪失。

…ミラージュペンは消え、戦う術すら失ってしまった…。


~ましろの家~

ソラ「………」

ましろ「ソラちゃん大変…!

    拓海先輩が…!」

ソラ「…え……拓海さん…?」


茫然自失で沈んでいたソラに更なる追い打ちをかけるように…

彼女の尊敬する先輩ヒーローで初恋の男性である

拓海の負傷の報せが入る…!


~拓海の家~

あまね「すまない…バッタモンダーにしてやられた。

    …シャララボーグを浄化出来ないなら

    バッタモンダーの方をどうにかすれば…と

    襲撃をかけてきた奴に狙いを絞って戦ったのだが…甘かった。

    今回、ヤツはシャララボーグだけでなく

    信号機ランボーグまで引き連れていた…!」

信号機ランボーグ…かつてソラ達が戦った

あらゆるモノの動きを止める能力を持つランボーグ。

あの時はバタフライのミックスパレットの力で窮地を切り抜けたが…

今回の襲撃時にバタフライは不在だった…

あまね「品田は信号機ランボーグの能力に不意をつかれシャララボーグに…

    信号機ランボーグの方はなんとか浄化できたが…

    品田はこの有り様…くっ…!」

【ベッドの上で気を失っている拓海】

コメコメ「あまね…」

ゆい「あまねちゃん…自分を責めないで…

   今回も…あの時みたいに石が守ってくれたから…

   拓海はきっと大丈夫…」

【拓海の傍に置かれているひびの入ったデリシャストーンを見やる】

ソラ「た、拓海さん………………っ

   わ、わたしのせいだ…

   わたしが…わたしが……っ!」

ましろ「ソラちゃん!?」

【ソラ、逃げるように部屋から出る】

ましろ「ご、ごめんみんな…!

    私、ソラちゃんを…!」

拓海「う…ソ…ラ…?」

コメコメ「コメっ!?」

ゆい「拓海!?」

あまね「品田!?気が付いたのか!?」

ましろ「あ…拓海先輩…」

拓海「…ここは…俺の部屋…?

   ゆい…コメコメ…菓彩…虹ヶ丘…?

   ……っ!?いてぇ…!?」

ゆい「まだ動いちゃだめだよ拓海っ!?」

拓海「…ぃてて…そうか…俺、やられたのか…

   くそっ…情けねぇ……

   あいつの力に…なってやりたかったのに…!」

【ひびの入ったデリシャストーンが拓海の視界に入る】

拓海「またコイツに守られたのか俺…

   はぁぁ…あの時から成長してないな…マジで…」

あまね「品田…今は休め。」

拓海「そうするしかないか…

   何かするにしろ、デリシャストーンを直さなきゃどうにもならないしな…」

ゆい「拓海…」

拓海「心配かけて悪い、ゆい…菓彩…

   あと、コメコメと虹ヶ丘も…」

ましろ「う、うん…」

拓海「………ソラは…?」

あまね「品田が目を覚ます直前にここを出ていってしまった…」

拓海「…そうか。

   …すまん虹ヶ丘。

   …あいつの…ソラの力になってやりたかったが…

   かえってあいつを追い詰める結果になっちまった…」

ましろ「そ、そんなことないよ!

    拓海先輩は…ソラちゃんのため…ソラちゃんのため…に…」


……


拓海「…虹ヶ丘。」

ましろ「…っ!」

拓海「……ソラを頼む。」

ましろ「………!

    うん…………!」」

【部屋を出るましろ】

拓海「すまん…

   ゆい、菓彩…少し…休む…」

ゆい「うん…お休み、拓海。」

あまね「…しっかり休めよ。」

拓海「ああ……わる…ぃ…………………………………………」

【拓海、眠る】



《パート127 171レス目》

ましろ「あまねちゃん、いくよ…!?」

あまね「ああ、こい…ましろ!」


2人「最初はグー!

   じゃーんけーん、ぽん!!」


ましろ「やった、勝ったー!

    拓海先輩と一緒にエルちゃんの水着を買いに行くのは

    ソラちゃんに決定だよー♪」

あまね「あああああああああああっ!?

    負けたぁぁぁぁぁぁぁっ!?

    エルちゃぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!?」


というわけで拓海とソラはエルちゃんを連れて

エルちゃん用のベビー水着を買いにショッピングすることに。


ソラ「エルちゃん、

   これなんてどうでしょう?」

エルちゃん「…やっ!」←【そっぽを向く】

ソラ「じゃあ、これは?

   くまモンさんですよー?」

エルちゃん「…やっ!」←【そっぽを向く】

ソラ「むぅ…

   なかなかお気にめすモノがありませんね…」

拓海「んー…

   あ!エルちゃん、あれはどうだ!?」

エルちゃん「…!

      これーこれー♪」

ソラ「おお、お気に召したようです。

   さすが拓海さんです♪」

拓海「ふふっ、

   俺のセンスと直感も捨てたもんじゃないな。」


客A「あら、あそこの2人若いわねぇ…

   夫婦かしら?」

客B「でしょうね。

   赤ちゃんを連れてベビー用品買いに来てるんだもの…

   それにしても…

   互いに仲良さげでいいわねー…お似合い夫婦だわ♪」


拓海「…!」←【聞こえた】

ソラ「…!」←【聞こえた】


拓海「ソ、ソラ…

   買うヤツ見つかったし…

   早く買って帰ろうか…?(照れ)」

ソラ「は、はい…(照れ)」

【拓海に身体をくっつけるソラ】

拓海「…ってなんでくっつくの!?」

ソラ「す、すみません…もうちょっとだけ…

   拓海さんと夫婦に見られたいなぁ…って思ったんです…

   ダメ…ですか?

   …嫌ならやめます……」

拓海「……………………………………あ、えっと…

   …店を出るまでなら…別にいい…ぞ…(照れ)」

ソラ「拓海さん…♡」

エルちゃん「ふーふ、ふーふっ♪」




パート128 127レス目

ましろ「拓海先輩、

    次のソラちゃんとのデートは

    少し趣向を変えたモノにさせてもらいます。

    …次のデートの時これを着てください♪」

拓海「え…?

   これって…」


~ソラとのデート当日・休日のソラシド学園~

拓海「い、いいのかコレ…

   部外者の俺が勝手にお前らの通う学校に入って…?」

【ソラシド学園の制服を着た拓海】

ましろ「まぁ、別に悪いことする気は一切ないですし…

    そもそもソラちゃんは偽造戸籍で通っているわけですから

    固いことは言いっこなし…でお願いします、拓海先輩♪」

拓海「…てか、この制服サイズピッタリなんだけど…」

ましろ「それはそうですよ。

    だって、あんさんから聞いた情報を元に

    用意したモノですし。」

拓海「…母さん……

   俺の個人情報を………」←【頭を抱える】

ソラ「拓海さん、早く早く!

   今日はわたしたちが通っている学校を存分に案内しますね♪」

拓海「ひ、引っ張るなよ!?

   慌てなくても大丈夫だから!?」

ましろ「ふふっ…♪」


~教室~

ソラ「ここが

   わたしとましろさんのクラスです♪」

拓海「ほぉ…」

ソラ「ここがわたしの席。

   隣がましろさんの席です。」

拓海「学校でも仲良い奴同士で隣の席か。

   …ちと羨ましいな。」

ソラ「えへへ…♪」

ましろ「はい2人共、席についてー

    授業始めるよー?」

【眼鏡をかけたましろが教壇に立つ】

拓海「え?

   …虹ヶ丘?」

ましろ「コラ、品田君!

    先生を呼び捨てしない!

    『虹ヶ丘先生』と呼びなさい!」

拓海「…あー……なるほど……

   そういう趣向な…」

【席につく拓海とソラ】

ましろ「ハレワタール君、

    品田君は転入して間もないから

    教科書を持っていません。

    ハレワタール君の教科書、彼に見せてあげてね?」

ソラ「はい!虹ヶ丘先生♪」

【拓海の方へと机を寄せるソラ】

ましろ「では教科書の127ページを開いてください…」

ソラ「はい、拓海さん♡」

拓海「ち、近いって…(汗)」

ソラ「ダメです♪

   ちゃんと近寄らないと教科書が見づらいじゃないですか♪」

拓海「…えぇ……?」


……


~昼食・お弁当~

ましろ「昼食は私とソラちゃんが一緒に作ったお弁当だよ♪」

ソラ「拓海さん、お弁当忘れたんですか?

   仕方ないですね…

   わたしのお弁当を分けてあげます♡」

拓海「わ、わぁ…さ、サンキュー…

   助かるよソラ…」←【棒読み】


3人「いただきます。」


拓海「お、これ美味いな…!」

ましろ「あ、それはソラちゃんが作ったヤツだよ♪」

拓海「そうなのか…

   やるじゃん、ソラ。」

ソラ「あはは…

   ちょっと照れくさいです…(照れ)」


レシピッピ「ピピー♪」


~美術室~

ましろ「ここが美術室。

    美術部は放課後と休日の午前中だけの活動だから

    午後は誰もいません。

    だからここで『虹ヶ丘先生の授業~美術編~』を

    させてもらうよ♪」

ソラ「はい、虹ヶ丘先生!」

拓海「わー、パチパチパチ…」←【低いテンションで拍手】


ましろ「では2人共、こちらの用意したスケッチブックを用いて

    お互いをスケッチしてもらいます♪」


……【スケッチ中】


【スケッチ終了後、互いのスケッチを見せ合う】

ソラ「おお…拓海さん…

   すごい!上手です…!」

拓海「こ、これぐらい普通だよ別に…大袈裟だっての…!(照れ)

   ソ、ソラだって上手いじゃん…

   しっかり特徴をとらえて描かれているからこれは俺だ、って

   はっきり分かるしな…」

ソラ「いえいえそんな…!

   わたしはまだまだ未熟ですよ…(照れ)」


ましろ(…2人共、絵が上手いなぁ…

    …………私も頑張らないとだよ………)


~廊下~

拓海「次はどこ行くんだ?」

ましろ「次は…」

クラスメイト「あれ?

       虹ヶ丘さんとハレワタールさん?」

拓海「!?」

ソラ「…っ!」

ましろ「ひやぁぁっ!?…ク、クラスメイトちゃん!?

    …こ、こんにちはだよ…(汗)」

クラスメイト「珍しいね2人揃って休日の学校に来ているなんて…

       …ん?この人は…?」

拓海「え…えと…」

ましろ「えと…その…

    し、知り合いの…上級生!

    そう、この学校の上級生で先輩だよ!?

    …ね、ソラちゃん!?」

ソラ「は…はい!

   知り合いの上級生で…」

クラスメイト「…それは噓だね。」

3人「!?」

クラスメイト「あたし、この学校のイケメンは

       上級生・同級生・下級生・先生含め

       全員チェックして顔と名前全部覚えてるんだよね。

       こんなベビーフェイスイケメン、一度見たら忘れるわけないのよ。」

ましろ「やだ、この子怖い!?」

クラスメイト「察するに部外者…他校の生徒…

       おそらく…噂のハレワタールさんの男…!」

拓海「……(汗)」

クラスメイト「先生にチクッちゃおうかなぁ…?」

ましろ「あわわわわ…

    そ、それは…!?(汗)」

クラスメイト「あ、そうだ!ねぇ、イケメン君♪

       今度デートしない?

       そうすれば見逃してあげる♪」

拓海「なっ!?」

ソラ「!?」

クラスメイト「ね~、いいでしょう?

       約束すれば誰にも言わないからぁ♪」

【クラスメイトの少女、拓海にくっつく】

拓海「え…その…(汗)」

クラスメイト「ね~、ってばぁ…♡」

ソラ「ダ、ダメですぅぅぅぅぅっ!?」


ましろ「!?」

拓海「!?」

【拓海からクラスメイトの少女を引き離すソラ】

クラスメイト「おっとと…?」

ソラ「拓海さんは…拓海さんは…

   わたしの大切な人なんですっ!!

   だから…だから…!

   盗らないでぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

ぎゅうぅぅ………!←【拓海に力いっぱい抱きつくソラ】

拓海「い…っ!?

   ソ、ソラ…少し痛い…

   力、緩めて…!?(汗)」

ソラ「…ハッ!?

   …ご、ごめんなさい拓海さんっ!?(汗)」

【拓海を離すソラ】

クラスメイト「……………………………ぷっ、

       あはっ、あはははっ………………!」

ソラ「え?」

クラスメイト「冗談だってハレワタールさん…♪

       いやぁ、青春だね~♪」

ソラ「冗…談?」

クラスメイト「うん、ちょっとからかいたかっただけ♪

       もちろんこのことは誰にも言わないから安心して♪」

ソラ「……そ…そうです、か…

   あ、ありがとうございます…!」

クラスメイト「若気の至りの小さな非行も若者の特権だからね。

       ま、精々イチャつきたまえ!」

ましろ「あ、ありがとう…

    ………ところで学校のイケメンを全員チェックして

    顔と名前、全員分覚えている、ってのも冗談?」

クラスメイト「いや、それはマジ。(真顔)

       …………………じゃあね♪」

3人「………………(やだ、この子怖い…)」

【この場を去るクラスメイト】

拓海「…そういえばソラ…

   …さっき言ったこと…」

ソラ「え…?

   ………あ…!」


{ソラ『拓海さんは…拓海さんは…わたしの大切な人なんですっ!!』}

ソラ「えっと…その…

   すみません…(照れ)」

拓海「………い、いや…

   別に謝らなくても…いい……(照れ)」

ましろ(おお、思いがけずいい雰囲気に…

    クラスメイトちゃんには感謝だよ…!

      …それにしてもソラちゃん、ちょっと独占欲強くなった…?

    ふふっ…まぁ、良い傾向と見ておこうかな?)


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