ジェニーの枕営業
「イェェエエイ!!!!どうです!!これぞ魔道具の最高傑作“ゴーレムアルル”ですよ!!!」
ジェニーは満たされていた最高の職場と最高の仲間にここではありのまま自分でいられる、仲間もそんな自分を受け入れてくれる、だからこそ思ったこの大切な場所を守るためならなんだってすると
「んっ、んむ……っ、じゅるっ、んんぅ……っ」
ジェニーは男に口奉仕を行っていた、ウィッチクラフトへの援助と引き換えに
「…っぐ…ずいぶん上手くなったじゃないか」
「ちゅ…んむ…だって…あなたがいつもいつもこんなことをするから」
「仲間ために頑張っててえらいね…そうだった君にプレゼントがあるんだった」
そういって男は口奉仕を中断させるとドレスを取り出してそれを見せる
それはジェニーにとって見覚えのあるものである、だがそうであってほしくはなかった
「驚いたかい?ハイネの新作ドレスだよ、デモンストレーションでお披露目されたばかりの一点ものさ」
「一目でいいと思ったよ、特に胸元なんかがさ、こんなエロい服を君に着てもらったさぞ興奮するだらうね」
ジェニーは憤慨した、ハイネが思いを込めて作った芸術品をただの性の捌け口としか考えない男に、だがそれを表に出すわけにはいかなかった
「あ、あの服は脱いだまましませんかせっかくいただいたのに汚れてしまいますし、ドレスは後で着させていただきますから」
「はあ?」
男の声のトーンは目に見えて下がり、朗らかだった表情も険しくなっていく
「君にはこれがどれほどの価値があるかわかってるよね、なのに君はそんな僕の厚意を無下にするのかい?」
「いっ、いえ…そういう…わけでは」
「ならば着たまえよ、嫌なら援助は打ち切らせてもらうよ」
彼からすればプレゼントを断られたのだ機嫌も悪くなるだろう、ジェニーにそれを納得させる術はない
「変なこと言ってごめんなさい、すぐに着替えますね」
なんとか笑顔を取り繕うと男の前でドレスに着替える
「どうですか?」
「いいねえ、最高だよ、たまらないね」
ジェニーの姿に機嫌をよくした男の舐めまわすような視線を開かれた胸元に集中させる
「ドレスで強調されてるだけあって凄い迫力だねぇ、ここで気持ちよくしてもらおうかな」
そういうと男はジェニーを押し倒すと馬乗りになり自身の肉棒をジェニーの谷間に差し込んでいく
「ドレスの締め付け具合がいいじゃないか、エロいだけじゃなくて機能美もあるなんてハイネは素晴らしいデザイナーなんだね」
ジェニーは男への怒りを抑えながらも考える、何故こんなことをしているのか、ウィッチクラフトの尊厳を踏みにじっているのは他ならぬ自身なのではないか、自分の選択は間違っていたのではないかと
「じゃあ、そろそろかな」
そういって肉棒を胸から引き抜く男をみてジェニーの顔は青ざめていく
「…いや!待って!それだけは!」
ジェニーの叫びも虚しく男は自身の欲望をドレスへと放出する
白濁液によって汚されたドレスはもはや服としての体をなしていない
「なかなかいい眺めじゃないか」
「次も楽しませてくれよ」
男はそういって去っていく
「ごめんなさい」
ジェニーは無惨な姿となったドレスを見て涙を流すことしかできなかった