スキアヘッドの残した爪痕

スキアヘッドの残した爪痕

鉄華団おいしーなタウン支部


アンダーグ帝国との戦いが終局した際、

ソラの懐妊が発覚し、めでたく結ばれたソラと拓海。

二人の子供・そらみも生まれ、

忙しくも順風満帆な人生を過ごしていた……その時!!

それは起こった……!


~福あん~

ソラ「…………っ!!」

拓海「こ、これは……!?」


そらみ「ですよ~♪」

ぼしゅっ!【アンダーグエナジーを召喚し、おもちゃに注ぐ、そらみ】

おもちゃランボーグA「らんぼーぐ♪」

おもちゃランボーグB「らんぼーぐ♪」

そらみ「ですですよ~♪」←【はしゃぐ】


ソラ「た、拓海さん…そらみのコレ、

   もしかしてわたしがあの時あんなことになったから…!?(おろおろ)」

妊娠した時期の関係上、この時点で既にそらみがお腹の中にいた

拓海「あ、あのハゲぇぇぇ…!

   余計な厄ネタ残して逝きやがってぇ……!」

【頭を抱える拓海】

あのハゲ


そらみ「?」


…というわけでカイゼリン達に相談することに。


~後日~

そらみ「ですよ~♪」

【アンダーエナジーを呼び出して遊ぶ、そらみ】

カイゼリン「なるほど…状況は理解した。」

カバトン「…こいつは凄いのねん。

     俺様でもこんな器用に使えるようになるまで5年はかかったってのに…

     僅か一歳でこれとは……」

拓海「感心するなよ!?」

ソラ「そ、そらみは…

   そらみはどうなるんですか!?(汗)」

カイゼリン「落ち着け。ダークヘッド亡き今

      アンダーグエナジーは意思なき、ただのエネルギー。

      使い方さえ間違えなければ害はない。」

ソラ「でも…そらみはまだ赤ちゃんですよ!?

   使い方の善し悪しなんて…!?」

カイゼリン「慌てるな。

      使い方を知らないなら教えればいいだけだ。……カバトン。」

カバトン「はい。

     …二人共、しばらくのあいだ俺をここに住まわせてもらっていいか?」

拓海「え?」

カバトン「俺がこの子にアンダーグエナジーの使い方…

     コントロールの仕方を教えるのねん。」

そらみ「?」

カバトン「そらみ…といったか。そらみ、この力は扱い方を知らないと

     とても危ないのねん。

     …だから、カバトンおじさんがコレの使い方をそらみに教える。

     そらみがうっかりこの力で誰かを傷つけないように…な。」


【カバトン、そらみの手を優しく握る】

そらみ「……」



拓海「すまんカバトン…迷惑をかけて…」

カバトン「気にする必要はないのねん♪

     お前達には借りがあるからな。」

ソラ「カバトン…ありがとうございます。」


そらみ「……………………カバ……トン………………♡」

【そらみ、カバトンに熱い視線を向ける】


…カバトンの指導の末、そらみは僅か数週間で

アンダーグエナジーのコントロールが出来るようになった。

だが…………代償は大きかった。


~数年後~

そらみ「カバトンおじさま~♡」

ぎゅ~…♡【カバトンにしがみついて離れない、そらみ】

カバトン「そ、そらみ! 離れてほしいのねん!?(汗)」


ブラペ「は、離してくれソラ!!

    俺はあいつを…生かしておけない!!

    カバトンを…56さなきゃいけないんだぁぁ!!!」

【拓海・超親バカモード発動】

ソラ「た、拓海さん落ち着いてーーーっ!?(汗)」

…そらみの理想の男性像がどうしようもないほど歪んでしまった、とさ。

めでたくなし、めでたくなし。

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