ジオウの担当(or縁者)のサポートの姿
〈通称、「タイムリベルタ」〉
:タイムジャッカーの力を得て、タイムジャッカ―の独壇場に乱入することが出来るようになった者のこと。
通称からして、”ライダーとしての存在”を奪ってライドウォッチに封印し、その”存在の枠”を別の誰かに与えることで歴史改変を行う時空犯罪者とも言える「タイムジャッカー」とは対極にあるものと思われるが、そもそもとして本来存在しなかったものであるため詳細は不明。
タイムリベルタになる条件なども上記の事情から一切が不明のままである。
(因みに、名前の由来は英語でそのまま時間を意味するタイムと、イタリア語で自由を意味するリベルタとを組み合わせた造語。)
【使用ガジェット】
・タイムジャッカーライドウォッチ
(外見はアナログ時計内臓の改造ブランクライドウォッチ)
:ブランクウォッチにタイムジャッカーの力が宿る事で誕生したとされるライドウォッチ。
(タイムジャッカーの能力そのものは仮面ライダーの力ではないため、本当にライドウォッチと呼べるかは謎。)
使用者にタイムジャッカ―の時間操作能力を与え、タイムリベルタたらしめるシステムの中核を担うアイテム。
出自は不明だが、どこぞのビデオかという域で時間停止で好き放題してくるタイムジャッカーに一泡吹かせられる可能性を持ったキーアイテムなのもあって、担当(縁者)は出自に関してはさほど気にしていない可能性が高い。
・レイルバンド(外見は改造品:ベース…ライドウォッチホルダー)
:タイムジャッカーライドウォッチを扱う為の出力デバイス。
左手用の指抜き袋の上から、手の甲部分の上に1つ、手首の上に一つ、スマホサイズのディスプレイを挟んでさらに一つライドウォッチ用のホルダーがひと繋ぎに付いた”多重腕時計”とでも言ったようなような見た目をしている。
(長袖の場合手首のホルダー以降は袖の上からバンドで固定する形になる。)
手の甲部分のホルダーにタイムジャッカーライドウォッチを取り付け、残りのホルダーには予備のライドウォッチや後述する”ライドウォッチ型専用ガジェット”を装着して用いる。
ディスプレイには、時空の乱れやウォッチの状態を解析・観測する機能のほかタイムジャッカーライドウォッチの能力を引き出す補助に用いるランチャーソフトが搭載されている。
(アイコンをタップすることで、時間停止や逆回転、加速鈍足、空間歪曲など用いる能力のベクトルを指定して、出力をそのベクトルに補正できる。補助輪のような役割を果たす。)
・ハイポインターフォン(外見は改造品:ベース…ファイズフォンX)
:ストップウォッチ型の多機能デバイス。
通常はストップウォッチ形態でレイルバンドのホルダーに装着されている。
ストップウォッチ形態、ハンドガン形態、モバイルフォン形態の三形態に変形でき、形状が似ているファイズフォンXに匹敵する機能性を持っている。
・ストップウォッチ形態
:基本の形態であり、通常のストップウォッチと同様の操作を行うことが出来る。
・ハンドガン形態
:展開し、内部に格納されたグリップ部分を引き出すことで使用できる形態。
グリップのパネルを操作することで、
ポインターモード、
(着弾地点やターゲットをマークする光弾を発射する。マークされた場所に攻撃が若干引き寄せられる他、レイルバンドのディスプレイからマークされた地点やターゲットを追跡できる。)
パラライズモード、
(出力を抑え、怪我を負わせず意識だけ奪う非殺傷の光弾を発射する。命中させた対象はレイルバンドのデバイスでバイタルや脳波シグナルなどをモニタリングできる。)
エリミネートモード、
(出力を解放し、攻撃力や殺傷力のある光弾を発射する。拳銃なら撃鉄にあたる場所にあるスイッチを引く操作をすることでセミオート、3点バーストを切り替えられる他、このスイッチを手前に倒すことでライダー武器なら必殺技に相当するであろう攻撃強化「クロックチャージ」を行うことが出来る。)
以上3モードを切り替え、補助や自衛・戦闘に役立てられる。
※クロックチャージ
:一言で言えばジカンギレードやジカンザックスの持つ固有必殺、「カウントダウンチャージ」と同質の攻撃強化機能。
事前にグリップのパネルから設定した時間の間、音声でカウントダウンを読み上げ、カウントダウンを完了するとその長さに応じてハンドガン形態の機能が強化される。
なお、ポインター=<パラライザー<<<エリミネーターの順に音声が大きくなるので、囮になるのにも使うことが出来る。
・モバイルフォン形態
:完全に展開し、グリップとディスプレイを一直線に繋ぐことで使用できる形態。
名前通り携帯電話として使用でき、時代・日時を指定することでその日時の電話番号に電話を掛けたりアドレスにメールを送ったりすることが出来る。
(但し、時空の歪みへの影響を最小限に留めるため、ファイズフォンXのような時空超越通話が可能な端末以外への連絡にはクールタイムが設けられている。)
・ロジンワインダー(外見は改造品:ベース…ライドウォッチホルダー)
:懐中時計に似た、ヨーヨー型武装。外見は二つのホルダーが僅かな隙間を残して背中合わせに接着され、片方のホルダーには蓋つきのライドウォッチ(アナログ文字盤)が固定され、もう片方のホルダーは開いた状態になって、ホルダー間の隙間からストリングの如くワイヤーが伸び、その先端に指輪型のリングが取り付けられたものになっている。
本体をぶつけて攻撃し隙を作ったり、ワイヤーを巻き付けて拘束したりアイテムを強奪したりなど、幅広く使える間接的な近接武器。
開いているスロットにライドウォッチを装填し、双方のライドウォッチのボタンを押した状態で回すことで、そのウォッチに記録されたライダーの力を疑似的に再現したり、その力を用いた固有領域(重加速空間やミラーワールド、クロックアップ空間やゲームエリアがそれにあたる)を作り出すことが出来る。
(ジオウはアイテムの設定やルーツがが殆ど「ライダーの力」で片づけられてそれ以外碌に語られないので、これらのガジェットの開発経緯やルーツ等全部「詳細は不明」で片づけるしかなかった…多分、タイムジャッカーライドウォッチ以外は適当にウォズが持ってくるでしょ多分…おらしーらね!)
【疑似変身の手順】
:レイルバンドを左手に装着し、タイムジャッカ―ライドウォッチを手の甲のスロットに装填。掌からエネルギーが放たれ、以下のようなキューブが、色や文字番が崩れた状態で形作られる
ので、右手でキューブを直接か、レイルバンドのディスプレイを介して(こっちは操作ガイドも画面に表示されるため難易度が下がるが、操作がキューブに反映されるまで僅かにタイムラグがある分直接より僅かに遅い)キューブを操作して揃え、左手でキューブを握り砕く。
【エフェクト】
:砕かれたキューブが使用者の周りに散らばると公転しはじめ、やがて使用者を中心にパーツが規則正しく並ぶと使用者の表面に接触し、勝負服を着用した自分の姿を形作る。
更に、勝負服の襟や胸あたりに時計を模した「カメン」のクレストバッジが装着される他、産業革命下の蒸気機関車の乗客や車掌を連想させる小さなアクセサリーが追加される。
【スペック】
:身体能力強化は勿論のこと、タイムジャッカーの持つ時間操作能力を勝手に使うことが出来る。
この姿で居る間、痛覚は被弾が認識できる程度に緩和されている上、攻撃を受けても、その度に一瞬自分の身体の時間を逆回転させることで身体ダメージを帳消しにできるため防御力はとても高い。
【期待される活躍】
:単純にタイムジャッカ―の妨害や、時間停止・歴史改変への耐性(疑似的な”特異点”化)。
タイムジャッカ―に成すすべなくされるがままになる状況を無くすことが出来るだけでも、タイムジャッカ―にとって充分な脅威となれる。