🧠クチュ3P

※脳クチュはしたことないので全て想像で書いてます。🧠自体には痛覚が無いって事だけは確からしいです。

　その日はいつも以上に二人の攻めが激しくて、私の身体は、そして文字通り脳みそは熱帯夜のように茹だっていた。

　宿儺はともかく、天元のやつだって汗びっしょりのくせに、ねちっこい手を止めないんだ。意外と体力あるんだよね。引きこもりのくせに。

　こっちはくらくらで今すぐにでも湯浴みをしたい気分なのに、腰を浮かそうとするとすかさずもっと深く埋められるんだ。と言っても、宿儺が動くんじゃなくて、ほとんどは天元が勝手に人の腰を掴んで好き勝手するだけなんだけど。

　本当にむかつく奴だよ。

「ひぁっ……！？」

「かわいい声」

「ちょ、ちょっと、どこ触って……」

「全身もナカも触ってない場所なんて無いのに、今更こんな所で恥じらうのか？よく分からないな」

　天元の細い指が、私の頭の縫い目に食い込んでいる。やめろ、そこは貞操などよりもずっと大事な所なんだぞ。

　わかっているくせに、同じく暑さで気が昂っているのか、天元は知らぬ顔で縫い目をこじ開けようとする。洒落にならない。

　宿儺に止めさせるよう視線を向けるが、なんてことだ、宿儺まで私の頭上を好奇の目で見ている。

　一瞬でこのままじゃまずいと悟った私は、杭のように刺さっている宿儺の魔羅を抜こうと腰に力を入れたんだけど。さっきも言ったように、くらくらだったんだよね。

「んっ……あ、？あ゛ぁ〜〜っ！？」ﾌﾟｼｬｯ!

　急に立ち上がろうとした頭は白く霞んで、なまじ浮き上がった身体はそのまま重力に従い、どちゅん!!とより深く串刺しにされた。子宮が驚いた、ってこんな感じなんだろうな。反重力の術式でも持ってれば良かったんだけど。

　しかもその勢いで宿儺の腹に粗相までしてしまって(天元は塩？とか言っていたが意味がわからない。)泣くかと思ったよね。でも今までの快感の中でもかなりの上位だったな、あれは。

「大丈夫か？」

　もう立ち上がる気力なんて精根尽き果てて、宿儺にしがみつく事しか出来なかった。天元は私の痴態に興奮したのか、口では心配しながらも縫い目に更に指を沈ませてくる。

　この暑さと疲労で少し開いてしまったのかもしれない、頭から少量の汁が流れ、まつ毛に溜まる。

　……万が一、何かあっても宿儺に反転かけて貰えばいっか。

　そんな考えに至ったのも、やっぱり褥の暑さのせいなんだろう。

「……そんなに、触りたけりゃ触るといいだろう」

「いいのかい？」

「すくな、絶対後で反転かけてよね」

「面倒な奴だな貴様は」

「あのねぇ、君だって興味あ゛っ！や…！？」

　くちゅり。

　脳みそをかき混ぜられてるみたいな苦痛、って表現あるじゃない。実際、触られている感覚はあるんだ。でも不思議なことに痛みは全くなくてね、かえってそれが不気味に感じられた。

「やっ……天元、やめろ、やめて」

「痛い？」

「い、たくは、無いがっ、怖いから」

「自分から触れと言っておいて堪え性の無い奴よな」

「ひっ！宿儺、だめだっそんな、激しく、壊れるから……」

「壊れる前に治してやる、それで良いのだろう？」

「いやだ、怖い！たのむ、やめて、んんっ！」

「くぅっ……！」

　宿儺まで指を突っ込んできて、いよいよ好奇心より恐怖が完全に勝った。

　必死に懇願すると、中のモノが大きくなるのを感じる。天元も同じタイミングで悶えたところを見ると宿儺の魔羅はまだ最大時では無かったようだ。化け物か？

　ぐちゅり。にちゅ。

　痛みは無いのに、私がかき混ぜられていく。一歩間違えれば私が破壊されるかもしれない、自分で招いたそんな恐怖に、何故か私は愛液を漏らしていた。

「ふふ……上も下もどろどろだよ」

「あぁ゛っ、イッ……！！」

　天元の白魚のような指で豆をこりこりと擦られれば、そのままびくびくと痙攣し、力なく倒れる身体を宿儺が支えてくれた。まあこのまま倒れられると宿儺もただじゃ済まないしね。

「今日はこのぐらいにしておこうか、私もそろそろ限界だしね」

「……反転、は？」

「とっくにかけた、疾く去ね」

「もう、終わるとすぐこれなんだから。思春期かい？」

　力が入らないので宿儺に持ち上げて貰う形で立ち上がろうとしてたんだけど、どうやら煽るタイミングを間違えたらしい。魔羅が抜けかけたタイミングで手を離され、ずぶずぶと再び埋まっていく感覚にまた悲鳴を上げた。

終