シン・デルザー幹部怪人
復讐戦鬼
とある『仮面ライダーストロンガーの世界』において、その存在を抹消された改造魔人。
赤黒い具足を身に着けボロボロの陣羽織を羽織っている。
背負った大太刀と腰に指した小太刀を使い分けて戦う。
また仲間がいるほど強くなり、仲間が死ぬほど自身が不死身になるという相反する能力を持っている。
デルザー軍団の中では珍しい実直かつ正々堂々、更には仲間意識が強い性格。その為、他の魔人の手助けを申し出ては鬱陶しがられていた。
ストロンガーとの一騎討ちの直前、他のデルザー軍団の闇討ちに逢い致命傷を負うも、ジェネラルシャドウの計らいで時空の狭間へと落とされる。
それ以降、時空の狭間を彷徨っていたが、数々の歴史改変(ライダーロボ)や歴史介入(クォーツァー)により時空に綻びが生じ、景光たちの時代に降り立った。
今度こそ仮面ライダーと決着を着けるため、シン・デルザー軍団を結成する。
しかし、細かい事は配下に任せている為、彼自身は詳しい事を知らない。
暗黒大将軍/ジェットコンドル
アメリカ空軍との戦闘で相打ちなったと言われる幻の改造魔人(正確にはその上位の半機械魔人)。
機能停止後、未確認飛行物体としてアメリカ軍の基地に保管されていたが、その存在を嗅ぎつけた復讐戦鬼に解放され復活、シン・デルザー軍団に合流する。
復讐戦鬼が細かい事を配下に任せている為、事実上シン・デルザー軍の指揮権を持つことになる。
表向きは復讐戦鬼とは良好な関係を築いているが、内心は他の改造魔人と同様鬱陶しがっていた。
ジェネラルシャドウやマシーン大元帥がいない今、自分こそがリーダーに相応しいと考えており、真の支配者となるべく暗躍している。
妲己眼魔
妲己の眼魔眼魂が変身した姿。
ダヴィンチ眼魔と同じく妲己本人と思わしき振る舞いをする。
非常に我が儘かつ自分勝手であり、命令できるのは復讐戦鬼だけである。
妲己が九尾の狐と同一視されていた事もあり、9本の尾を用いた変幻自在の攻撃を繰り出す。
ラクーンイマジン
契約者・未来の想い描く『ぶんぶく茶釜』からタヌキをイメージしてこの世に現出した姿。
茶釜の蓋を笠にし鉄器のような具足を身に付けた、忍者と侍を混ぜた外見をしている。
様々な忍術や刀を用いた攻撃を得意とする。
ミケネコ・デッドマン
未来に宿る悪魔。
宿主である未来を保護してくれた恩義から復讐戦鬼に従っている。
本人は「ミクトラン・ジャガー」を自称するが、ミエーヌ以外の幹部からは「ミック」と呼ばれている。
身体の大きさが実際の三毛猫ぐらいしかなく、力も脆弱。
一方で異様に発達した目を持ち、透明化を見破ったり分身の本体を見分けられたりする。
逆に言えばそれしか取り柄がない。
ブルファンガイア
ファンガイア族・ビーストクラスに属する牛型のファンガイア。
「叶わぬ夢で彩る独りきりの晩餐会」という真名を持つ。
正夫と戦ったネオファンガイアの生き残りで、自らが王(キング)になるという野望を持つ。
身の丈ほどある大剣や肥大化した左腕で攻撃する。
ハロウィン・ドーパント
ミエーヌがハロウィンメモリで変身したドーパント。
巨大なジャック・オ・ランタンから魔女の様な上半身が生えた姿をしており、常に浮遊している。
手にした巨大なペロペロキャンディによる殴打・コウモリ型使い魔の召喚・ランタン部分からの火炎放射など、多彩な攻撃を行う。