スリラーバーク編、トットムジカ顕現
くま「"麦わらのルフィ"の首一つおれに差し出せ……そうすればお前達の命は助けてやる」
ウタ「ルフィの…!?だめ…だめだよそんなの……ウゥ!」キイィ…ン!!
ウソップ「お、おいどうしたウタ!?」
チョッパー「大丈夫か!?頭でも打ったのか!?」
ロビン「頭…!!そういえば、ここへ来る時に一度頭痛がすると言っていたわね…!色々なことがありすぎて忘れていたけれど…」
ウタ「ハァ…!ハァ…!!ウゥ!!」
?(……エ………タエ…………!!!)
ウタ(なに……あたまのなかで……なにかが…!)
?(タエ……ウタエ……!!…ウタエ!"破滅の譜"を!!!)
プツン…
ウタ「…………」スクッ
ウソップ「おい…ウタ……?どうしたお前そんな怖ェ顔して…」
ウタ「────ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ!!!」ドオォン!!
ウソッチョ「うわぁぁぁ!!!」
ゾロ「ウソップ!チョッパー!!……!!なんだありゃ……」
くま「………やはり生きていたか…"エレジアの悲劇"……」
?「ギャアアアアア!!!!」
サンジ「…!ナミさん危ねェ!!」
ナミ「え!?」
ぷにっ!!
ナミ「…!!なんで……」
くま「助けたわけではない…コイツの力量を測っただけだ……!!
まったなしか…お前達、手を貸せ…コイツを抑える」
ゾロ「言われなくても…!……だがお前…さっきからコイツについてなんか知ってるみてェな口ぶりじゃねェか……知ってんなら話せよ…!!」
くま「質問には答えない。それにそんな余裕はすぐになくなる…」
こっから一話かけてトットムジカの対処にあたって、ウタが眠ってトットムジカ消滅
ローラ「き、消えた…!?あのバケモノ……私たちの攻撃が効いてたようには見えなかったけど…」
ウタ「zzz…」
くま「なるほど…能力者が眠ることで消滅するのか……"10年前"には子供の体力、"今回"はモリアとの戦いで消耗していたために両者共に世界を揺るがすほどの事態は避けられたということか………だが…」
ゾロ「ハァ…ハァ…おいお前……さっきから何をブツブツ言ってやがる……いい加減答えてもらおうか……さっきのバケモノはなんなんだ…!!」
くま「言ったはずだ。質問には答えない…と、言いたいところだが…少しは教えてやってもいい その女の危険性をな」
フランキー「危険性…?なんだよそりゃあ…!!」
くま「そのままの意味だ…やつが今召喚してみせたものは当人の能力である"ウタウタの実の最上位"の技と言える 世界を滅ぼしかねない力だ……
だがそれには特殊な楽譜が必要とされるが故に、出現することはほぼないだろうと、政府は1億という懸賞金で済ませたが……よもやその楽譜を記憶しているとは」
サンジ「おいおい待て待てくま野郎!じゃあなんだ!?ウタちゃんがおれ達諸共世界を滅ぼそうとしたとでも言いてェのか!?冗談じゃねェ!!ウタちゃんはそんな子じゃあ…!!」
ウソップ「いや待てサンジ!ウタがよ…あのバケモノを呼び出す歌を歌う前、様子が変だったんだ……だよなチョッパー!?」
チョッパー「ああ…まるでなにかに操られてるような感じだったぞ」
くま「………もしそれが事実ならば、尚更見逃すわけにはいかないな」
ボッ!! ボッ!!
ゾロ「!?」
モブ「何やってんだ?ありゃ 変な形の大気の層が見える…どんどん縮むぞ」
ナミ「"肉球"で弾いて…大きな大気の塊に圧力をかけてるんだ……あんなに小さく圧縮されてく……!!!」
ロビン「あれ程の大気が元に戻ろうとする力は……例えばものすごい衝撃波を生む 爆弾になる……!!!」
ウソップ「……!?爆弾!?………要するに爆弾作ってんのか?」
ギュッ!!
くま「お前達の命は助けてやろう……
そのかわり "麦わらのルフィ"、もしくはその女"ウタ"の首一つおれに差し出せ
どちらかの首さえあれば政府も文句は言うまい」
ウソップ「!!!…仲間を選んで売れってのか…」
くま「さァ選べ…そしてこっちへ」
全員『断る!!!!』
くま「残念だ "熊の衝撃"」
ドォ…ン!!!