ジョイボーイとワーテルの超個人的な解釈
SSじゃないです
タイトルの通りジョイボーイとワーテルの話のみなので苦手な方は見ないでください
まずは出会う前のジョイボーイとワーテルがどんな感じだったか
ジョイボーイは成績はトップなのにいつも何言ってるかわからない(数十年、下手したら数百年先に発見されるだろう技術の話をしているから通じない+心理学や倫理学を全く知らないから価値観が合わない)奇人
ワーテルは周りに人がいて(心理学や倫理学をきちんと勉強しているから人当たりがよく見える)、人に何かを教えるのが上手な天才
という感じでした
多分、出会わなかったらジョイボーイは死んだ数十年後(技術が追いついた後)に功績の見直しがされる人、ワーテルは歴史に名を残すような功績を残すような人になっていたでしょう
ただ、彼らの精神は生きていないでしょう。ずっと孤独なので
でも……多分古代兵器もワンピースも造られないから出会わない方が世界のためにはなった
次から本題のどう思っていたのかとかどれだけ理解していたのかとかについて
ワーテルから見たジョイボーイは流星のような存在
突然やってきてまばゆい光を放っている……憧れのような存在です
そのままどこかへ飛んでいって自分は彼のことを追いかけるのだろうと思っていたらジョイボーイが自分の所へやってきたからとても驚きました
ジョイボーイから見たワーテルは北極星のような存在
周りに人が沢山いてその人達をどこへでも導いてくれる……頼れるような存在です
きっと自分は他の人と平等に導かれる(他の人と同様に扱われる)と思っていたのでワーテルが自分のことしか見なくなったときはとても衝撃を受けました
……ま、それ以上に二人とも相手が自分の側に来てくれてスゴくスゴく嬉しかったとは思いますけどね
そんな感じでズブズブの二人なのですがお互いに懸念していることがありました
それは「相手を自分の側に縛りつけているのではないか」ということです
ワーテルはジョイボーイが輝ける場所を奪ってしまったのではないか
ジョイボーイはワーテルの周りに居るべき人の場所を全て横取りしてしまったのではないか
そんな不安を二人とも抱えていました(自分が相手に縛られているのは気にしてない。むしろ本望だとジョイボーイもワーテルも思っていそうなのがまた……)
聖杯にかけた願い(全ての知的生命体の知能をジョイボーイレベルに上げる)は「争いが愚かだということを理解できるレベルに知能を上げる」ためのものでしたが、「相手を自分から解放する」という願い(愛)も含まれていました
「自分に縛られないで欲しい」とお互いが相手に求めているのでこれはきっと愛
ワーテルはジョイボーイが側にいてくれるのは話が通じるのが自分だけだからだと思っていたし、ジョイボーイはワーテルが側にいてくれるのは自分が一番優秀だからだと思っていました
だから周りがジョイボーイと同じレベルの知能を持てば(=知能に優劣がなくなれば)自分の側にいる必要はなくなると考えていました
要はお互いにもっと他の人と関わって欲しいと思ってたんだよね
なお、二人は自分が「相手を自分から解放する」という願いを持っていることには気づいていたけど、相手が同じことを願っていることに最後まで気づきませんでした
二人とも「自分が縛られているのはいいけど、相手は自分に縛られていなければもっと色んなことができた」と思っていました。そして相手も自分と同じことを考えているということに気づくには、二人とも孤独でいた時間が長すぎた
多分、ルフィとローの身体を使って再会した後も相手が同じことを願ってるということに二人とも気づけないと思う。なんやかんやで敗れて最期の最後にもしかしたら……って思えるくらい
二人がそのことに気づくためには二人の願いが叶ったような環境にいないと無理。仮にカルデアに呼ばれたら幕間で深掘りされて気づけそうだと思う
何というか……考えれば考えるほどカルデアに呼ばれろって思ってしまうんだよね。カルデアってサーヴァントという傑物がいっぱい集まってる場所だし魔術師思考も受け入れられるし……わりと理想郷なのでは?って思っちゃって……
とんちきイベントでサウザンドサニーポーラータングヴィクトリアパンク号を造ってくれ……
さすがに主題とずれてきたのでこのあたりで終わり
気になってたことにうまく答えられていたらいいな……