オリジナルタイムジャッカー

オリジナルタイムジャッカー


レックス/仮面ライダーゼイバイド(>>55の案より)

幼少期の鞍馬あかりにアナザーリガドウォッチを与えた、今回の事件の黒幕である若きタイムジャッカー。

「最強の王」になることを目的としており、力を得ることに対して貪欲で、そのためならば人の善意を踏みにじることも、約束を破ることも厭わない。

元々はスウォルツやツクヨミの祖国と敵対関係にあった国の王族で、優秀な能力を持っていた。しかし王位継承権は低く、力を持たないにもかかわらず偉そうに優秀な自分を見下す家族に囲まれて育ったことで不満を溜めていき、ついには家族を己の手で排除したことで、力ある者が絶対という価値観がこの世の心理であると確信したという。

 

己の考える「最強」に極めて近い仮面ライダーの力を奪っていたが、ギーツの力に関しては英寿が時間を超越した神となっているためかそのままでは手出しができないでいた。

そこで彼はギーツの歴史の根源である「デザイアグランプリ」のみをピンポイントで歴史から抹消し、「デザイアグランプリは存在しないが、『仮面ライダーギーツ』に関わるライダーの力は参加者共々世界に残留している」というバグ染みた状態を作り上げる。

そのまま歴代デザグラ参加者たちに宿るライダーの力を回収し、それらの根底にある「ギーツの力」を繋ぎ合わせることでギーツの力を手に入れようとしていた。(ギーツ世界のライダーは全て『仮面ライダーギーツが紡いできた歴史』に含まれるため、かき集めることで「ギーツの力」を作ることが出来る。要はアナザー1号と似たような理屈)

 

彼の変身する『仮面ライダーゼイバイド』はギーツ以前の歴代令和ライダーであるゼロワン・セイバー・リバイスの意匠を持つ仮面ライダー。ドライバーのセグメントには「XXXX」と表記されており、待機音声はノーマルゲイツと同様の物。

頭部はリバイス、上半身はセイバー、下半身はゼロワンがモチーフとなっており、カラーリングもモチーフに準じている。ジオウライダー特有の時計の針の意匠はゾンジスと同じ角度でレックスゲノムのV字アンテナと同様のピンク色。複眼の「ライダー」の文字は青色をしており、これはバイスの要素である。

但し各部位の形状にはそのライダーの敵の意匠も混ざっており、

・ピンク色だが恐竜そのものというより恐竜の頭蓋骨を彷彿とさせる形状の頭部と、ギフの口元に似た形状のクラッシャー(リバイ+ギフの骨っぽい外見)

・右肩に赤いドラゴンをあしらいながらも胸部装甲に開いた本の意匠がある上半身(セイバー+ストリウスのマスク)

・黄緑色の脚部装甲が破損して内部パーツの一部が所々見えているかのような下半身(ゼロワン+アークゼロの装甲)

といったような感じになっている。

このためシルエットは割と整っているものの、カラーリングや全体的なビジュアルはかなりバラバラで纏まりがなく、敵の意匠を含む点はむしろアナザーライダーに近い。

それもそのはず、ゼイバイドへの変身に使うライドウォッチは元々三大令和ライダーのアナザーウォッチであり、それらを無理やり衝突・融合させて一つの仮面ライダーの力を持つウォッチへと作り替えてできたものであるため(「怪人に反転した仮面ライダーの力」であるアナザーウォッチの力を複数衝突させた結果、それらが再び反転してゼイバスという一つのライダーの力になった)。


三大令和1号ライダーが持っている能力全てを使うことができる。能力はただ使うだけではなく掛け合わせることも可能であり、

・エレメンタルプリミティブドラゴンの元素操作能力でメタルクラスタホッパーのクラスターセルに炎や氷を纏わせて敵を襲わせる。

・サンダーゲイルの風と雷で強化したクリムゾンドラゴンの爆炎紅蓮斬を放つ。

・ゼロワン特有の高速移動能力にアルティメットリバイスの磁力操作能力を上乗せして異次元の加速能力を得る。

などなどチートかつ多様な戦法を取ることができる。その圧倒的な力を使ってジオウと復活したギーツの二人を相手取った。必殺技はピンク、赤、黄緑のエネルギーを融合させた漆黒の禍々しいエネルギーを纏い飛び蹴りを繰り出す『ゼイバイドタイムクラッシュ』

また専用武器としてアタッシュカリバーと火炎剣烈火を融合させたような剣とオーインバスター50とプログライズホッパーブレードを融合させたような剣を持つ。戦闘ではこれらを使った二刀流で戦い、合体させて薙刀のように振るう場面もあった。

更に最終決戦ではゼロワン・セイバー・リバイスの怪人とダークライダーのダミーを作る能力を披露。それらをゲイツ、ウォズ、ツクヨミと復活したバッファ、パンクジャック、ロポ、ナッジスパロウ、及び未来から加勢に来たジーン、キューンの9人にけしかけるも所詮再生怪人ということもあってか最終的に全滅させられた。

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