ソラ拓セレクション vol.4

ソラ拓セレクション vol.4

鉄華団おいしーなタウン支部

《パート114 115レス目・127レス目》

拓海「そういえばソラ、最近『結婚してください』って

   うっかり言わなくなったな?」

ソラ「はい。おそらくですけど…

   …拓海さんの『許嫁』になれたから

   精神的に少し余裕が出来たため…だと思います、きっと。」

拓海「そうか許嫁になったから言わなくn…は?」

ゆい「い、許嫁ぇぇっっ!?」


あまね「おい品田!?どういう事だ説明しろっ!?」

拓海「し、知らん!?俺は何も…!?」

ましろ「それについては私から説明するよ。」

拓海「虹ヶ丘!?」

あまね「……やはり君か、ましろ!?」

ましろ「うんそうだよ、あまねちゃん。

    私はここ数日の間、拓海先輩のご両親にソラちゃんの良さを

    必死にアピールしてきたんだよ。

    うちのソラちゃんが拓海先輩の伴侶として如何に相応しいかを、ね。

    そして、遂に……!」


~回想~

【テレビ電話で会話するシナモンとましろ】

シナモン『君の話は良くわかった。

     そのソラちゃんって子がどれほどいい子なのかも、ね。

     だけど、こういうのは…』

ましろ「はい、分かっています。最終的には当人同士の気持ちが大事だってことは。

    でも、万が一の時の保険が欲しいんですよ。」

シナモン『万が一?』

ましろ「はい、例えば…

    ソラちゃんが拓海先輩の子供を妊娠してしまった時など、です。

    もちろん、拓海先輩はそうなった時は

    ちゃんと責任取る人だって分かっています。

    それでも…こちらの不安は消えないんです。

    拓海先輩はゆいちゃんへの想いが強い人ですから、ね。

    最悪、ソラちゃんを捨てて…なんて有り得ないことですが、

    どうしても頭に浮かぶんですよ…」

シナモン『……ふむ。』

ましろ「そうなった場合、他にも不都合な点があります。

    ソラちゃんはスカイランドの王国最強の戦力・青の護衛隊の隊員です。

    (見習いだけど…)

    その隊員を孕ませて責任を取らずに逃げたのが

    異世界・クッキングダムに多大な影響力を持つ

    シナモンさんの息子と知れ渡った場合、

    最悪いつの日か交流が始まるかもしれないであろう

    スカイランドとクッキングダムの関係に

    少なからずの支障をきたす可能性も考えられます。」

シナモン『……』

ましろ「そういう万が一の事態に対する備えとしても…

    ソラちゃんの心情に対しても…

    この件、何卒考えてもらっていいですか…?」


~回想終わり~

ましろ「…というワケで

    『もしも拓海先輩がソラちゃんを妊娠させてしまった場合、

     拓海先輩の意思関係なくソラちゃんと結婚させる。』

    …ことを拓海先輩のご両親から約束してもらえたよ。

    これ実質上、許嫁と言っても過言ではないよね♪」

【えっへん、と胸を張るましろ】

ソラ「さすがましろさん、何度聞いてもその見事な手腕、感服です!」

パチパチパチ…←【拍手するソラ】

拓海「ちょっと待って!ホントに待って!?」

あまね「こ、ここまでとは…正直君を見くびっていた…

    恐ろしい女だな…ましろ……」

ましろ「私としてはソラちゃんの泣き寝入りは勘弁だからね♪

    先手は打たせてもらったよ♪」

ゆい「………(放心)」

拓海「ゆ、ゆい!?気をしっかり持て!?

   さっきの話は俺も知らなかったから…と、父さん達が…勝手に…

   えと、許嫁と言ってもソラを妊娠させてしまった場合の話であって…!?」

ソラ「あ、そういえば拓海さん…

   わたしを次に抱いてもらえる約束、確か今夜でしたよね?

   …これからは今まで以上に遠慮せずいきますから。

   …覚悟してくださいね、拓海さん♡」

ぎゅっ♡←【拓海に抱き着くソラ】

拓海「ソ、ソラぁ!?空気読めっ!?

   …い、いやもしかして読んだ上でワザとやってんのかソレ!?」

ソラ「…さあ、どうでしょう?自分でもわかりません……

   でも…今こうしたい気分だったのは確かです♡」


……


あげは「やるじゃん、ましろん。頑張ったようだね♪」

ましろ「うん。

    …上手く交渉出来るか不安だったけど…親友のソラちゃんのためだもん。

    多少の無茶ぐらいは、ってなんとか頑張れたよ。ふふっ♪」

おまけ

どさっ…←【ソラに押し倒される拓海】

拓海「ソ、ソラ…待ってくれ…お、俺には…!!」

ソラ「拓海さん……今まで以上に遠慮しない、って言いましたよね…♡」

拓海(な、なんて力…!?う、動けない…!)

ソラ「こっちに居られるのはアンダーグ帝国とのいざこざを終えて

   スカイランドに帰るまで…

   わたしは時間をかけて勝負していい他の皆さんと違って

   時間がありませんから…

   短期決戦で行かせてもらいますよ…拓海さん…♡」

拓海(りょ、猟犬…!

   あの可愛いワンコだったソラが…猟犬になっちまった…!?) ドキドキ…

《パート114 173レス目》

~拓海の家~

あん「ソラちゃーん、ちょっといいー?」

ソラ「はい、あんさん!なんでしょう?」

たたたた…←【あんの元へ向かうソラ】

ゆい「あんさん、最近ソラちゃんと仲いいよね。」

拓海「そうだな。母さんの奴、

   ソラが異世界の人間だから以前父さんにしたみたいに

   色々世話焼きたいんだろうな。

   …この前だって最近よく俺の家に来るようになったソラの為に

   この家で使う用にと、ソラ専用のマグカップを買ったみたいだし。」

ゆい「…え?」

拓海「それ聞いた時ソラ、凄い喜んでたな。…まぁ、当然か。

   あいつ、こっちに来て虹ヶ丘に会うまで以前は

   少し寂しい人生送ってたみたいだしな…

   こういう経験はあんまりなかったんだろうな…」

ゆい「……」

拓海「…?ゆい、どうしたんだ?

   …何か悩みでもあるのか?」

ゆい「え?…ううん、なんでもない。

   …少し、腹ペコっただけだから!」

拓海「そうか…じゃあそろそろ間食でも食うか。煎餅でいいか?」

ゆい「うん!」

ゆい(なんでだろう…あのソラちゃんが私たちだけじゃなく

   あんさんにも受け入れられている…

   それは喜ばしいことのはずなのに…胸がモヤモヤする……)


《パート115 54レス目》

梅雨入りしてからのある日、

拓海とソラが2人で出かけている時にバッタモンダーが襲撃してきた。

バッタモンダー「ちくしょ―ーっ!?なんで勝てないんだよっ!?

        …あ。

        ……今日もいい勝負だったね?

        …またね…バッタモンモン。」←【退却】

なんとか退けたものの、戦闘の最中に急な土砂降りが降って来たため

拓海とソラはずぶ濡れになっていた。

ブラぺ「しかし酷い土砂降りだな…

    スカイ、デリシャスフィールド張るから雨が弱まるまで雨宿りしよう。」

スカイ「はい。」

【デリシャスフィールドの中に入って変身を解く二人】

拓海「へくしゅんっ!?(ずびび…)

   う~…身体、少し冷えちまったか…?」

ソラ「ええ!?そ、それはいけません!

   身体を冷やしたままにしておくと風邪をひいてしまいます!?」

ぎゅ…!【拓海に抱きつくソラ】

拓海「ちょ、おいソラ!?(汗)」

ソラ「こういう時は人肌で温める…スカイランドではそれが常識なんです!」

拓海「え!?……そ、そうなのか…?スカイランドじゃ…?」

ソラ「はい。…常識です。

   だから…遠慮はいりませんよ……?」

ぎゅ……♡【さらに強く抱きしめる】

拓海「………」 ドキドキ…

ソラ「………」 ドキドキ…

拓海「…なぁソラ……」

ソラ「…はい。」

拓海「……実は思っていたよりも身体を冷やしちまったみたいでまだ結構寒いんだ。

   身体をもっと温めるため…少し運動しないか……?(照れ)」

ソラ「……はい、拓海さん♡」

《パート115 110レス目》

ソラ「はむ、ん、、ちゅぷ、んん…」←【拓海のモノをフ〇ラ〇オしている】

拓海「う…ソラ…そろそろ…」

ソラ「はむぅ、ん、ちゅぷ、ちゅぴ、ちゅぷ…!」

拓海「うあ…ソ、ソラ!か、かけるぞっ!!」

ソラ「…ぷはっ」

拓海「あ、くああああぁ…!!」

ソラ「はぁ…♡拓海さん…熱いっ♡」

【拓海のホットミルクをかけられるソラ】

拓海「はぁ…はぁ…」

ソラ「すぅ…はぁ…凄い…匂い…♡

   拓海さんに…『マーキング』というのをされちゃいました…♡」

拓海「…ごくっ……(あのソラが俺の白いのでドロドロに……エロいな…)」

ソラ「こんなにかけられたら…拓海さんの匂い…取れなくなっちゃいますよ…♡

   でも…それも悪くないかもしれません……♡

   ずっと…拓海さんの匂いに浸っていられますし…♡」

拓海「…酷い匂いがするヒーロー、ってバカにされても知らないぞ?」

ソラ「それは…嫌です…

   でも…もっと拓海さんにマーキングして欲しい…♡」

拓海「じゃあ…匂いが外に漏れないよう

   次からはソラの中にマーキングしないとな…」

ソラ「はい…♡」

この後めちゃくちゃソラの中にマーキングした。

《パート116 80レス目》

ましろ「もうすぐ私達の通うソラシド学園でもプール開き!

    プールと言えば水着!…というわけで

    ソラちゃんの大好きな拓海先輩にだけ特別に

    ソラちゃんのスクール水着姿を真っ先にお披露目だよ!

    わぁ、パチパチパチ…♪」←【拍手】

ソラ「じゃーん♪…拓海さん、

   どうでしょう?」←【若干照れつつも、ましろのノリに合わせる】

拓海「………………………………………………………………………ぉぉ……っ…」

ましろ(よし、平静を装っているけどちゃんと反応しているみたいだよ。

    ゆいちゃんに一途といえども

    まだまだ15歳前後の健全な男性だもんね…♪)←【心の中でガッツポーズ】

拓海(……スレンダーで身体がしっかり出来ているソラには

   やはりこういうスポーティーなヤツが似合うな…)←【ガン見】

ソラ(た、拓海さんがじっとこちらを見ている…

   う、嬉しいような恥ずかしいような……)←【照れ】

ましろ「じゃあ、私は退室しますから後はお好きに…♪

    ソラちゃん、ファイトだよ!」

ソラ「は、はい!」

【部屋に残される拓海とソラ】

拓海「………」

ソラ「………(照れ)」

拓海「………なぁ、ソラ」

ソラ「……はい、なんでしょう…拓海さん……?」

拓海「ちゃんとその水着がサイズとかソラの身体に合っている物かどうか…

   軽く運動して確かめてみないか…?」

ソラ「…はい♡拓海さん…一緒に確認してみましょう♡」

【この後滅茶苦茶セッ〇スした】

《パート117 31レス目》

拓海が一人でいるところを狙ってバッタモンダー襲来!

バッタモンダー「悪いけどプリキュアに協力する邪魔者は潰させてもらうよ?」

ランボーグを浄化出来ないブラぺは倒してもすぐ復活するランボーグに苦戦。

そしてダメージの蓄積によって遂に倒れてしまう…

そこでやっと救援に駆けつけてきたプレシャス・スカイ・ムーンライト…!

プレシャス「拓海っ!?拓海ぃっ!?」

拓海「……」←【気絶】

ムーンライト「酷い怪我…!早く安全な所へ運ばないと…!」

スカイ「……っ!…バッタモンダーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

プレシャス&ムーンライト「っ!?」

バッタモンダー「……ひっ!?」

プレシャス(ス、スカイ…!?…怒って…いる?

      でも…スカイの…ソラちゃんのあんな顔…見たことない…!?)

コメコメ「ス、スカイ…怖いコメ…!」←【涙目で震える】

スカイ「スカイランドであれだけのことしただけで飽き足らず…

    拓海さんまで…拓海さんまでぇぇっ!!」

ムーンライト「落ち着きなさい!」←【スカイの肩を掴んで制止する】

スカイ「ムーンライトっ!邪魔…」

ムーンライト「邪魔するわ。…今のあなたを戦わせるわけにはいかない。

       今は拓海君を安全なとこに運ぶのが最優先。

       …ランボーグの相手はこっちが引き受けるわ。

       あなたはプレシャスと一緒に拓海君を…!」

スカイ「……っ!

    ……………………………はい…すみません…

    ムーンライト…この場は任せます…

    プレシャス、行きましょう……!」

プレシャス「う、うん…」


【負傷した拓海を連れて戦線離脱するプレシャスとスカイ】

スカイ「………」

プレシャス(スカイ…ソラちゃんが凄く取り乱したから、

      かえってこっちは冷静になることが出来た…

      でも…あのソラちゃんが…あんな怖い顔するほど怒るなんて…

      まるで…門平さんに酷いことしたゴーダッツに

      怒りのおもむくまま向かっていった拓海みたいだった…

      …ソラちゃん…それ程までに拓海のことが……)


《パート118 48レス目》

拓海「し、しまった…うっかりデートの約束、

   ゆいとソラを同じ日にダブルブッキングしてしまった!?」

うっかり、ゆいとソラのデート日を同じ日に約束してしまった拓海!

あまね「何を迷う必要がある品田。

    ソラの方の約束を取り消してゆいとデートすればいいだろう?」

ましろ「異議ありだよ あまねちゃん!

    いくら拓海先輩の本命がゆいちゃんだからってそれは横暴すぎるよ!

    チャンスは平等であるべきだよ!」

あまね「ふ…恋愛は平等ではない。明確に格差があるものなんだ。」

ましろ「それを決めるのはあまねちゃんじゃないんだよ…!」

拓海「ふ、二人共喧嘩はやめろって…(汗)」

あまね&ましろ「「誰のせいだと思っている(の)?」」

拓海「はい、俺のせいです。ごめんなさい…」

『デートはこちらの推しとすべき』と

互いに主張を一向に譲らない

拓ゆい派・あまね と ソラ拓派・ましろ。

そんな二人の間に割って入ったのは

拓ゆいもソラ拓も両方推している拓海の母・品田あん。

あん「じゃあ、ゆいちゃんとソラちゃんが何らかの勝負をして

   勝った方がたっくんとデート出来る…ってのはどうかしら?

   勝負方法はそうね…二人共色々パワフルだし

   腕相撲対決………ってのはどうかしら?」

あんの提案を飲む両陣営。

かくして、拓海とのデートを賭けた

ゆいとソラの腕相撲対決が幕を開ける…!


~拓海の家~

ゆい「手加減しないよ、ソラちゃん?」

ソラ「それはこちらもです。

   拓海さんとのデート、絶対にモノにしてみせます…!」

あまね「ゆい、準備は万端か?」

ゆい「もちろん。

   今日はいつもより多めにご飯を食べてきたし…絶対勝つよ!」

ましろ「ソラちゃん、負けないでね。応援…しているから!」

ソラ「はい!ましろさんが応援してくれるなら『百人力』…ですよね確か?

   …うん、『百人力』で間違いないはずです!頑張ります!」

ルールー「レフェリーは公平を期すためアンドロイドである

     ルールー・アムールが務めさせて頂きます。

     …なお後で拓海の作った何らかの料理を

     食べさせてもらいます。(じゅるり)」

あん「実況はたっくんのお母さんである

   この品田あんがお送りします♪」

ゆい「あれ?そういえば拓海は…?」

ソラ「そういえば見当たりませんね…?」

あん「たっくんなら先日知り合ったという

   薬師寺さあやちゃんとのデートに行かせたわ♡」

ゆい&ソラ「!?」

ルールー「ほう…さあや、なかなかやりますね…」

あん「嫉妬で2人の闘争心を高めるための処置よ。

   …やる気出たでしょ?」

ゆい「拓海…また新しい女の子と…!(ぎりり…!)」 ゴゴゴゴゴゴゴ…!

ソラ「またライバルが…!

   やはり…ましろさんの言う通り、

   『既成事実』…からの『デキ婚』…狙いの短期決戦で…

   いかなければなりませんね…!

   その為にもチャンスは…逃せない…!」 メラメラ…!

あん「ふふっ…やる気出たみたいね♪」


【ゆいとソラの腕相撲対決】

ルールー「両者、準備はいいですか?」

【ゆいとソラ、互いに頷く】

ルールー「それでは腕相撲対決…レディー……ゴー!」

ゆい「ふぬぅ…!」

ソラ「い…ぎぃ…!」

あん「さあ、戦いの火ぶたは切って落とされたぁ!

   両者共に最初からフルスロットル!

   現状、ゆいちゃんがやや優勢!」

ゆい(ソラちゃんには悪いけど…

   拓海との『お出かけ』の予定を潰されたくないの!)

ソラ(なんてパワー…

   力だけなら間違いなくゆいさんの方が上…!…でも…!)

ゆい「!?」

あん「おーっと!?ソラちゃん徐々に押し返して来ている!」

ソラ(拓海さんとの『デート』の予定を…

   取り消しにされたくないのはこっちだって同じなんです!)

ゆい「う…うぅ…!」

あん「あーっと!今度はソラちゃん、優勢!

   ゆいちゃん、このまま押し切られるのかぁ!?」

ゆい「ぬぅう…がぁぁぁぁっ!」

ソラ「!?」

あん「今度はゆいちゃんが押し返す!…ゆいちゃん、再び優勢!」

ゆい「ソラ…ちゃん…甘く…見ないで…

   拓海のことであたしは…負けるわけいかないの…!

   だって…あたしは拓海の傍にずっと居た『幼馴染』…だから…!」

ソラ「…………………っ!!」

ましろ「ソラちゃん!?」

あまね「…決まりだな。」

ソラ「う、ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ゆい「!?…う、そ…!?」

あまね「…!?ば、馬鹿な!?」

あん「な、なんと!?ソラちゃん絶体絶命の状況から一転!

   逆にゆいちゃんを追い詰めたぁぁぁっ!?」

ソラ「ゆいさん…それ…嫌味ですか…!?

   友達すら作らず…夢に向かって…努力してきたわたしに対して…!?

   甘く見ているのは…そっち…でしょう!?

   恵まれすぎなんです…よ…ゆいさんは!」

ゆい「う…ヒ、ヒーローなら…あたしの『幼馴染』…取らないで…よ…!」

ソラ「『幼馴染』は…いりません…!

   欲しいのは…拓海さんという…『恋人』です…!」

ゆい「へ、屁理屈…!」

ソラ「屁理屈…結構!

   ヒ、ヒーローだって…恋ぐらい…して…いいでしょう…!?

   初恋…なんです…全力で…ぶつかって何が悪いんですか…!?」

ゆい「そ…そんなの…知らない…!」

ソラ「でしょう…ね…!

   いつまでも…『幼馴染』…という…立場に…甘えて…いる…

   ゆいさん、に…

   わたしの…気持ちは…わかるはず…ありませんよ…!」

ゆい「甘え…!?」

ソラ「だって…そうでしょ…!?

   ゆいさんはただ待つだけで…欲しいものが手に入る…!

   わたしは…どれだけ死に物狂いで…求めても…いまだ届かない…のに…!」

ましろ「ソラちゃんっ!

    …そのまま…いっけぇぇぇぇっ!!」

あまね「ゆい!しっかりしろ!」

ゆい&ソラ「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

ダンっ!←【勝敗が決する】


ゆい「………あ………」

ソラ「はぁ…はぁ…はぁ…」

ルールー「…勝負あり!ウイナー…ソラ・ハレワタール!」


……

ゆい「う…うぅ…!」←【涙目】

あまね「…今回は負け…のようだな。」

あまね(しかし…『甘え』か…

    品田とゆいの絆を信じすぎるあまり…確かにあったのかもしれんな…

    それが今回の結果を招いてしまった、と見るべきか…)

あまね「それにしても…『持たざる者の意地』…大したものだ。」

ましろ「ソラちゃん…!やったね…!」←【嬉し泣き】

ソラ「…はい!……勝ちました…勝ちましたよ、ましろさん!」←【嬉し泣き】

あん「二人共、ナイスファイトだったわ。…頑張ったわね?」


【後日…デート当日】

ソラ「拓海さん、お待たせしました!」

拓海「おう、母さんに聞いたぞ。

   デートを賭けた腕相撲対決でゆいに勝ったらしいな。」

ソラ「はい!辛勝でしたが…なんとか勝てました!」

拓海「そうか…」

ソラ「……………。

   …もしかして…ゆいさんに勝って欲しかった…ですか?」

拓海「……正直に言うと、な…」

ソラ「(ガーンっ!?)

   ひ、酷いですっ!?

   拓海さんはゆいさんのことが好きって知ってましたが…!

   ここまで露骨に…!?」

拓海「わ、悪い…!

   嘘を言うとかえってもっと傷つけると思って…

   正直過ぎた!すまん!」

ソラ「むぅ…!」←【ふくれっ面】

拓海「(わ、話題変えないと…!)

   で、でも腕相撲とはいえあの馬鹿力のゆいに勝てたのは素直に凄いと思うぞ。

   …やるじゃん、ソラ。」

【ソラの頭を撫でる】

ソラ「………まぁ、褒めてくれたことに免じて、

   さっき酷いこと言ったのは許してあげます…

   ちゃんと反省している人を必要以上責めない器の大きさも

   ヒーローに必要ですから…(照れ)」

拓海「…サンキュ。」


拓海「ところで…どこか行きたいとこあるか?虹ヶ丘からのデートプランとかは?」

ソラ「ましろさんからは今回なにも言われてないですね。

   …拓海さんの行きたいところで構いませんよ♪」

拓海「そうか。…実は最近新しい趣味が出来たんだ。

   とある飲食店のメニューにハマってな…一緒に行ってみないか?」

ソラ「はい、拓海さん♡」

おまけ

はな「ええ!?さあや、拓海君とデートしたの!?」

ほまれ「へ、へぇ…さあや、意外とやるじゃん…」

さあや「ち、違うの!?

    デートじゃなくて一緒にお食事しただけ…!(赤面)」←【アタフタ…】

えみる「男女2人組でそれは世間一般ではデートというのです!」

さあや「も、もう…!」

はな「ああ~っ、みんないつの間にか拓海君と仲良くなってて羨ましい~!?

   私も拓海君と仲良くなって皆と一緒に楽しくワイワイ遊びたいよ~~っ!?」

ルールー(しかし…さあやと食事…ですか…

     拓海、変な影響受けていないでしょうか…

     ………………さあやは度を越した辛党ですし…)


……


~おいしーなタウン・とある激辛料理専門店の店内~

ソラ「かぁぁぁらぁぁぁいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!?」

《パート118 62レス目》

拓海「な…なんじゃこりゃぁぁぁぁっ!?」

ゆい「やあぁぁぁぁっ!?拓海の下半身が…!?」

【拓海の下半身が触手になる】

あまね「ははは…!これは品田とのプレイの幅を広げるため

    この私がナルシストルーに土下座してまで作成を頼み込んだ

    特注品…『ショクシュ二ナーレ』!

    これから放射される光線を浴びると浴びた箇所が触手になるのだ!

    …ちなみに効果は1日間だけだ!」

拓海「うわっ、自分の意思で自由自在細かく動かせる!?

   色々凄いが……気持悪っ!?」

うにょうにょ…←【触手を動かす】

らん「はにゃぁっ!?き、キモイ!?」←【逃走】

のどか「ふわぁ!?ご、ごめん拓海君…さすがに無理ぃ!?」←【逃走】

ここね「ご、ごめんなさい…生理的に無理!?」←【逃走】

ゆい「あ、あたしもパスっ!?ごめん、拓海!?」←【逃走】

あまね「あ、みんな…!?なんだまったく…

    人がせっかく良かれと思って…

    なぁ…品田…」

うにょうにょ…←【蠢く触手】

あまね「……私も用事を思い出した。か、帰らせてもらう…!」←【逃走】

拓海「あっ!?菓彩お前…!

   こんなことしでかしておいてお前も逃げるな!?」

ソラ「………」

拓海「…?

   ソラ?…ソラは平気なのか、コレ?」

うにょうにょ…←【触手を動かす】

ソラ「え!?…い、いえ…全然平気…ってわけではないのですが…!

   …でも…少々お待ちください!」

【ソラ、手持ちの鞄をあさる】

ソラ「…あった。…えっと…拓海さん…

   せっかくですし…試したい『プレイ』とやらがあるのですが…

   やってもらえませんか…?

   これに描かれているモノなんですが…(赤面)」

【ヒロインピンチもののエロ本を拓海に見せるソラ】

拓海「……ソラ…お前……」←【ドン引き】

ソラ「だ、誰彼構わずヤりたいワケではありませんよ!?

   た、拓海さんだから…です!

   拓海さん以外とは嫌ですからね、わたしだって!?(赤面)」

【あたふたするソラ】


なんだかんだでこの後、ソラと滅茶苦茶触手プレイした。

ましろ「ソラちゃん…すっかり頭の中ピンク色だね…(涙)

    これは拓海先輩に絶対責任取らせないと…

    ちゃんとソラちゃんをお嫁に貰ってもらわなきゃだよ…」

【ましろ、鼻血を紙で拭き取りながらソラ拓成就の決意を改めて固める】



《パート118 129レス目》

ソラ「すみません、拓海さん。

   シャワー…だけでなく服までお貸しいただいて…(照れ)」

【拓海の服を着たソラ(シャワー上がり、少々ぶかぶか)】

拓海「(ドキっ…)

   お、おう…気にすんな…」

拓海(な、なんでこういう状況になったんだ…?)


事の始まりは約1時間前。その日は天気予報で雨が降ると予報が出されていた。

…そして案の定、雨が降る。

しかし…雨は雨でも大雨。

雨の強弱という点においてだけ予報は外れてしまった。

拓海(今日はソラがうちに来る、って約束だったが…来るのかな、あいつ…?)

…なんてことを拓海が考えてたところソラが拓海の家に辿り着く。

…ずぶ濡れの状態で。

拓海「お、お前…ずぶ濡れじゃないか!?傘は!?」

ソラ「あー…それがですね…」

ソラが言うには自身がさしていた傘は、

突然の大雨で困っていた傘を持っていない見知らぬ人にあげてしまった、

とのことだった。

拓海はソラの献身性に『さすがヒーローだな。』と思いつつも少々呆れた。

拓海「…取り敢えずシャワーを浴びてこい。

   代わりの服はこちらで用意するから…」

ソラ「あはは…ありがとうございます……」

拓海はソラが浴室でシャワーを浴びている間、代わりの服を用意する。

拓海(代わりの服は母さんのを…

   いや、後でソラとほぼ間違いなくヤることを考えると…それはちょっと…)

というワケで拓海は自分の服を貸すことに。

そしてソラがシャワーを浴び終え、今に至る。


~拓海の部屋~

【ベッドに並んで腰掛ける2人】

ソラ「……拓海さんの服……なんですよね、これ……?」 ドキドキ…

拓海「そ、そうだな…」 ドキドキ…

拓海(な、なんか変な感じだな…コレ…

   自分の服を他の人…しかも女の子に貸すの…) ドキドキ…

ソラ(拓海さんの服…当然といえば当然ですが…大きい…) ドキドキ…

拓海(あ…そういえば…下着はどうしてるんだろ…?

   服を用意した時そこまで考えがいかなかったな…

   結構濡れてたし…やっぱり脱いでるのかな…?

   …となると…ノーブラ…?ノーブラで俺の服を…?

   まさかジーンズの下は…ノーパン…?) ドキドキ…

ソラ(拓海さんはいつもこれを着て…そう…考えると…) ドキドキ…


…………←【沈黙】


拓海「…なあ…ソラ…?」

ソラ「はい…なんでしょう、拓海さん?」

拓海「せっかくシャワーで温めた身体を冷やすのもなんだし…

   そろそろ…始めないか…?

   今日も…そのつもりでうちに来たんだろ…?(照れ)」

【隣のソラの手を握る拓海】

ソラ「…はい♡」


この後滅茶苦茶セッ〇スした。

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