スピーディに序盤で敗北した場合
「オラァァァァ!!」
「きゃあぁぁぁ!」
人々の平和を守る正義のヒロイン、シャイニーホワイト。彼女は今、初めての危機に陥っていた。
「フン……ま、ざっとこんなもんよ」
彼女が戦っているのは世界を欲で満たそうとする悪の組織クロノギヤールの幹部、神速怪人スピーディ。バイクを鎧の様に身に纏い、高速移動とタイヤ射出、更に強力な木刀攻撃で遠近隙のない戦いを仕掛けてくる強敵だった。
イカつい見た目とは裏腹な変幻自在の攻撃に、シャイニーホワイトはなす術なく地面を転がされる。
「つ、強い……」
「おう、アタシは強えぞ。ま、アンタが弱過ぎるってのもあるがな」
カラカラと嘲笑するスピーディ。その直球の悪口に、しかしシャイニーホワイトは言い返せるだけの気力も残されていない。
「キー!」「キキーッ!」
彼女達の周囲では、下級戦闘員であるポルノポーン達も今までの恨みを晴らすべく囃し立てる。
「全くアイツら、こんな弱っちいのに負け続けておいて恥ずかしくないのかね」
ある意味現金とも言える部下の反応に頭を掻きつつ、スピーディはシャイニーホワイトへ歩み寄る。
「さて、刃向かったヤツにはお仕置きが必要だねぇ?」
舌なめずりをすると、スピーディは力ずくでシャイニーホワイトのコンバットスーツを引き裂き始めた。
「きゃあっ!?」
スピーディが腕を振るう度にコンバットスーツが布切れへと変えられる。大事な箇所を隠す下着は立ち所に奪われて、ポルノポーン達の元へ投げ捨てられる。それを見たポルノポーン達は我先にと下着へ群がり出した。
「さ、お前たち!戦利品のご開帳といこうか!」
「は、離せぇ……!」
スピーディに羽交締めにされて弱々しく首を振るシャイニーホワイト。スピーディの圧倒的な力の前に抵抗出来ず、豊満なバストもつるつるの秘所も丸見えの状態だ。
「キー!」「キーキー!」
今まで辛酸を舐めさせられて来たポルノポーン達は、ヒロインの痴態に歓声を上げて褒めそやす。
「さ、今まで好き勝手した報いとしてヤツらを楽しませてやりな!」
「くっ……!」
せめてもの反抗として、シャイニーホワイトはスピーディとポルノポーン達を睨みつける。反撃のチャンスを掴む為にも、とにかく今は耐えて回復に努めなければならない。その為にはクロノギヤールの闇の力の鍵である欲望を満たさせる訳にはいかないのだ。
だが、その反抗は更にシャイニーホワイトを窮地に追いやる。
「まだ睨むだけの気力があるのかい?なら……ふんっ!!」
「ほぎょぉっ!?」
ドスン!!と。勢いよく振り上げられたスピーディの膝がシャイニーホワイトの股間を捉える。幾ら変身により強化された肉体であっても、剥き出しの急所を襲われたのではひとたまりもない。シャイニーホワイトは思わず間抜けな顔で間抜けな声を上げてしまい、更に、
「あっ、あぁ………」
ジョロジョロと、情けなく失禁する姿を晒してしまった。
勇ましい正義のヒロインにあるまじき失態はポルノポーン達を大いに喜ばせ、何体かは更に股間の竿を扱き始める始末。最早シャイニーホワイトは、下級戦闘員からすらも脅威とは見なされなくなったのだ。
絶望感に襲われるシャイニーホワイトだが、彼女の地獄はこれでは終わらない。
「まだ始まったばかりだよ、そら!」
「ひゃあん!?」
剥き出しのシャイニーホワイトの胸を、スピーディが乱暴に揉み始める。年には不釣り合いなほどたわわに実ったその果実は、スピーディの指により形を変え、しかしハリと弾力を持って元に戻ろうとする。
「生意気な胸だね、これはどうだい?」
「やめ、ん♡そんなの、なんともっ♡」
強がる声に甘い響きが混ざり出す。自らを慰める時よりも強く激しい指使いが、否応無しに体を昂らせていく。
「随分と気持ち良さそうじゃないか、そんなにアタシの指が気に入ったかい?」
「だ、だれがぁ……♡」
「強がっても無駄だよ、下はもうすっかり濡れてるんだから」
「ひぁ♡」
ちゅく、と触れられた秘所が水音を立てる。既にシャイニーホワイトの身体は、快楽に屈し始めているのだ。
「違うのぉ♡これはさっき♡お漏らししたせいでぇ♡」
「また見え透いた嘘を。更にお仕置き追加してやるよ!」
「ひぃっ♡」
濡れそぼった秘所の上で、ぷくりと膨らみ存在を主張する突起。そこにスピーディは、バイクのタイヤを回転させながら近づける。
「だめ♡それだめ♡やめて♡死んじゃうからぁ♡」
「安心しな、痛くはないさ。最も、イき死ぬかもしれないけどね!」
「ひゃがあああああ♡♡♡」
回転するタイヤが突起の先端に触れた瞬間、暴力的な刺激と快感にシャイニーホワイトは無理矢理絶頂へと至らされる。そして、
「ああああっ♡あ♡あひゃあああ♡」
絶頂の瞬間に腰を突き出す様に身体を反らせた結果、自らタイヤに押し付ける形となってしまう。
「はっはっは!こいつは傑作だ!正義のヒロイン様が、実は自分からクリを潰したがるドマゾの変態だったとはね!」
スピーディの煽りも、ポルノポーン達の嘲笑もシャイニーホワイトの耳には入らない。焼き付く様な快感が、身体の中心を絶え間なく貫き続けているのだから。
「そんなにマゾなら、こっちも同じ目にあわせてやるよ!」
「やっ♡らえ♡そえらめぇ〜っ♡♡♡」
もう片方のタイヤを、シャイニーホワイトの乳首に当てがい回転させる。自分の手では得られる事のない破滅的な快楽に、シャイニーホワイトは悲鳴を上げて身体を震わせ続ける事しか出来ない。
秘所からは愛液が噴水の様に溢れ出し、体が完全にスピーディに屈服した事を示している。
「さて、そろそろかな。そこの」
「キー?」
唐突にタイヤの回転を止めると、スピーディは一体のポルノポーンを呼びつける。
「そう、そこのお前だ。シャイニーホワイト、アイツとタイマンして勝てたら解放してやるよ」
「ギッ!?」
「………ほん、とう……?」
「ああ、アタシに二言は無いとも」
千載一遇のチャンス。今までポルノポーンなど、一人でどれだけ倒してきたか数えきれない程だ。例え嬲られて弱った今の体でも、一対一ならあるいは。
スピーディに拘束を解かれたシャイニーホワイトは、指名されたポルノポーンを見据えるとふらつく体に力を込めて拳を振るい
「キキーッ!」
「えっ」
いとも簡単に突き飛ばされ、仰向けにひっくり返る。
「……キキッ?」
「え?」
突き飛ばしたポルノポーンも、突き飛ばされたシャイニーホワイトも何が起きたのか分からない。なんとか立ち上がって、渾身の蹴りを放ち
「キィッ!」
「そん、な」
がっしりと受け止められる。今まで戦ったどのポルノポーンよりも強い力で足を掴まれ、振り解く事も出来ない。そしてそれは、ポルノポーンにとって最大のチャンス。
「……キーッ!」
「あ、待って、何を」
シャイニーホワイトの台詞を遮る様に、ポルノポーンは濡れそぼった秘所へ指を突き入れると高速でかき回す。
「ひゃひぃ〜〜〜っ♡な、なんれぇ〜〜〜っ♡」
先程のタイヤ責めには劣るものの、シャイニーホワイトの身体は与えられる快楽に抗う術を忘れてしまった。潮を噴き出しながら尻餅をつくが、ポルノポーンの責めは終わらない。
「キキッ、キィーッ!」
「おほぉ〜〜〜っ♡♡♡」
倒れたシャイニーホワイトの両脚を掴み上げ、丸出しの股間に電気あんまを食らわせる。攻撃とすら呼べない稚拙な技に、シャイニーホワイトの身体は容易く屈服して潮と尿を噴き出してしまう。
「まだわからないのかい?コイツらはアンタの痴態を見る事で欲を満たして強化されたんだ。今のアンタじゃ、もうコイツらにすら勝てないのさ」
「そん♡にゃ♡のぉ♡」
事実、シャイニーホワイトはポルノポーンに良い様に遊ばれている。自らの痴態こそが、スピーディの言葉の何よりの裏付けなのだ。
「さーてと、アタシはもう飽きたから帰るわ。アンタたち、コイツは好きにして良いよ」
「「「キキーッ!!」」」
ポルノポーン全員の敬礼に見送られ、スピーディは何処かへと走り去る。残されたのは、飢えた戦闘員達とそれに囲まれた敗北ヒロイン一人。
「………たすけ」
シャイニーホワイトの姿は、すぐにポルノポーン達に覆われて見えなくなった。
数時間後。
クロノギヤールの破壊活動が行われた街の路地裏。
「……………………」
変身が解けたシャイナは、ゴミ捨て場のポリバケツに頭から放り込まれて尻から下を蓋の外に放り出していた。
全身は肌色の面積の方が少なく見えるほどに白濁でコーティングされ、前後の穴からは収まりきらないほどの欲望の子種が糸を引いてこぼれ落ちる。
慰み者として犯され尽くした彼女は、誰も通らない路地裏で一人快楽の余波に沈むのだった。