スグリ係

スグリ係







スグリ係の朝は早い。

昨夜もたくさん搾られて気絶したように眠るスグリを、起こさないように風呂まで運ぶ。巨大な乳房の重みのために2人がかりの重労働だ。

シャワーで色んな体液をキレイにしているうちにスグリの目が覚める。乳に当てられたシャワーの水圧で悶絶しているが構わず洗う。そうしないといつまでも洗浄が終わらないからだ。石けんで泡立てて洗うのだが、次から次へと溢れる母乳で汚れてしまうのが困りものだ。

洗い終わったら再びベッドへとスグリを運ぶ。動かないように手足を固定して準備完了だ。

このスグリ係の一番大事な仕事、今日の乳の出を確かめる時間である。

まずは巨大な乳房全体を揉みスグリの反応を確かめる。可愛らしい顔に似合わない濁った嬌声をあげれば正常だ。発声の状態もまたスグリの体調を推し量る大事な指標である。

次に埋もれている乳首をほじくり出し母乳の出を確かめる。瓶に宛てがい一定量まで達する時間を計測するのだが、今日はいささか出が悪いようだ。

食事係に栄養面でのケアを申し送りし、当面の処置として後ろの穴に器具を設置する。スグリの最近のお気に入りであるおだんごしんじゅである。振動機能を追加しており性能もお墨付きだ。

スイッチを入れたとたん乳首からシャワーのように母乳が溢れてきた。スグリの声も大きくなりガクガクと腰を震わせている。これなら今日も大丈夫だろう。

一通りの計測を終え、所定の位置にスグリを設置する。

ドアを開けると1人目の生徒が既に来ていた。

今日もスグリの母乳は飛ぶように売れるだろう。

朝から労働を終えた彼らは満足げな顔で朝食をとりに出かけるのだった。

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