キャラクター紹介③

キャラクター紹介③

だけんチルドレン(年齢順)

ルカ・マーリエヴィチ・ヌァザリスキ

種族:滅却師

現所属:見えざる帝国

 ポメチル滅却師ぶっ壊れ四人集の一人。序列としては四位(95/100)。見た目は小柄でかわいい系の少年に見えるが、現在きょうだい内最古参であるという説が有力。基本的にはやや明るめでハキハキ丁寧に喋る人懐っこい少年といった様子だが、いざという時は頑として情を取るタイプ。髪色は赤みがかったブロンドで、親族とお揃いにするため伸ばしている(現在の長さは肩につく程度)。犬で例えるとパピヨンに似ている。

製造目的上行われた霊王因子の励起に伴うバグによるものかどうかは不明だが、生まれつき他人の「言われたら嫌なこと」(弱み、コンプレックス等)が目の端にチラつく体質らしい。なお、チラつきすぎた結果往々にして口に出してしまうので、かなり愛嬌がある容姿にも関わらず周りからは蛇蝎のごとく嫌われがち。実際友人の類はマジで皆無であり、身内以外との会話はほとんどないとのこと。

幼い頃から書物で見た家庭という概念、特に「父親」というものに非常に強い興味を持ち、陛下に「あれがお前の義父になる男だぞ(あいつをお前のお母さんと結婚させるぞ)」と紹介されたハッシュヴァルトに対し88/100程度の強烈な好意を向けるも、向こうからは15/100程度の強烈な嫌悪感で返されている。ちなみに理由は自分の思い人からの心づくしの親切を「母上流石にうざいです、やめてください」で跳ね除けているところを度々目撃し「無礼だぞ」50%「羨ましい」50%の目で見ているためらしい。叔父上との仲は割と良好。

なお、なかよし家族にこだわりを持ってこそいるが、モヒカンのお兄さんを兄とは認めないし性格が好きじゃないし叔父上を殺しそうだから嫌い(18/100)である。(向こうからは62/100)

小柄寄りなのを気にしてか、密かに厚底の靴を履いているらしい。

聖文字:Harmony(協調)

 議題の大小問わず自身の発した言葉に賛同または追従の意を示した存在を一定時間同化させ支配下に置く。完聖体等の条件下で最大効力を発揮した場合は、心の中で思うだけレベルであっても肯定・賛同の意味で解釈できる感情を抱いた時点でアウトとのこと。

要するに会話中肯定に類する反応を一度でもした瞬間に生殺与奪の権を握ってくる能力であるため、案の定周りには嫌がられてびっくりするほど家族以外の人が会話をしてくれなくなったらしい。相手の言葉・一挙手一投足全てにまず否定から入るレベルで性格が悪ければそこそこなんとかなる、とも。 

陛下に多大な期待を寄せられている能力であるため、もう二、三段階進化があると言われてもスレ主は驚かないぞ。


騎士兄貴

種族:虚(破面)

男性。落ち着いた性格をしており、きょうだいの中でも古参の部類である。かなりのチョコラテ属性持ちでもあるとのこと。

「騎士道物語が大好きで、語らせると死ぬほど長い」という点を除けばきょうだいの中ではかなりの常識人の部類に入り、虚夜宮に潜入を行っていた際もクソバカバーサーカーとフリーダム強盗を筆頭にクセの強い連中の手綱を握りながら胃を痛めていた様子。

帰刃:襟を正せ、「幻走兵馬(ロシナンテ)」

独自に定めた「ルール」の縛りに従う限り上限限界や他者の能力による妨害等を無視した自己強化を行う。

(「不意打ちをしない」→「正面戦闘における能力が上がる」、「物理攻撃以外を使わない」→「物理無効の敵に対して攻撃が貫通するようになる」など)

基本的に達成が困難であればあるほど効力が上がる仕組みだが、失敗した際のペナルティ的なものは特にない。


リリ・スレイマン

種族:霊王(?)

現所属:なし

人間・死神・滅却師・完現術の四要素を持った(つまり虚属性はない)両性ロリ。ロリレベルは概ねやちると同じぐらい。

傲慢にして傲岸不遜、天上天下唯我独尊を地で行くし素で「私が天に立つ」と言い放てるタイプの躾のなっていないメスガキだが、性根レベルで言えば一応一貫して世直しを志していたりという面でギリギリ母からの「根本的な矯正」を免れている。

“現在”の観測と演算にかけては部分的に母を凌駕しかねないスペックを持っている代わりに、脳の作りが根本的に違っているためか生まれつき周囲と視野を合わせること及び言語的コミュニケーションに難儀する体質である。具体的な「難儀」の性質については「ワードサラダ」で検索願いたい。 

信条として自分より明確に劣っている人間とは交流しないことを掲げているが、なんだかんだで地下室から遊びに繰り出しては空座町で高校生に相手してもらい、挙句ちょっと懐いている形跡がある。 

モヒカンがファッションとしてイケてると思える性質なのも相まってバズビーのことを「将来的に自分の夫になる相手である」と勝手かつ一方的に思い込んでそれなりに健気なアピールに励んでいるが、三十分の一も伝わっていない。


子供好き(仮)

種族:滅却師

現所属:見えざる帝国

 ポメチル滅却師ぶっ壊れ四人集の一人。序列としては一位(100/100)。見た目は高校生ぐらいの男子だが、その実態は子供という存在の無垢さ・かわいさを信奉し、お兄ちゃんと呼ばれることに命を賭ける狂気のロリコンにしてショタコン、挙げ句の果てに頭ハジケリストである。 

趣味は生まれつき持つ「退行」の性質を利用(悪用)し、他人をロリショタにして干渉しては楽しむことであるが、これでも一応犯罪にあたる行為を行うのは唾棄すべき行為だと考えている派閥の人。

先天的に自力で弓を用意できない体質であるため、代わりにボクサーを極めている。

ちなみに好きなものは弟と妹で、最近の専らの主張は「全人類が無垢で無邪気で無力な子供になればこの世から戦争はなくなるんじゃないかなあ」。


レクテュアーレ・デュセット

種族:滅却師

現所属:見えざる帝国

  ポメチル滅却師ぶっ壊れ四人集の一人。序列としては二位(99/100)。

半径約2km圏内にいる者の思考が声として聴覚に訴える形で聞こえる体質であり、普段はふんわりと感情がわかる程度、集中すれば本人すら把握していない深層心理下の動きまで読み取れるようになっている。オンオフはできないが、音量調整はある程度可能。

幼少期から著しい自閉傾向にあり、あまりにも機械的な様を見て心を痛めた母親が折よく兄が勧誘してきたエス・ノトをショック療法がてらぶつけてみたところ生まれて初めて感じた「感情」に感激。「心が震えるなら恋でも恐怖でも一緒ですよね」という超理論を以て無表情アンドロイドキャラからヤンデレ属性の追っかけに転職した。

その経歴故かホラー耐性が変な方向にぶっ壊れており、タタルフォラスを喰らっても一周回って喜ぶのではないかという疑惑がある。

現在は割と明るく社交的な方で、友達も結構多いらしい。


庵谷凪

種族:死神

現所属:なし 

冷静沈着で大抵のことには流されない系ロリ。和服の収集に関してはかなりのこだわりがある。

生まれつき完全虚化が可能だが、どうやら安全性を考えれば時間的にはあまり保たない模様。斬魄刀の能力は要素の分解に特化しており、例えるならば緑色を青色と黄色に分離するレベルでの分解・解体を行えることから実験においては重宝されているとのこと。 

見た目こそロリだが区分としては割と年上寄り(5、60歳程度)であるため自分より年上の連中の暴挙に割と真面目に頭を抱え節度を説いたりしているが、あまり効果はない。


棟方好美

種族:人間(完現術者)

現所属:なし(職業は飲食店経営) 

容姿・中身ともに概ね三〜四十代ほどの女性。一言で表現するならば「酒カス」。酒が好きすぎて人間をやめ、酒愛で完現術に目覚めた“真性”であり、その執念は普段であれば子供たちに真っ当な就職や社会貢献を促す母親を諦めの境地に至らせ「そんなにお酒が好きならば作ったり売る側にでも回れば良いのでは?」という言葉を引き出した上で、さらにそうそうイカレない強い内臓を“与えて”もらうという結果を引き出すほどである。

個人の技能として扱える完現術は、「酒は百薬の長」という言葉を文字通り現実にすることだけ(原文で「されど、万病の元でもある」と書かれることもある事実はガン無視である)。ポメラニアンチルドレン産完現術者の例に漏れず好きな分野に邁進する以外には興味をあまり持たずしかるに基礎技能の研鑽などは微塵も重視しないしバトルで弱くても気にしないので、戦闘力的にはミソッカスもいいところらしい。 

嫌いな客は「うちは酒が売りですよ!」って書いてる店に来ておいて「お酒はやめておきます、仕事中ですので」とか言うようなやつ。


過激思想(仮)

種族:滅却師

現所属:見えざる帝国

 ポメチル滅却師ぶっ壊れ四人集の一人。序列としては三位(98/100)。マザコン…というよりは意識高い系とファミコン(ファミリーコンプレックス)を拗らせたような性格をしており、世界はいずれ自分たちが正しく導くべきであるからして現状既得権益を得る立場にいる奴らは皆ひれ伏してその座を明け渡してほしいな、などと言ってはきょうだいに「流石にそれはちょっと」と言われる生活を繰り返している。 

その思想のヤバさはマジで目に見えているレベルらしく、どのレベルでヤバがられているかと言えば見かねた叔父が「面倒を見てやれ」と頼んだ結果実質のお目付役になったキルゲぐらいしか親しいと言える相手がいないほどである。「これでも兄(ルカ)よりはマシ」と自尊心を保つのが日課。

 生来の完現術に対する適正と霊子操作の才能に基づいて周囲の空間を文字通り掌握するトラッパーであり、支配できる最大範囲は瀞霊廷のおよそ半分に及ぶ。他人が特殊能力により創造した空間には効力がないのが弱点。

ちなみに弓はクソほどノーコンなので基本使わない。


ネシャヤ・アルトルヴァレ

種族:虚(破面)

現所属:虚圏新興王国

 見かけ上は妙齢の女性。胸部がとてもなだらかで目が菫色であることを除けば概ね母にそっくりである。穏やかめだが気質は根明で、母に並ぶレベルの根っからのチョコラテ気質。

その誕生経緯ゆえに明確に故郷と呼べるものが思い当たらない兄弟のあり方を憂い、虚圏にセーフハウスを作ろうとしていた一団に所属していたのだが、彼女が現れたあたりからはその謎のカリスマ性により藍染ですら対処不可能な速度で勢力を急拡大させ、最終的に一大王国の宗教的トップに祭り上げられてしまった。なお、一応存在する首相的な役割のトップは彼女の(あまり有能ではない)個人的な友人であり、つまりは政教分離に見せかけた傀儡政権である。

名目上女王の立場に置いている母親を何の気の迷いか「カリスマ的なパワーを持つもののあるべき姿」として認識しており、普段は概ね真似るような形で妹属性を前面に振る舞っている。案の定ポンコツであると見られているが、「自分が支えてあげないと…!」と思わせる形での支持率集め的には非常に有効である模様。

地味にモヒカンファンクラブの一員であり、国内に「まあモヒさんに関することなら問題ねえか…!」で大体のことが通用する謎の風潮を蔓延させた元凶でもある。


ドゥルシノア・ランキャット

種族:虚(破面)

暗めの赤髪を七三分けにしており、目の色は黒。性格は母親から母性を抜いて空いた枠に宝塚と女好き(というか面食い)をぶち込んだ感じ、口調は柔らかめかつ中性的、一人称は私。生えてる。

破面のチルドレンの中では現状問答無用の最強(100/100)と言えるが、同時に母親に輪をかけて思慮に欠け迂闊な側面のあるドアホであるため鉄砲玉程度の運用しかできないのが欠点である。

自分自身はわりかしどんな時でも正々堂々「これから君を殴る」と宣言してからぶん殴る事を信条とはしているが、他人にまで強制するつもりは特にない。それはそれとして自分の家族や友人を蔑ろにする輩を見かけたら殺す。

ぱっと見のシルエットの印象でいえば身長202センチ、色白でどこか儚さのある針金に見えるが、冷静に観察すればガッツリと起伏がある体つきをしているらしい。いわゆる「脱げばすごい」系。服はスーツっぽいけどアクセサリーとかはめちゃくちゃつけるため、見た目の印象がどこかチグハグである。

仲のいい破面はロカ、ノイトラ、三獣神、ネリエル等々。 

ハリベルには従属官含む四人総取りハーレムを目論んでいることがバレバレであること、クッカプーロには追いかけまわしすぎたことからめちゃくちゃ避けられているらしい。

帰刃:燃え落ちろ「弱虫喰らい(バスカヴィル)」

あらゆる防御を無視して魂自体に焼け付く炎を身に纏う。手足を大きく振るうことで、炎を飛ばすこともできる。着火した炎も発動者の意のままに操れる。

ただし、炎は幻覚に近いものであり強力なプラシーボ効果でダメージを与えているので、「炎が幻覚であり、直接的な威力はない」と信じられると炎が通じなくなる。


リュヴィヤ・エールトール

種族:虚(破面)

両性。性格は冷静寄りで、かなり割り切って考えるタイプ。 

何事も興味のあるなしで著しく対応が別れるタイプであり、自分が興味を感じない相手であれば姉の友人だろうが母が言及していた重要人物だろうが容赦なく忘れて別のことを考え出す。

興味の対象は主に家族(バズビー等一部存在が対象として含まれることもある)と生物学・種族的性質に関わる研究に全振りされており、基本面倒臭がりな性格であるにも関わらず虚夜宮の藍染一派に潜入した一団に加わっていたのは懐いている兄姉にひっついてサボりつつザエルアポロの研究成果を窃盗する目的があったため。

母の頭に生えている王鍵(パワーワード)が服用することにより生物の根幹たる生態に影響を及ぼす可能性に気づいており、最近はこっそり粉薬に加工しては身内の滅却師の摂る食事に混ぜ込み実証実験の機会を今か今かと待ち構えているらしい。

なぜか「見てて無限に笑える」という理由でペッシェだけは興味の範囲内に入れていたりする。

帰刃:贖え『死想啼鳥(ルイセノール)』

自身が傷を付けたものを任意の状態まで癒す(生物無生物物理精神概念問わない)、効力は自身より格上の概念干渉が絡んでおらず死体が一部位でも残っていれば死者蘇生に手が届くぐらい。

過度の活性化による自己崩壊も誘発できるので攻撃性能もあるが、注意点としては滅却されたものや魂が吸われて消えてしまったもの等は「直すべきものが存在しないので干渉できない」という扱いになること。


怪獣使い(仮)

種族:人間(完現術者)

 戦闘能力に欠けるポメチル完現術者軍団の中に燦然と輝く(100/100)。しかしてその実態は、見た目も中身も完璧に小学生の男児である。

趣味以外に興味がないことに定評のある連中の中でも明確に戦闘向きであるという扱いになっているのは主にその固有の能力に基づくもの。自らが作ったフィギュアを媒体に働きかけることでそのフィギュアが象っている「本物」を具象化することができ、対象は想定されている「本物」と能力値・サイズ的にほぼ同一の存在として動かすことができる。(本体がキャラ付けには結構拘るタイプであるからか)マニュアル的な操作性はなく、あくまで「所有者としてお願いする」という立場を取らなければ思った通りには動かせないというのが弱点。しかしながら、そもそもの問題として所有者本人が「キャラ設定」の範疇を無視して対象を思った通りに動かすという行為に否定的であるため、例えば「怪獣に街を守らせよう」などと提案すれば「例外はいるにしてもさあ、怪獣っていうのは基本街を破壊してナンボというか…」などと二、三時間愚痴られることに定評がある。

ちなみにフィギュアであれば怪獣からアニメキャラまで守備範囲だが、プラモデルはなんか違うとのこと。

仲良くなった相手のフィギュアを勝手に作って飾る悪癖がある。



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