オタ♂ファミ♀妊娠モノ
生活感が、仕事の用品が並んでる程度しかないオーターの家で今日の仕事で流した汗軽く流すためシャワーを浴びた後のファーミンは明日のための仕事の準備を淡々としているオーターの肩を叩きココに来る前にも言ったが話があると呼び出して水の入ったコップが2つ置かれたテーブルに座らせる
「暫く月のモノが来ていない、デキてるのがオーターの子という確証はないが堕ろすか?」
ファーミンは、簡素に生理が暫くきていない事と妊娠してる子がオーターの子と言う確証はないが堕ろすか?との事だった
オーターの発言を持つように、次の言葉を口にしないファーミンにより沈黙が場を支配した
「ファーミンさんいきなり何を言ってるんですか?突然言われても、何がなんだかわかりませんよ」
その沈黙に耐えきれなくなったように、オーターはファーミンにいきなり何を言っているんだともう一度言ってくれとわからないと告げた。
「まだ胎膨らんでないから、はっきりわからないが多分妊娠してる」
「……………」
それにファーミンは、まだ確定ではないが自身は妊娠している可能性が高いと話した
オーターは、その言葉に理解ができない沈黙ではなく考え込むように押し黙った。様子を見て、考えるための情報を与えるようにファーミンは話を続ける
「御父様の所に居た時は、ずっとデキても堕ろしてた。今回は、産みたいとは思ってる。だけど勝手に決めることはできない」
まず個人的には、産みたいとは思っているが個人や兄弟だけで勝手に決めることができない選択である事
「当然妊娠したら、労役できない期間も出てくる。
神覚者と元とはいえ凶悪な犯罪者の立場だ、隠し子やらの面倒事も当然考えられる」
妊娠によって時間拘束や、身体の不備がおき普段より確実に労役を果たせなくなる事
貴族の中でも上位の神覚者と犯罪者という立場の違いによる、子が産まれた事によって起こるかもしれない面倒事が発生する可能性がある事
「責任取れとかは、全く言うつもりはない。お金も、住む場所も、経験はあるセルも兄弟達も手伝ってくれる人はいる
産んだとしてもそういうことで、迷惑をかけるつもりはない」
妊娠したから、責任を取れと言うつもりはない事
お金や住む場所、育児等については問題はないと思っており。産んだ際に、迷惑をかけるつもりはない事
「他のそうかもしれない、聞けるやつ奴にもオーターと同じことを聞くつもりだ。
時間はある、オーターが堕ろせと言うならそれに従う」
そして今行った同じ事を、オーターなら分かるだろうがアギトに言い。胎にいるのが、オーターの子でもアギトの子ですら無い可能性すらある事を
ファーミンはそれらをタラタラと話した後、話をまとめるようにまだ堕ろすか堕ろさないか選べる時間はあるとそしてオーターが堕ろすというのならばそれに従うと口に出した
「成る程そうですか、結婚しましょう」
「………オーターの子という、確証もないのに正気か?後そうでなくても互いの立場分かってるのか?」
思わず目を丸くしたファーミンは、オーターの正気を疑った。今言ったことのどこに結婚を決意する理由があったのか、全く検討もつかない。
一気に一息に話した結果か、それとも予想外に対する焦りかコップの上に置いた水にはじめてファーミンは手を出した。
「立場が分かっていた上で、ファーミンさんとまぐわっていましたよ」
その様子を、相変わらず変化のない顔でファーミンを真っ直ぐに見ながら本気だと言うように立場も何もかも分かっていたとその上で話しているのだとオーターは端的に彼らしく伝えていた。
「うんよぉく分かった、だけどなすぐに返事をすることは出来ない。2人だけで済む問題じゃない」
「分かってますよ、必ず返事はくださいね」
思わずファーミンは、テーブルに突っ伏してオーターの言い分はよく分かったと何処か諦めたようにだが二人だけの問題でもないと結婚しましょうというオーターが言った返答を暗に先送りにした
オーターはファーミンの様子を見て、コップに汲まれた水を全て飲み干し呼び出しにより中断された明日の仕事の準備をする為に平然と立ち去っていた
追記
オーターの立場は分かっているという意味合いは、貴族としてそういうリスクがある上なのは最初っからわかっている事と立場的にファーミンは求婚は断りづらいだろうという事が混ざった意味合いだったり。
アギトにもファーミンは、当然堕ろすかどうか聞きに行くがオーターの方から事前に口裏合わせしていたこともあり堕ろさなくていいという話になる。
ファーミンは、オーター相手ならまぁいいかと結婚を承諾する事になったがオーターが色々と外堀埋めてたり準備してたことに目が点になるのは可愛い