ギツロニカ キャラシ(4/13更新)

ギツロニカ キャラシ(4/13更新)



【浮世英寿】

享年:16歳

暗示:絶望

ポジション:コート

クラス:M→レクイエム  S→ロマネスク


記憶のカケラ:

〈料理〉料理を作っていた。少しでもあの人に何か食べてほしくて、周りの目を盗んでは調理場に立った。必死の思いで作った君の料理を、あの人は、食べて、くれたの、だったか。


〈覆う影〉黒い影が君に覆いかぶさってくる。邪魔だ、離せ、やめろ。どれだけ叫んでも意味はなく、その手は何も掴めはしなくて。その憎しみを、怒りを、絶望を、君が忘れることはない。


〈家〉行くあてもなく、やがて行き倒れた君たちを拾ってくれた人がいた。呆れてしまうほど人の良い二人。本当は跳ね除けるべきだったその誘いを、けれど、君は……。


スキル:助言、銃神、銃型、調律


最大行動値:11

初期配置:煉獄


強化パーツ:

《頭》カンフー、アドレナリン、スコープ、たからもの(狐耳パーカー)

《腕》ショットガン

《胴》

《脚》


あぁ、君は僕の作品の中でもいっとう素晴らしい出来のドールだ。力も知恵も運も心も、すべてが他を圧倒している。君が率いるドールたちの旅路は、さぞかし愉しいものになるに違いない!

【ショットガン】を構える君の身体に埋め込まれた【スコープ】。それは敵だけでなく、この世界を正しく見通す手助けをするだろう。そして君の【助言】で、仲間たちの背を押してあげるといい。少しくらい壊れても大丈夫、君は自身を【調律】する術を知っているからね。心を揺さぶる絶望に抗い、その聡明な思考で、"姉妹"を守ってみせてくれ!



【桜井景和】

享年:17歳

暗示:幸福

ポジション:アリス

クラス:M→タナトス  S→ステーシー


記憶のカケラ:

〈尾行者〉自分につきまとう他人の気配。君はその正体と対峙した、はずだ。懐に手を回した相手を前にし、背後の存在を守らなければと、そう思って、それで。──それから、どうなったっけ?


〈水〉君は水の中にいた。泳いでるのか、潜ってるのか、はたまた身を投げたのか? けれど、そのなかで感じた安堵を、確かに君は覚えている。そのとき、穏やかに思い浮かべた、帰るべき場所のことも……覚えていた、はずなのに。


〈家族〉たった一人の家族とともに生きてきた。大切なあの人の顔さえ今はおぼろげで。彼女は、ちゃんと幸せに生きられたのだろうか? どんな些細なものでもいい、その記憶を、取り戻したい。


スキル:癒し、死神、災禍、肉の盾


最大行動値:10 

☆初期配置:煉獄


強化パーツ:

《頭》リミッター

《腕》日本刀

《胴》しんぞう、たからもの(ありふれた人形)

《脚》有刺鉄線


君は何もかもがちぐはぐで、だからこそ誰よりも興味深い。そもそも死体のくせに【しんぞう】が動いているだなんてお笑い草だ! けれどそれが君だからね、僕はその個性も認めるさ。夢見るように幸福な世界を語るくせに、戦いの中ではあらゆる敵に【災禍】をもたらす矛盾も含めてね。そう、君は既に【リミッター】の壊れかけた人形だ。アンデッドたちの【死神】でありながら、姉妹の【癒し】として在り続けるといい。その歪さがどんな結末を迎えるのか、僕は心の底から楽しみにしているよ。



【鞍馬祢音】

享年:13歳

暗示:陥穽

ポジション:オートマトン

クラス:M→ロマネスク  S→ロマネスク


記憶のカケラ:

〈凌辱〉どれだけ泣き叫ぼうと、暴れようと、終わらなかった凌辱の日々。怪我は耐えず、血も吐いて、自由なんてどこにもなくて。"ネクロマンサー"という言葉に寒気を感じるのは、きっとそいつが、あいつらと同じ人種だからだ。


〈白い部屋〉

白い部屋、薬、注射器、白い服の人たち。痩せた身体には逃げ出す気力もあるわけはなくて。日に日に壊れていく自分を感じながら、見上げた天井さえ、ただ白かった。あの部屋には、二度と、戻りたくはない。


〈家〉目的地のない君たちの旅路。何も持たない空っぽの君。そんな君に、君たちに手を伸ばしてくれた人がいた。生まれて初めて、「ここにいたい」と思える居場所を、彼らはくれた。


スキル:援護、戦乙女、死の舞踏、円舞曲


最大行動値:12

初期配置:煉獄


強化パーツ:

《頭》アドレナリン

《腕》ライトセイバー、たからもの(リボン付きバスケット)

《胴》スチールボーン

《脚》ワイヤーリール


うん、君はまったく美しい。まさに【戦乙女】と呼ぶべきドールだね。その皮膚の下にある【スチールボーン】は、美しさだけではない強靭さを君に与えるだろう。【ライトセイバー】を携えれば、【死の舞踏】の幕開けだ。君の【円舞曲】に魅入られれば最後、敵は物言わぬ肉塊に逆戻り。反対に君の【援護】は"姉妹"に力を与え、勝敗は君の手に委ねられる。もう何も奪われたくはないだろう? あんな日々に戻りたくはないだろう? そんな君に、最高の舞台を用意することを約束するよ。



【吾妻道長】

享年:16歳

暗示:罪人

ポジション:ジャンク

クラス:M→バロック  S→ゴシック


記憶のカケラ:

〈密室〉狭い部屋に飛び込み、息を潜め、しゃがみこむ。外では自分を探す怒号と足音が響いている。逃げ切れはしないだろう。自分はここで死ぬ。そう分かっていてなお、君は小さく笑みを浮かべた。その理由は、まだ、思い出せないけれど。


〈いじめ〉殴られて、蹴り飛ばされて、踏みにじられて。腹いせに過ぎない暴力。この最低な世界ではありふれたそれ。よく知ってる。君だって、何人もを見殺しにしてきたのだから。弱いやつから死んでいくこの世界で、ついに自分の番が来ただけなのだ。怒りさえもはや感じず、閉じようとした君の瞳を焼いた、一閃の光。その正体は──何だっただろう?


〈家〉こちらの言い分なんて蹴飛ばして、君はある家に連れて行かれた。あたたかくて、やさしくて、穏やかな世界。自分には不釣り合いなその場所を、君は……どう思って、いたのだろうか。


スキル:随行、狂鬼、再生、肉の宴


最大行動値:11

初期配置:煉獄


強化パーツ:

《頭》よぶんなあたま

《腕》かぎづめ、ほとけかずら、たからもの(バッファローのぬいぐるみ)

《胴》ジェットノイズ

《脚》


何もかも諦めたような顔をして、その実、誰よりも強欲。そんな君の本性はお見通しだよ。

左手に生えた【かぎづめ】に、右手を覆う【ほとけかずら】、フードに隠された【よぶんなあたま】……ふふ、とても彼らの"姉妹"とは思えない出来だ! 死肉を喰らい【再生】するなんて、なんて醜い戦い方だろう。まさに【狂鬼】じゃないか。まぁ、せいぜい"姉妹"に見捨てられないよう、必死に守り続けるといい。それとも──また同じ罪を重ねる、なんてこともありえるのかな?


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