スレ主はアプーちゃんとイチャイチャしたい
SS
意気込み
アプーちゃんを可愛く書く
クッション
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腰をがっちりと足で掴まれ、伸ばした長い腕が、背中から胸までロープのように巻き付いてくる。俺はバランスを崩して前のめりに…顔が…
「近い」
「もう繋がってんだぜ?顔くらい近づけたって、いーじゃねーか」
気づいたら右手がいつの間にか体から離れていた。視界に浮く腕を確認した時には、頭をぐっと抑えつけられる。
柔い。
「…ん…ん♡」
唇を吸われている。鼻息がくすぐったい。密着するこの感じは至上、飲み込まれつつ子宮に快楽を響かせていく。
「はぁ…んん…良い…」
離れると、俺の目は温く赤らんだ顔を映すことになった。その表情に耐えきれなかったので、今度はこっちから。
吐息が口内をひゅう、と、通っていった。その間もずっと奥まで責めているので、
「んんぅぅ♡」
と、快楽に喘ぐ声が俺の口を揺らしている。そんな中、背中にのしかかった手が少し離れ、とんとん、と肩を小突いた。
「どうした」
また唇を離してじっと見ると、心臓が、感情が動き始める。
「…はぁ…し、舌…くれ…気持ちよく…させてやる♡」
潤んだ目にソフトな楽しみを鷲掴みにされる。確かにこれくらいで満足するのは、不自然だ。上も、下も、もっと激しい方が良い。
「はぁ…ッは…はぁっ…んぁ…はぁっ」
喘ぐ声と粘っこい水の音が、目を閉じたままの俺には余計大きく聴こえている。
精神の根本まで繋がって、交わって、解けない性愛、それは俺を惑わす。本能を乱暴に引っ張られて時間の感覚を失う。この行為はいつまで続くのか、終わらなければいいのではないか、途方もない願いに眉を顰めた俺は唇を離した。糸を引く。
「なんだよぉ〜♡今…いい感じだったのに♡」
うっとりとした目で舌をくい、と上げてねだってくる女性らしさが、俺の心の琴線に触れた。
「気持ちよくさせるって言ったよな」
「なれなかったならっもっと…しよ♡」
「違う、言い方が気に入らない。これはお前がやりたかっただけだろ」
手が動いている腰を撫でる。
「アピャ♡バレ…ちまった♡」
またニヤニヤしている…腹が立つ。
「うぐッ♡」
一方的な蹂躙を試みる。
「どこが気持ちいい?」
「ふぁッあっんっはぁッ今お前がっ挿れてっるとこお゛ッ♡」
都合が良い。
「それはどこだ?名前を言え」
怒りのまま動きを速くする。
「う゛ぁぁぁぁぁ♡いっ…嫌にっ…決まってんだろぉ!!」
「何で言えないんだ?恥ずかしいのか?」
「またっ言わされ…るのがなぁ…癪に…触る…!なんでっお前なんかに゛ッい゛♡♡まっまてっそこ…お゛ッ♡♡」
汗が凄く若干くらりとするのだが、根を上げるまで我慢だ。
「あ゛ぁ♡やばいっまた…や゛っやだぁ激ひい゛いい♡いぐっむ゛っい゛♡♡…ふや゛ぁぁぁ♡♡…あ゛ぁ…」
コイツばかりイッて満足している…これは、もう少し後までとっておきたかったが、俺も楽しみたい。足を開き、頭の方まで持っていく。
「何してんだ」
「繋がっているところ、しっかり見ろ」
「えぇ嫌だよ!気持ちわりぃ」
怠そうに言うと目を逸らした。そういうところで心をさらに乱してくる、ずっとそうじゃないか。俺は怒りや悔しさなど全て込めた一撃を、穴の中に向かって真っ直ぐに、奥深く突き刺した。
「へぎゅッ!??」
間抜けな叫び声、溜飲を下げ、同時に膨れ上がる射精感。俺は体を包み込むようにして何度も掘り当てた。
抑えていた足は弱々しく項垂れ、動きに合わせてふらふらと揺れるだけになっていく。
「や…め…ろ」
抵抗が耳の中をそよ風のように通り抜け、楽しくなってきた。
だが、興が削がれるのも早い。
「ぐ…あ゛」
絞り出したような呻き声が度々上がるが、気に入らないことに、苦痛を感じているような表情がまるで見えなかった。むしろコイツは悦んでいる。
「中に出すぞ」
「な…か…お…もし…ろ…そ…あ゛ぁぁぁっ」
「面白い?…何がだよ、恥ずかしくないのか男として!」
栓が一気に緩み、俺は半ば衝動的に、言いたいことを咀嚼する前にさっさと怒鳴ってしまう…何故、口からそんな言葉が出てきた?
アプーは笑った。
「男…かぁ…これでぇ…?」
揶揄うように、嘲るように。舌を舐め、先刻まで嫌がっていたというのに結合部を眺め、また笑った。
「あんが…い…見れるな…アッピャッピャッ…ん゛っ…むしろ…」
その目は離れていかない。
「興奮…する…」
「変態が。あ…やべ、イきそ、イく」
馬鹿みたいに腰が動く。釈然としないまま俺は至ろうとしている。アプーは俺の言葉でまた笑うと、得意げな顔で抱きしめてきた。強く、痛みさえある。開かれた口が言い出したのは、
「来て」
思考を止められる。
「Darling♡♡」
どこか媚びて、柔らかく、深く、吐息を混ぜながら。
「…ふざけた野郎だな」
俺はそれだけ言ってすぐに唇を奪う。もう喋らせたくない。鳴り止まない心臓、すっかり忘れていた…また、してやられた…!
精液が注ぎ込まれていく。
いつも話していた時と同じ声をいきなり出されたのだ。ぎりぎり保っていた正気さえ粉々に破壊された。
可愛い子だよ。生意気で口が少し悪かったが、遊んで楽しくなかったことも別に無い、正直に言うと女として見てた、華奢な体型だったがワンチャンあったら嬉しい、くらいは思っていたな…。
コイツは、そういう奴だった。
背中をなぞる手つきが妙に優しい。要らないんだよそういうの…勘弁してくれ。
体を離すと、名残惜しそうに手を伸ばし、フラフラしながら起き上がって俺の体をまた抱きしめる。釣り合わない体格への違和感ももう無い。心臓が鳴り止まない。俺も腕を回してしまうが、
「ふぃー疲れて動けねぇな〜!水くれ水」
突然の低い声で我に返らされた。余韻を知らないのか。
持ってくるとすぐに奪い取って飲み干し、
「暑ぅ」
ベッドに足を投げ出してパタパタと手で風を作っている…なんだか終わった気がしない。
「アプーちゃん」
前みたいに呼んでみた。
「お?さては女のおれが名残惜しい??アワレだなァ〜そんなもんハナからいねェよ!」
フン、と鼻で笑われた。小馬鹿にした口調、何故か、燻っていた性欲に再度火が付く。
俺は肩を掴んで、その顔を睨みつけた。
「考えてみろ。テメーみたいな男に可愛い女の子が易々寄ってくると思ってたのか?アッピャッピャッ!夢見過ぎだ!」
「黙れ、今からバックでやるぞ」
「…終わったもんかと…」
筋違いの煽りは全く効かなかった。
従順に差し出された尻、広がった穴は白濁液を垂らしている。指を突っ込めば、ぐちゅ、と、中に残っている精液が音を立てた。アプーは少し息を吸って、小刻みに体を震わせた。
「お前、本当に可愛いよな」
「今…んっ…気づいたかぁ…おせーよ」
「ずっと思ってた」
精液を塗り込むように指を最初から激しく出し入れすると、
「あ゛ぁぁぁ♡あっ♡んふああ゛ぁぁ気持ぢいいぃ♡♡」
枕にしがみつき悶絶、なるほど…準備は出来ているようだ。
引き抜いた指を覆う精液をコイツの柔らかい尻で拭いて、また少しずつ繋がっていく。床にのめり込む上半身と、ぴんと張った下半身の対照が可愛らしい。
「はー…あんまり激しくするなよ…もうだいぶきついから…」
聞き入れるつもりはハナからない。
再開。