キャラクター紹介②

キャラクター紹介②


ゲルベルガ・バロー

 身長138cm貧乳眼鏡。上昇志向が高く、人としての良識や危機管理意識は(外付けしてもらわない限り)特にない。好きなものは修行・危ないもの・運ゲー・マウント取り、嫌いなものは生まれつき才能があるやつと酒(舐めるレベルでも危ないため)。

滅却師としての才能はびっくりするぐらい無く(一応後にポメラニアンブートキャンプでちゃんと平均以上程度には落ち着いたらしい)、特技は自前で磨いた剣術、毒物の取り扱い、スパイ工作と演技力。

途中で陛下が「あれ?こいつ表で戦闘要員で使うより裏で工作員とかそっちで運用した方がシナジーあるやつじゃないか?」と気づいたため文字を与えられながらも表立った活躍の場からは外されダーテン編集部もとい情報部に回されるが、本人はバリバリの戦闘要員希望であるため派手に不満を溜めていた。

実は名前は偽名。大凡200年前に危険薬物の密造と流通により国家を著しく混乱させようとした罪で知識を有していた一族全員が皇帝補佐直々に根切りの憂き目に遭い幼くして新たな経歴をでっち上げて逃げることを余儀なくされたからであるのだが、それとは全然関係ない理由(主に同担拒否)で熱烈なハッシュヴァルトアンチをやっている。

ポメラニアン並の駄犬性とカカポ並の対外敵性能を併せ持つマグダレーナの介護に疲れた結果秘密を共有する仲間との間に最近不思議な情が芽生え、真っ当な恋愛感情等を理解してちょっとだけ丸くなった。

聖文字:Portal

空間間を繋ぐ門を開くことができる。存在するとわかっている場所なら地獄にすら即座に繋げられるが、多人数での移動には向かず作戦行動上の使用は困難らしい。本人はもう少し直接火力に繋がる能力が欲しかったなあと思っている。


ペネロペイア・ソーンブラ

 マグダレーナの影武者兼従者(メイド)をやっている性別不詳系破面。ぱっと見はメカクレ美少女だがめくると地味にポテト顔。500年ほど前に虚圏をこっそり訪問していたマグダレーナに襲撃から救われ、その恩義を返すために側仕えとしてついていくこととした。あまりにも繊細であり環境変化に精神が耐えられないためあまり外で連れ歩かれることはないが、地味に裏方作業などで頑張っている。

…というのは真っ赤な嘘。本当なのは250年ぐらい地道に優しくしてもらわないと推しの身内とすらまともに会話ができない繊細コミュ障であるところだけである。

実年齢は千年を優に超えており、一般アジューカスであった千年前に偶々見かけたマグダレーナに対し一目惚れ。なんとか近づきたいと考えるも当時はすでに彼女を取り巻く一大宗教が形成されつつあったため近づくことすらできず、奥地に潜ってひたすら貪食に励みつつチャンスが来るのを待っていた。ようやく自力で仮面を割ることに成功し、“自然な出会い”を演出しつつ雇ってもらうことに成功したのが約500年前である。

主君から死ねと言われれば喜んで死ぬし頼まれたなら(なんなら頼まれなくても)なんでもする、最早主君以外のこの世の全てに興味がない姿勢が主君の兄から高評価を受けており、申し訳程度に滅却師としての力を与えられていたりする。

帰刃:翡翠狛鶴(グルージャ)

 対象のステータス・技術などの全てを問答無用で自身以下に設定し直す。ちなみに上限の基準とされるステータスは特化した探査回路と鋼皮以外は平均以下〜カスもいい所である。

デメリットとして使った対象と自身の間の本来の実力差(マイナスした分のステータス)に比例し自然災害レベルまで至るアクシデントが発生するが、ある程度の実力があれば回避可能。真面目にやれば星十字騎士団上位層とやりあえる実力は主にこれ+500年鍛えた暗殺力によるもの。


子イヌ(本名不詳)

 マグダレーナの虚圏における大親友にして育ての親。

その正体は三界が未だ種族や世界ごとの境できっちり分たれる前に霊王の近親者として傍にあったとされているものだが、戦闘に寄与できる能力が悲しくなるぐらいないことを補おうとした結果磨き抜かれた人と人との間の緩衝材としての性能(※一応これでも本業は研究者である)を「このまま置いておくと霊王を排除する方向で話がまとめられなくなるじゃん」と危惧された結果、陰謀により虚化させられてしまい以後は逃げ隠れしながらたまに霊王宮がある方を「おそらきれい」と見つめる生活を続けていた。

虚としての見た目は「アヨンより巨大なゴールデンレトリバー」の一言で形容されるもので、娘()の獣もふもふに対する異様な執着心の由来となっている。また、振る舞い言い回し言葉選び思考パターンの全てにどうしようもないポテトみがあり、娘()のポテト族に対する異様な異様な反応の原因の一端にもなっている。というか実際間に百万年ほど挟まっているだけで先祖ではある。人としての顔も似ている。

ちなみにファッション好きと物語好きもこいつの影響。

近親者の死に際しパニックを起こしたマグダレーナにより無意識かつ不可抗力的に斬魄刀の妖精さんに就任させられており、現在はちょくちょくフィジカル強者ゆえの回復力にかまけたオーバーワークや無鉄砲な行動をする“主”に苦言を呈しつつなんやかんやで甘やかす生活を続けている。

本人は「自分は何もできないし…本当何もできないし…」とかなんとか宣うタイプであるが、第三者視点から見るとバラガンから妙な高評価を受けていたり初代の綱彌代から(それはそれとして邪魔なら殺すだけで)妙に屈折した好意を向けられていたりとおかしなところが多い。


社長

 世界を股にかける超老舗甘味チェーンの創業者一族。 

かつて自らの体質(※フルブリンガー)に悩んでいた友人を死神の陰謀により亡くしており、復讐(というか、黒幕への落とし前と再度類似した事件が発生することの予防)を目的としてマグダレーナに秘密裏に会社の実権を譲渡するという形で活動資金と和菓子の社割を提供している。

友達のことを忘れることはないだろうが、他人を不幸にするような形での復讐はよくないとも思っているため今は理解のある仲間と一緒に計略ごっこを行うことをゆるっと楽しみながら余生を送っている。


綱彌代猿女

 マグダレーナの母親。後の四大貴族家二つに縁を持つ娘であり、当時謀略を進める本家の命に従い霊王に近づきその存在を探るものとして送り出された。

その後細かい経緯は不明であるが籠絡すべきであった存在に籠絡され返した結果子供をもうける。周囲の暴挙が最早止められぬと悟った時点で自身の子供が「特異な存在のスペア」、あるいはいずれ「使う」ことを前提とし自らが受けたものよりも悪化した道具扱いを受けることを予期し、逃げ出して身を隠すことを決意した。

和尚とは一方は娘可愛さに命懸けで大博打を打つことを、他方は秩序維持のためであれば多少の情はガン無視して友人の娘ですら犠牲にすることを、「あいつならやる」と確信する程度の仲。別に仲が悪いというわけではないしどちらかと言えば良いが信頼はあんまりない。

 なお、娘可愛さでちょっと頭がおかしくなる傾向にあるだけで普段の性格自体は割と平均的な頭綱彌代的貴族寄りであったらしい。

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