カナミちゃん大全

 カナミちゃん大全


 小波カナミ 20歳

 誕生日 8月3日

 身長 170cm

 ボサボサの茶髪を短いポニーテールにしており、服装は白衣1枚→正式に和解後はアビドス制服に白衣を羽織る

 バリエーションはカナミ(幼女)、カナミ(水着)、カナミ(幼女水着)

 性格は

 元カイザーの研究室長。

 生まれはアビドスだが、5歳の時に借金のカタにカイザーに売り飛ばされる。

 実験体として日々を送るうちに、持ち前の圧倒的な文字通り“天才的な”頭脳でカイザー研究員の話す内容や研究内容の全てを理解したカナミは、そのうちカイザーの愚鈍な扱いに嫌気が差し、また両親に一目でも会うことを目的に当時の研究室長に対し「両親の借金と同額を支払えば自身を自由にする」という契約を結び、カイザーの研究員として活動を始める。そして彼女はそこから僅か三ヶ月ほどで室長に自身の実力を認めさせた。

 そこから彼女は自室と、追跡チップを埋め込まれ、制限がついた上ではあるが外出を認められ、書類上でも正式に研究者の肩書を手に入れた。

 そして、彼女は少しの自由を手に入れて真っ先に両親のいるはずの我が家へと向かうが、そこは既に砂漠化、跡形もなく砂のみが一面に広がる惨状が広がっていた。そして彼女は絶望の最中にユメとの出会いを果たす。

 彼女は初めての友人とのささやかな幸せを満喫するが、それは些細な想いの擦れ違いから決裂、そのまま二人は疎遠になってしまう

 その後、金儲けから離れた研究がしたい、とカナミはミレニアムに進学。ミレニアムではリオと提携しミレニアムの技術発展に協力したり、元友人のヒマリの車椅子を制作したり、友人のネルとその圧倒的戦闘力で“学園最強”の座をほしいままにしたり『生物解剖研究部』としてたった一人で凄まじい功績を大量に挙げた(ミレニアムプライスを一人で独占し続けたと言われている)が様々なトラブルやカイザーとの繋がりが発覚してしまったことからミレニアムを追放、再びカイザーの主席研究員として舞い戻る事になる。

 それから間もなく彼女は変わり果てた姿のユメと再開を果たす。その現実に絶望したカナミはそれまで“ユメに制止されていたから”しなかった全身機械化を実行、自身の“生身の臓器”を流用することでユメを蘇生させる。

 だがユメは蘇生の影響でカナミの親や自身の親に関する記憶、そして大切な後輩たちの事も大部分を忘れてしまった。

 カナミは蘇生したユメをずっと自身と一緒にいさせるために、自身にしかできない定期メンテが必要と嘘を吐き側に置き続ける。そして彼女は上層部からの要求に答えるフリをして、“意志があれば振り切れる程度に”ユメを洗脳、自身がいなくともユメの生命維持を出来るように、と方法を記したデータを彼女の義肢に仕込み、アビドス生徒と敵対させる。彼女の愛した後輩達に、自身の愛した最愛の人を託して、一人でどこかにいなくなる為に。


 だが当のユメがそれを拒否。カナミも連れてアビドスへと脱走することを決意し、彼女もそれに応じ自身の専用研究室“ごと”空を飛び脱走、アビドスへと身を寄せることになる。

 脱走後はしばらく平和な時を過ごすが、ネルからカイザー襲来を知らされ一人アビドスの皆を守るため生贄になる選択肢を選ぶ。カイザーでは中枢にある全統括AIの頭脳として利用されそうになるが、すんでのところでユメたちが乱入、救出することで事なきを得た。

 その後もユメ関連の件で負い目を感じていたカナミは、ミスでユメのメンテ用設備を壊してしまいそれをきっかけにホシノと大喧嘩、ホシノはカナミを追い出そうと研究室を漁る中でユメとカナミが研究記録として残そうとした遺言を発見。彼女の本心を知る。

 そして一方のカナミは『みんなと一緒にいていい存在になりたい』一心で人格を書き換えようとする。だが嫌な予感がして戻ってきたユメとホシノの手によりこれまた危機一髪で帰還、ホシノとも和解を果たしアビドスの一員として『無価値な自分を愛してくれるみんなのために生きる』ことを選んだ。

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