走ることと、生きることのペース配分
ゆいゆき
マラソン大会に出るようになって、考えるよりやってみて知ることが多くなった。
「〇〇だから、できない」なら、やってみればいい。そこで判断すればいい。
「〇〇だから、よくわかる」なんてことは、人それぞれだ。
マラソンって、「すごいねー、よく走れるねー」って言われるんだけど、興味を持った時点から、走ることは始まっていると思う。走ってみて、ああ、私には無理だと思えば、応援側にまわる。反対に、なぜ筋肉痛やケガをしてしまうのか?と疑問を持てば、そのことについていろいろと試しながら続けていくことも一つの手段。走ることで体調がよくなったとか、ダイエットになったとかで喜びアドレナリンが出れば、続けるきっかけになるだろう。
毎年この大会に出てたぶん7回目ぐらい。(参加賞のタオルが7つあるから)1回目は5キロ。その後10キロに距離を伸ばし、夏の大会ではハーフも走るようになった。
共通するのは、初めての大会はやはり緊張する。コースも分からないし、大会の雰囲気にも、走りって左右される。それでも、初めての大会でよい感触や楽しい走りができると、次はこういう風に走ってみようとか、こういう練習をしようとか、いろいろを策を練りながら大会に挑むことができるようになる。
やってみなきゃわからない。そして、あとで俯瞰して振り返ることが次につながる。流されそうになっても、ペースを崩さず、自分のレースをする。それって日々の過ごし方にもにているなと思う。
自分のペースがつかめずにいる人、流されてどうにもならない人。どちらも経験済。それが今年は少なくなったなと、今日の大会を走って思った。写真が楽しそうな顔だもの(笑)
来年はどうなるだろう。周りがどんどん動いている。けれど、自分のペースはそのまま、相手がいる場合は、その人のペースを知った上で、自分のペース配分を変えていくことでいいと思う。自分は変えられる。人は変えられない。けれども、ちょっとしたきっかけは与えることができる。タイミングは相手次第。
そのことは大切にしたい。人生というレースは、人それぞれだもの。