キリデイ
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キリ様にそういう機能が残ってるとしたら、疲れた時にはちょっと勃ってしまうこともあるかもしれない。
そんな時にデイビットが「それを何とかさせてほしい」って言うのがえっちだなあと思います。
一応恋人というか、一番好ましい相手としてお互いの部屋に赴いたりするし一緒にベッドに入ったりすることはあったけどキスもしたことがない二人が、色々すっ飛ばして行為に及ぶみたいなね……。
困惑はしたけど「オレがやりたいんだ」って言われて押し切られたキリシュタリアはデイビットが自分のものを咥えているのを見てぞっと背を泡立たせて、「ああ、私は彼の容姿を美しいと感じていたんだな」と思う。自分のものがデイビットを汚していると感じるのに、疲れ以外にもちょっと興奮して性器が硬くなっているのを自覚する。
「これが男の性というやつか。ベリルがいろいろと聞かせてくれたが……私も男だったんだなあ」って思いながらデイビットの行為を嬉しさ半分自分の性欲への驚き半分で見ててくれたらいいなぁ。
デイビットも興味本位で「好ましい相手への性的な施し」ってやつをやってみているけど、口の中でどんどん大きく熱くなっているのに安心しているし自分の腰も重くなってるのを自覚して、こんなことをさせてほしいって言った自分の感情を解明してほしいな。
一回口の中に出してもらってもキリ様のはまだ治ってないし、自分のも完全に反応してるのでついでに騎乗位までしてみよう。デイビットは天才だからきっと大丈夫だはじめてでも動ける動ける。
キリ様にも手伝ってもらいながら解したところへぐっぽり挿入して、苦しさも感じるけどそれ以上に充足感を感じている自分がわからないデイビット。
それに対して、「抱きしめたいな」「口づけもしたいな」「彼に対してこんな欲を抱くんだな、私は」って冷静になってるけど、それはそれとして気持ちがいいから無茶だけど動いてしまいたいという欲もある男キリ様。
まあ無理なんだけど、ここまでしてもらって自分だけ気持ちよくなって終わりなのは嫌だからと完璧にデイビットを誘導する。
起き上がって対面座位の格好になってから、耳元で
「もっと腰を浮かせて。……そう、そこに当てるんだ」
「この辺りに力を入れてくれるかい? ほら、外から触れても、どこまで入っているかわかるよ」
「……ふふ。窮屈だね、デイビット。でも君とこんなに深くつながるのは、とても喜ばしいな……」
って囁きながらヤってるとデイビットは更に混乱していくんだけど、顔は真っ赤っかで表情はだらしなく溶けてるんだなぁ。
それを見て、もっと彼を乱して泣かせたいと思うけど「さすがにそれは醜い欲なのでは!?」って葛藤するキリ様……(以下無限ループ)。止め時がわからなくてイける間はずっと行為してるといいな。
しょうがないね、二人とも多分行為に慣れてないからね。
デイビットくんなんか途中から◯液出てないし涙がぽろぽろ流れてきてるけど、「ひ♡ ───っあ、ヴォ、ダイム……っ、キリ、しゅ……たり、あ♡ ぁ、〜〜〜ッ……♡」ってずっと名前呼びながら喘いでるしその瞬間もキリ様に抱きついて腰振ってるから大丈夫でしょ。多分。