スレ主様ありがとうございます

スレ主様ありがとうございます


イラストが嬉しかったので医療団になって会えたifで頭撫でてるの書きました

あのイラスト好きだ……





「あー……頭触ってもいいか」

「今でも聞くんだな。まァ、かまわねェよ」

 恥ずかしそうに言ったスケベに対し、ローは生意気な態度ながらも自分の帽子を取ってかがんだ。満更ではないようだ。

「……ありがとな」

 それに何となく気づいたスケベは照れながらも自身の右手を頭に乗せた。そして片手でローの頭を撫で始めた。

「ん?ああ……よっと」

「お、おい」

 片手しか使わない理由に気づいたローは無理やりスケベの左手を自分の頭に乗せた。当然、スケベは困惑した。

「せっかくおれの頭を撫でてんだ。ちゃんと両手でやってもらわねェとな。……にしても、ずいぶん下手くそだな」

「動かねェ左手を無理やり自分の頭に乗せたくせによく言うわ!」

 偉そうに笑うローにムカついたスケベは言い返す。でも彼の言う通り撫で方は上手ではなく、彼の頭は少しボサボサになってしまった。

「……人の頭撫でるなんて今までなかったんだよ。悪かったな」

 それが少しだけ申し訳なくなり、スケベは顔をそむけながらボソリと言った。その言葉に対してローは首をかしげた。

「なら何でいきなりそんなこと言ったんだ?」

 正鵠を射た質問にスケベの言葉は詰まった。理由はあるがそれは彼にとって気恥ずかしいものだった。

 少しの間が空いたあと、スケベは少し覚悟をもってローと目を合わせた。

「いやその……大きくなったなと思って」

 ローの顔を見るために目線を下げる必要はなかった。

「……ま、初めてあったときから随分と時間が経っちまってるからな」

 スケベの理由を聞いたローは目を伏せながら笑った。







追記

スレが終わってしまったのでここでお礼を言わせてください。SSじゃなくてすみません……




最初はスレ主様の素敵なイラストにありえそうな設定、そして魅力的なキャラに牽かれてこのスレに参加していました。そしてあの最期を見て納得と同時に泣き、『でも』と思ってしまいました。


実際はあの終わりでもifでなら

たとえifでもいいから

ローには知って欲しい

スケベには生きてローと再会して笑いあって欲しい


その思いがSSを書くきっかけでした


思いきって聞いたもののダメ元だったのでスレ主様の寛大なお心によって許可が出たときはとても嬉しかったです



拙いSSでしたが待ってくださった皆様のおかげで無事書き上げることができました。

本当にありがとうございます。

反応も沢山いただけてとても嬉しかったです。いただけたときは驚きや喜びと同時にスケベやローのことを大切にしている人が沢山いるのだなと思いました。


どれもこれも始められたスレ主様のおかげです。本当にありがとうございます。

感謝なんてとんでもない!こちらもSSを書かせていただけて光栄でした。



長くなりましたが最後にもう一度感謝を

スレ主様、そして拙作を見てくださった皆様方、本当にありがとうございます。

とても楽しかったです!

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