クザン
ザワザワ…
クザン「う~~ん…さすがにまだ早かったか?」
クザン「基地に入る前に、適当に暇潰しとくか…」ウロウロ
クザン「お」
イ~シヤ~キイモ~
クザン「ビンゴ」
スタスタ…
クザン「おい兄ちゃん、一本頼むぜ」
お、海兵さん いらっしゃい
一本ね、ちょっと待っててくれ
ガサガサ…
はいよ、焼き芋一本お待ち!熱いから気をつけてね!
クザン「お…本当に熱々だ こりゃァいい」
クザン「金はこれでいいか?」ジャラ
確かに まいどあり!
クザン「なァ、なんで焼き芋って新聞紙で包んでるんだ?」
蒸し焼きにするためだよ 蒸すとホクホクになるんだ
水分を吸っても形が崩れにくい新聞紙は都合がいいんだよ
クザン「へェ…ちゃんと理由があるんだな」モグ
クザン「~~~~ッッ!アッヅ!」
クザン「ハァッ、ハッ、あ~~熱ぃ…でも美味ェ…ハッフ」
クザン「蒸してるだけあって芋自体しっとりしてるなァ パサパサだとこの熱もすぐ逃げちまうのかね」ホフ
クザン「飲み込む時の甘さと胃の中に熱が落ちてく感じ…焼き芋だなァ…ハフ」
モグモグ…ハフホフ…
クザン「は~~~~…美味かった、ごちそうさん」グシャッ
いい食いっぷりだったね、海兵さん
クザン「体力仕事だからなァ …って、あぁ!」
?
クザン「ちょ、これ!ガープさんの記事じゃん!」
クザン「うわ、ぐしゃってしちゃったよ…なんかごめんガープさん」
海兵さんかい?
クザン「ちょーカッコいい海兵よ …っと、そろそろ時間かな」
仕事かい?
クザン「そう 平和を守る大事なお仕事」
クザン「じゃあな、兄ちゃん 美味かったぜ」
まいどあり~ お仕事頑張ってね~!
クザン「…あ、ガープさんにも一本買ってくりゃよかった」
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(大好きな師匠兼先輩)