ソラちゃんワンコ

ソラちゃんワンコ

モテパニ作者

ソラ「わー!本当にワンちゃんたくさんですー!」

ましろ「もーソラちゃんはしゃぎ過ぎるとコケちゃうよ」

ある休日の日、ソラ達は野外のワンコと触れ合える施設へと足を運んでいた。

きっかけは虹ヶ丘宅にてソラとエルのワンコの特集番組の視聴だった。

ソラ『ワンコ!かわいいですね!スカイランドでは見たこと無い生き物です!ねえエルちゃん!』

エル『えるぅ〜』

そんなわけで興味を持った二人のためにワンコと触れ合える場所を探して今日やってきたのだった。

ワンコ達の広場に入るとソラはさっそくワンコに囲まれる。

ソラ「あはは!かわいいですよ!ましろさーん!エルちゃーん!それに拓海さーん!早く来てくださいよー!」

ましろ「もーソラちゃんったら、それにしても今日はすいません拓海さん。ソラシド市にはこういう場所無かったので、休日に付き合ってもらっちゃって」

拓海「いーよ別に。俺もこういう場所来るの初めてだし、むしろよかったよ」

ソラ達の他にもう一人いるのは品田拓海。

ソラがとある縁で出会ったゆい達の友達で、そこからソラやましろと知り合うことになった男性だった。

今日彼を呼んだのはましろが言っていた通りソラ達が住むソラシド市にはワンコと触れ合える場所が見つからず、彼の住むおいし〜なタウン近辺にこの場所の心当たりを彼が持っていた事が理由である。

拓海「虹ヶ丘もエルちゃんは俺に任せて行ってきていいんだぞ?」

ましろ「あはは…わたしはソラちゃんやワンちゃん達についていける自信無いのでエルちゃんと一緒にのんびり楽しみます。あ、ほらエルちゃんこっちの子もかわいいよ」

エル「えるぅ〜!」

そう言って小さなワンコに駆け寄るましろ。そして残された拓海にも一匹寄ってきた。

拓海「お、やっぱこういうところのやつだけあって人懐っこいな。そぉら!これ取ってこい!」

拓海は入り口で貸し出ししていたフリスビーを投げる。

ソラ「はぁっ!」

そしてそれをキャッチしたのは拓海に寄ってきたワンコではなくソラであった。

ソラ「どうぞ、拓海さん」

拓海「なんでソラが取ってくるんだよ!?」

ソラ「え!?だって今わたしに取ってこいって」

拓海「ただの掛け声だよ!」

ましろ「もーソラちゃんったら…」

エル「えるぅ〜」


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