システゴ×キング

システゴ×キング

ガチムチダイナレスリング


「グハハハハ! 結構飲めるじゃねえかシステゴ!」

「キングさんペース上げすぎじゃないですか?」

「俺の肝臓はこれぐらいじゃまだ全然なんだよ!」


明日は休日だし思いっきり飲もうと自室に大量のビールとつまみを持ち込もうとしていたところをシステゴに見つかり、なら一緒に飲むかという話になった。

飲み過ぎを嗜めつつも空になったコップに律儀にビールを注いでくるシステゴは可愛いものだ。


「グヘへへへヘ、本当にお前は可愛いなァ」

「キングさんかなりできてます?」

「いーじゃねーかいーじゃねーか、なあ?」


ただでさえ狭いテーブルでの距離を隣り合うように詰め、システゴの肩や胸を撫で回しながら頬に口付けをした。

というのにシステゴは苦笑いしながら自分のコップにもビールを注ぎ直して飲んでいる。

嫌がって欲しいわけではないのだが、ここまで完全に受け入れられてもちょっとだけ面白くない。

自室だしと調子に乗って股間を鷲掴みにしてみた。


「いいもん持ってんよなお前ー……ん?」

「もう、キングさんが身体中ベタベタするから……」

「口ではそういうけど、今じゃお前ホントこういうのまるで嫌がらねェよなァ」

「今更というのもありますし、俺もキングさんのこと好きですしね」

「えっ! マジでっ!!?」

「あ、あの……何か期待されてるような好きとは違うというか……?」

「あぁー……お前にゃコエロがいるもんなァ」

「いやコエロも好きですが恋人になるのは断っているので」

「なんで?」

「正直そういうのよくわからないんです、そんな状態で軽く受け入れて変に関係が拗れるのも嫌じゃないですか」

「そういうもんか?」

「あとキングさんにこういうことされたときも面倒臭そうになりそうですし」


そう会話する内にシステゴの逸物は完全に固くなり、期待した目でこちらをチラチラと見てくるようになった。


「ヤるか?」

「いいんですか?」

「実はこういうこともあろうかと酒盛りの準備ついでにシャワー浴びて尻も綺麗にしておいたんだよ」

「最初からヤる気満々じゃないですかー」

「そういうことだからほら、お前もシャワー浴びてこい」

「実は俺もこういうことになりそうだなと先に自室でシャワー浴びてきてまして……」

「お前も最初からヤる気満々なんじゃねーか!」


そう笑い合いながら共にベッドに身を投げ、唇を重ねた。

漏れる吐息が酒臭いのは自分のものかシステゴのものか。

折角なので俺手ずからシステゴのズボンを脱がせ下着を剥ぎ取った。

期待に涎を垂らす綺麗な桃色の亀頭がブルンと天を突く。


「そんじゃいただきまーす!」

「んっ……そんなに激しく吸われたらすぐ出ちゃいますよ」

「いいじゃんさっさと一発出しちゃえば、それぐらいじゃ終わんねーだろ?」

「アッ、アッー!!」


竿をしゃぶりながら睾丸を揉み解し、ひくつく尻穴にも指を入れ中からも刺激を加える。

初々しい色の肉棒は耐えきれずに早々に絶頂し濃く青臭い精液を大量に吐き出した。

一度口の中を開いてシステゴに見せつけ、全て呑み下す。


「システゴの生搾りいただきましたー!」

「こんなに早く出ちゃうと恥ずかしいです……」

「俺としてはこのまま尻穴広げて味わってもみたかったりするんだが」

「ダメダメ、それはキングさんでもダメです!」

「ちぇー、コエロで処女喪失してるんだし初めてだとかじゃないんだろ?」

「正直俺もキングさんに掘られるのは興味あるんですけど、コエロの大きさで満足できなくなると色々困るんで……」

「そこまで義理立てしてなんでお前ら付き合ってないの?」

「なんでなんでしょうね? ん〜……コエロの男としての器不足?」

「それ絶対コエロに直接言ってやんなよ、泣くぞ」


基本的にいいやつなのに無自覚にクリティカルな毒吐く癖いつになったら治るかなコイツ……

軽くため息を吐きながら服を脱いでベッドに仰向けになり、唾液と口内に残った精液の混合液を自らの肛門に塗るようにして尻穴を解した。


「お前のチ◯コもさっき出した分でヌルっとしてるしまあ大丈夫だろ」

「では失礼して」

「んっ、全然平気そうだな」

「キングさんのお尻って多少無理やり挿れても大丈夫なぐらい緩くて俺好きですよ」

「それ褒めてるの?」


俺基本タチなんだけどなあ。

すっかり巨根を受け入れることに慣れきってしまった俺の緩い尻穴に遠慮なく腰を打ち付けてくるシステゴ。

普段の生真面目な顔が快感にだらしなく弛み、隙だらけな感じがまた可愛い。


「ハァ、ハァ……も、もう出ちゃいそうです……」

「我慢せずに好きなだけ出せ」

「ハァ、そ、それじゃあ……うっ!」


腹の中を満たす熱い体液の感触は二発目だというのに随分と多い。

弛緩して身体を預けてくるシステゴの頭を撫でてやる。


「キングさんも気持ち良くなるように後でがんばるのでもうちょっとこのまま……」

「かまわんかまわん」

「キングさんって優しいですよねぇ」

「そうか?」

「そうですよ、こういうときコエロは文句ばっかりだし、カパプテラさんはもっとああしろこうしろって口うるさいですし」


案外システゴは普段の性生活に不満があるらしい。

頑張れよコエロ、夜にちゃんと男を見せれさえすればすぐにコイツ落とせるぞ。


「よし、復活しました! がんばります!」

「期待してるぞー」


復活といっても萎えていたわけではなく、刺激に敏感になりすぎた粘膜部を休めて腰が振れる状態にまで戻しただけである。

尻に挿したままの逸物は勃起し続け、その状態で会話を楽しむのもまた一興ではあったが、システゴは男を見せようと頑張ってくれるようだ。

身体を預けた状態のままで胸板に舌を這わせつつ、ゆっくりと腰を抽送してくる。

片方の乳首に吸い付き、もう片方を指先で摘みながら探るような腰使い。

よいところに当たったので我慢せず素直な反応で身体で教えてやれば、そこを重点的に攻めつつペースを上げた。

再び尻の中に熱い体液の感触を覚え、射精したことが分かったがシステゴは動きを止めない。

辛そうに息をしながらも俺を気持ち良くしようと、固く張り詰めた肉棒で腸壁をゴリゴリと削ってくる。

物理的な快感も十分に上手く与えられていたが、それ以上に必死なシステゴの姿に胸が熱くなり、尻の奥からもこみ上げてくるものがあった。

そのまま解き放つ。

俺の絶頂の痙攣と精液と汗の臭いに一仕事終えたことを理解したシステゴが再び身体を弛緩させ体重を預けてきた。

頭を撫でてやるのも二回目、息も絶え絶えのシステゴの満足気な声がする。


「やったー……初めてお尻でイかせられたぁ……」

「ん? いや普通にお前のチ◯コで毎回俺射精してるけど?」

「あれキングさんに一方的にいじめてもらって俺はチ◯コ勃ててるだけで実質何もしてなかったじゃないですか、今回は完全に俺が絶頂させましたもんねー、ふふーん!」

「そうかぁ……あれ、カパプテラは?」

「あの人色々とお小声言う割にはどこをどう突いてもすぐ絶頂して漏らすじゃないですか」

「お前それも絶対本人の前では言うなよ!?」


カパプテラの名誉のためにもシステゴのサイズがしっかりあってこその結果論だと言っておきたい。


「もうちょっとイケる?」

「うー、チ◯コがジンジンするのでもうちょっと待ってもらって……出したいなら舐めましょうか?」

「そうだな、頼むわ」


一度肛門から肉棒を抜き放ち、先ほどの俺の意趣返しのように亀頭を咥え玉を揉み尻穴を指先で弄ってくる。

頑張ってくれたシステゴには悪いが、やはり竿からの刺激があると尻穴だけで絶頂するより上り詰める感覚が早い。

無遠慮にシステゴの口に精液をぶち撒けた。


「美味いか?」

「美味しくはないんですけど……こう、えっちな味だってもう覚え込んじゃってるんで全然嫌じゃないしむしろ興奮します」

「そういう感覚をだいたいみんな美味しいって表現してるんだと思うぞ……?」

「そういうものですか?」

「多分……本来美味いもんじゃねえし……」

「そうですか……あっ、そろそろ使えそうなのでまたお尻に挿れてみていいですか?」

「いいぞー、がんばれよ」

「がんばります!」


鼻息も荒く自信に満ちたシステゴのその姿を見て、これなら尻穴緩くなっててよかったかも知れないななどと思いつつ、雄としての自信を成熟させて行く可愛い後輩のため俺には珍しく雌穴に徹する夜なのであった。

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