シーニィ・カール
〈名前〉シーニィ・カール
〈種族〉人間
〈所属〉劇団パラノイア 129代目団長
〈好きなもの〉演劇、17代目団長、繊細な心の機微
〈嫌いなもの〉ハッピーエンドもバッドエンドも安易なのは嫌い
〈趣味〉過去の名作の台本を読む、一人で劇の練習
〈その他〉
卓越した演技力を変われて団長になった団長
17代目団長の大の厄介ファンであり、似た名前に改名してしまったほど
毒舌の皮肉屋だが演技の表現力はピカ一で、声一つ、表情や仕草一つで観客や舞台を巻き込み、劇の質を一段も二段も上げると評判だった
しかし同時に自分の世界観に劇を巻き込み変えてしまう性質は本人にとっては望ましいものではなかったらしく、周囲には常々から「自分の演技に簡単に巻き込まれないように」と厳しく言っていたという
後進の育成に熱心な団長であり、弟子には特に厳しく、しかしどこまでも真剣に接していた
育てた弟子に追い落とされることを終生の目標にしつつ、しかし簡単に追い越されては堪るものかと最後まで自身の研鑽も怠らなかった、変な所で真面目で極めて面倒くさい男であった