シャディミオ
カーテンの隙間から差す眩しい光に、目を覚ます。
肌を包む、心地よいシーツの柔らかさとは反対の固い枕の感触。
横には、綺麗な褐色の胸を僅かに上下させながら、気持ち良さそうに眠っている恋人が一人。
自分だけぐっすりと眠っているその顔に、少しのムカつきと、悪戯心がむくむくと沸き上がり、その鼻へ指を伸ばす。
「んぐっ!」
「あら、起きた?」
「み゛おり゛ね゛?」
何が起こったのか分かっていないのだろう。いつもの、何でも分かっているような余裕のある顔ではない、少し間抜けな顔を見れたことに満足感を覚え、鼻から指を離す。
「おはよう。シャディク」
「……おはよう。ミオリネ……起きるの早いね」
まだ、どこかぼうっとした顔でこちらを見る姿は、意外と可愛い。
「あんたが、遅いのよ」
「今日は、休日だろう。少し位、ゆっくりしてもバチは当たらないよ」
腰に向かい伸ばされた腕をかわし、かかっていたシーツをはがす。
「休みだからこそよ!さっさと、起きなさい。出掛けるわよ!」
せっかくの休日なのだ。二人で一日中、ベッドでゆっくりするのもいいが、それよりも、ようやく重なった休日。
デートの一つでもせがんでも、バチは当たらないはずだ。
浮かんだんだシチュ
朝チュンシャディミオ
先に起きて、隣で寝ているシャディクに悪戯するミオリネ(鼻をつまむ健全)
起きるシャディクに、悪戯そうに笑うミオリネ
眠いし、そのままベッドでイチャイチャしたいので、白い腰に腕を伸ばすシャディク
ひらりとかわし、ベッドから降りるミオリネ。振り向きながら、「起きるわよ」みたいな感じで、イチャイチャキャンセル
後の展開は浮かんでないので不明