グレーテ(故)

グレーテ(故)


一部記憶封印中(魔法学校入学手続で作成)



マルガレーテ・コラバフィツ(Margarethe Colabafiz)

性別:女性

享年:15

愛称・コテハン:グレーテ

学科学年:呪術科一年

職業:グランザ卿の家具(メイド)

修得済:霧魔術、魚類呪術

修得中だった:原始、神話海洋魔法

何故か使える:暗示魔法、魅了魔法

身長:145.2cm

スリーサイズ:82:59:77

身体能力:A*1

耐久力:E--

敏捷性:B

魔力量:A+++

装備:逆転保護呪殻

好きな物:騙されやすい子、自分を叱ってくれる人、顔がいい人、かわいい子

嫌いな物:呪術殺し、魔術殺し、非魔法族(特に学者)、自分


・概略

コラバフィツ家はとある神に仕えていた妖精を祖とする西暦以前から続く霧魔術の大家の分家、創設は西暦750年ごろ。

ただし全盛期は西暦1200年ごろだったららしく、それ以降は霧魔術とともに衰退し、もはや当時の面影はない。

でも最近はなんとか持ち直しているらしい。


マルガレーテはそんな名家で作成された大規模魔術式

かつての主人らの繁栄を永遠のものとするため、地球史をやり直し、パンゲア大陸を存在させつづけたまま、神話の時代を履行させるための術式


ついに来るべき時が訪れたことを知覚したマルガレーテの"母親"は、発生したばかりの受精卵に宿った魂に、代々受け継がれ改良されてきた魔術式を書込み、ここにこの大規模魔術式は完成した

そしてマルガレーテが作成されてから12年、一定以上の恋愛感情の発生、霧の祟りの討伐成功を起動キーとして魔術式は起動準備段階に移行、このとき魂の一部を利用してメインシステムの起動システムが作成された

だがイレギュラーが発生した

討伐したはずの霧の祟りが別人格扱いで脳に寄生、同時にこのシステムが露見し、破壊工作を受けることとなった


更に数年後、妨害環境である魔法学校にて、表層人格、霧の祟り、更に生徒達の手により破壊され、機密保持のため消失した

・使い魔

アザカルプ(Asakarp)

体長:3.35m

敏捷:38

耐久:92

魔力量:20

戦闘力(物理):9

戦闘力(魔法):87

相性:50

厄ネタ度:61 (素体はただの怪魚でした)

???:54

・釣ってきた魚を素体に、ある青年の幽霊の断片を核として作った使い魔。

どうやら青年の記憶が混じっているらしい

Asakarpは、サンスクリット語で光を意味する語Prakāśaの逆並び。それをドイツ語読みするとアザカルプになる。


ゾールレ(Sölre)

そこらへんで拾ったどうしようもない邪竜、間違えた私だけの聖竜。

今は盾役として使っている。戦闘能力には期待していない。

魂を取り出して人型を与える算段がついたら丁重に扱うつもり(扱いました)

ドイツ語で救済を意味するErlösungを逆並びにして、発音しにくいのでgnuを削るとゾールレになる。

君は絶対救われない。



・各種詠唱

霧魔術


強制転移(現)

霧は朝の兆し、ゆえにこのあめは現から現へ

強制転移(夢)

霧は夜の名残り、そして夢の霧は街へ誘う

霧は夜の証、如何な客人とて斬り捨てようとは願わじ、来たれ我が夢、知らぬ霧の大河

使い魔契約

お前は今ここに、我が子にして我が写身として産まれる。昇る日は逆さで、それは扇で煽るように、あるいは追手を撒くように、お前の名はアザカルプ

霧と海の大則と諸神に、草原の精霊王を祖として誓う。

偉大なる貴公はこれより、その望みのまま我が写身我が子として産まれいづる。

その命は、天使の呪を閉ざし眠ることなり。

それは鐘を崩す如くあるいは夢魔を喚ぶ如く。

ゆえに貴公の名はゾールレ。

この契りは勁く、深く、堅く

絶ち切ろうとも、離れ難し。

解呪(強力)

Der Nebel ist schließlich der Schatten des Wassers.

Die Morgendämmerung ist der Vater und der Düker die Mutter, aber es ist schwierig für den Menschen, am Ort seiner Geburt anwesend zu sein.

Andererseits streichelt der Nebel nicht gerne menschliche Leichen.

Deshalb bleibt die Welt der gereinigten Seelen dort, wie der Duft der Blumen, die Bewegung der Schatten, das Lächeln des Morgens und die Traurigkeit der Nacht.

(日本語訳:結局、霧というのは水の影。

朝の光を父、暗渠を母とするけれど人間はそれが産まれるところを見ることは出来ない。

一方、それに応えるように霧は人間の死体を撫でることを好まない。

だからか花の香りや影の動き、朝の微笑みや夜の悲しみのように、純化された魂の世界がそこにとどまってしまうのだ。)



・補記

起動システム一部展開失敗例(魔法学校入学手続で作成)
術式防衛システム(魔法学校入学手続で作成)


*1:霧魔術の訓練の影響で魔術上の体重がかなり低くなっているため、普通の筋力でかなりアクロバットな動きが可能

*:霧魔術の霧とは術式実行後、パンゲア大陸で履行されるであろう神話環境においてこの術式の残骸が安置される國の名前、即ち"霧薫る古い岩々の夜の國"に由来する


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