ソラ拓とスワンボート

ソラ拓とスワンボート

鉄華団おいしーなタウン支部

~大きな池がある公園でデート中のソラ拓コンビ~


ソラ

「おや? 拓海さん、あれはなんですか?」

【池の上に浮かんでいるスワンボートに興味を持つソラ】


拓海

「ん? ああ……あれはスワンボートだな。」


ソラ

「スワンボート?」

スワンボート

拓海

「池の上の散歩を楽しむための乗り物だな。

 ハンドルと足元にあるペダルを使って移動するんだ。」


ソラ

「へぇ……………(うずうず)」


拓海

「(相変わらずわかりやすいなコイツ…)

 ……………………………乗りたいのか?」


ソラ

「……へ? な、なんでわかったんですか!?

 …ハッ!?

 まさか…わたしと拓海さんの愛の絆で…!?」

じ~ん…←【感動するソラ】


拓海

「……あー…

 もうそういうことでいいや……(呆れ笑い)」


と、いうわけでスワンボートに乗ることに。


……


~スワンボートの船着き場~


ソラ

「そういえば拓海さんは以前に

 スワンボートとやらに乗ったことがあるんですか?」


拓海

「ガキの頃に家族と一緒に。……そういえば、

 あの時は父さんと母さんが動かしていたから…

 ……実際に運転するのはこれが初めてだな……」


ソラ

「そうですか……えへへ……♡

 拓海さんの初運転に

 お付き合いできるとは…光栄です♡」


拓海

「ははは、大袈裟だっての。」


【公園のスタッフに料金を払い、スワンボートに乗る二人】


……


~スワンボートon池の上~

ソラ

「わー……♪ 池の上をスイスイと渡ってます♪」


拓海

「こらこら、乗り出しすぎだぞ。

 池に落ちてもしらないからな?」


ソラ

「大丈夫です!仮に落ちても

 これぐらいの大きさの池なら

 余裕で対岸まで水底を歩いて渡れます!

 泳ぐまでもありません!(ドヤァ)」


拓海

「……ソラにとっては

 そっちの方が泳ぐより楽なのか……(呆れ)」


……


【池のど真ん中を漂うスワンボート】


ソラ

「それにしても……

 水の上に二人っきり、って少し新鮮ですね。」


拓海

「そうだな。

 地に足のついてないが故の……ゆらゆら感?

 それも合わさって………非日常感があるな。」


ソラ

「………💡(ピカッと閃きました!)

 ……拓海さん、少しいいですか?」


拓海

「ん?」


……


拓海

「う…く…♡

 こんなとこで…ヤっちまうのかよ…♡」


【スワンボート内で求愛ダンス(意味深)するソラ拓コンビ】


ソラ

「えへへ…♡ せっかくの体験ですから…あん♡

 …しっかり身体に刻みこんで…はぁ…♡はぁ…♡

 想い出を…忘れないようにしたいんです…♡」


拓海

「たくっ…他の人に見つかったら…

 …ううっ♡…どうすんだ…?」


ソラ

「そんなこと言って…ああん♡

 …拓海さんの『腰漕ぎ』…♡

 さっきから止まらないじゃないですかぁ…♡」


拓海

「足漕ぎみたいに……言うなっての…!」


ソラ

「きゃぁぁぁんっ♡」



~他のスワンボート~


子供

「パパー、あのボートすごい揺れてるよー?」


父親

「こ、こら! 見ちゃダメだ!(汗)」

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