◇キャラ設定 -Asmi Grecia Arros-

身長:187cm
体重:57kg(自己申告)
年齢:18
異世界からやって来た少女。
機殻を纏う白銀の巨神ネクロテオス、今は居ないが喧しいアシストウェポンのソワントレットと共に、今日も今日とて道行く先に蔓延る悪を討つ!斬る!断つ!
実は人工的に造り出された星観者……人造人間であるらしいが、詳細は不明。当人が言うには「HAHAHA!」。会話をしろ。
元の世界における戦職は《超級突撃殲滅前衛(スーパーストライクコンダクター)》。
この世界においては友人となった冒険者達の所属するパーティの"雇われ"をしている、ただの下級冒険者の一人である。

機鋼神ネクロテオス
全長:55m
重量:約4250t
武装:超級機鋼式斬艦刀、超級機鋼式回転拳銃、独立強化ユニット"ソワントレット"、超級機鋼式砕山拳
必殺技:《レヴォンゲル・ストライク》
[解説]
心の働きである情動によって莫大な出力を生み出す《心素機関(カルディア・フロギストン)》で稼働する白銀の城。彼女の世界における決戦兵器の一体にして、異界より生み出されし魔導と科学の合いの子。アスミ・グレイシア・アルロスと彼女が保有する大剣《コントロールキー》で呼び出される白き神骸。
大気圏外から落下しても無傷な程の尋常ならざる物理硬度と、近接攻撃以外を無効化する程の大出力を持つ強力無比な心素粒子フィールドを保有している。心素粒子フィールドは一時的ではあるが集中強化する事で近接攻撃にも対応しており、物理装甲と組み合わせる事で異常な程の防御力を発揮可能である。背面に備えられたブースター系の数々は、重量級であり堅牢な装甲を持つが為に犠牲となったネクロテオスの機動性を無理やり補うための物だが、飛行用ではない為地上でのホバー移動、ブースターを一斉噴射してのブーストダッシュが限度である。異常なほどの防御力を誇るネクロテオスであるが、拳及び射撃兵装、斬艦刀による攻撃を行う為の運動性は兎も角、移動速度を含めた機動力については悲惨極まっていると言えるだろう。心素粒子フィールドを用いて足場を生成し、ネクロテオスの瞬間発揮可能な最大出力を出す事で数百m級の大跳躍を行う事も可能だが、それを込みで考えてもなお同系列の機体と比べて移動能力は大きく劣っている。後述する攻撃能力と過剰ともいえる防御力の高さは、致命的な欠陥に等しい機動力をカバーする為の物であると言えるだろう。
武装は格納空間より招来する《超級機鋼式斬艦刀》と《超級機鋼式回転拳銃》、現在は別の世界に置き去りにしてしまった独立強化ユニットの《ソワントレット》、及び両の拳である。
超級機鋼式斬艦刀は全長72m、刀幅55mのネクロテオスの全長に匹敵するほどの巨大なブレードであり、斬艦刀単体でもネクロテオスの外殻装甲以上の強度とネクロテオス以上の質量存在を両断可能な切断力を誇っている。独立強化ユニットであるソワントレットとの合体によって本来の力を発揮可能であるため、ソワントレットが居ない現状は最大の必殺技を行使する事は出来ない。なお、"斬艦刀"というネーミングはネクロテオスが存在していた世界における、"最小"でも全長200m以上の超質量可変式巨大艦船級に有効打を与えられることから名付けられたものである。
超級機鋼式回転拳銃は超級特式七五聖銀弾と呼ばれる口径750mm×32,00mm、砲弾重量2,460kgの専用弾頭を一度に二発発射するネクロテオスの専用兵装である。15m級はあろう巨大な拳銃としか言えないが、故に機構も至ってシンプルであり、ネクロテオスには遠く及ばないものの頑強性は確かなものを誇る。超級特式七五聖銀弾は巨大な聖銀加工を施された特殊弾頭であり、弾倉内部の拡張空間から直接弾倉内部へ装填される。弾頭の大きさから解る通り、当たりさえすれば穏やかな平原をクレーターに変える威力を持つが、当機体が本来の敵と定める対象群からすれば表面を少し焦がす程度の威力しかなく、搭乗者の射撃精度が低い事もあって牽制用武装に位置付けられている。これが致命傷となるような存在に対しては、サイズの違いにより"当てれない"為、周辺を巻き込んでの範囲攻撃として用いる事もあるが、威力が過剰であるのと予備弾倉の確保が難しい為基本的に使用されない。
ネクロテオス単体で使用可能な必殺技としては、天然自然の万象と心素粒子を感応させ、既存法則を無視して因果律に局所的な歪曲現象を発生。どれだけの距離と障害物があろうと、それら一切を無視して心素機関が生み出す莫大なエネルギーを用いた空間湾曲を超級機鋼式斬艦刀を用いて叩き込み、物理的強度を無視して対象を破壊する《レヴォンゲル・ストライク》。
レヴォンゲル・ストライク以外に現在使用可能な必殺技は存在しないが、ネクロテオスの質量および斬艦刀の切断力、及び高すぎる程のアスミ・グレイシア・アルロスとネクロテオスの同調率が合わされば、その一撃一撃が必殺級の威力を持つ事は言うまでも無いだろう。
なお、この世界に来てから必要であったために編み出されたネクロテオスの部位召喚はアスミ・グレイシア・アルロスの高すぎる同調率によって為された一種の変態技巧である。最も、それを以てしてなお相手が"小さすぎる"事は解消しずらく、仕方ないので素の肉体で振るえる剣技をコツコツ鍛えているとか。