オカズにしたのか聞くアオイ
転載・動画化禁止DLCのネタバレ注意
アオイがスグリにオカズにしたのか聞くアオイですがオカズの真の意味を理解していません。
ちなみに博士AIが頭の数字がオカズにした数とアオイに教えました。
スイリョクタウンでともっこ達の行方を聞き込みをしていたアオイ。だがともっこ達と同じ位気になる事があった。それはキタカミの里で新しくできた友達であるスグリの事だった。
(いままでこんな短い時間で変化してる人見た事なかったなぁ……)
人の頭の上に数字が見えるアオイはまだ出会って3日位しか経ってないのにスグリの数字が急激に変化している事に驚いていた。だからこそアオイは聞いてみたかった。
「スグリ、ちょっといい?」
「どうした?」
「ちょっと聞きたい事があるんだ、すぐ終わるから」
アオイがすごく真剣な顔で話しかけるのでスグリもつい真面目な顔になってしまう。そしてアオイが深呼吸すると口を開いた。
「い、今からすごくおかしい事を言うんだけど、私ね……小さい頃から人の頭の上に数字が見えるんだ」
「数字?」
「うん、今もスイリョクタウンの人達の数字が見えてるんだ。もちろんスグリ君のも。……それでね、この数字何を表してるかさっぱりだったんだけど、ついこの間知ったんだ」
アオイが目を瞑りまた深呼吸する。目をカッと見開き――――
「スグリって私のことオカズにしてるの!?」
「………………へ」
「この数字って私の事をオカズにしてる人の数字なんだって。会ったばかりなのにスグリの数字二桁も出てすごい増えてるから……その、私って美味しそうに見える?」
「は……わ……」
スグリは頭がどうにかなりそうだった。いきなり気になる女の子からオカズにしてるのと聞かれ、しかも回数もほぼ当てられた。恥ずかしくなり今すぐアオイの前から逃げ出したくなった。
対するアオイはスグリの顔が赤くなっているのを見て様子がおかしいと感じ取り顔を覗き込む。
「どこか具合悪くなっちゃった?」
アオイの顔がすぐ近くに来てスグリはもう耐えられなかった。
「わ、わやじゃ!おれまだ聞き込み終わってないから!」
「あっ……」
スグリはその場から走り出して行った。
その後ゼイユとスグリと合流するもスグリは顔を反らしアオイを見る事はなかった。しかもオーガポンの仮面を取り戻そうというところでスグリは別行動を取ることになってしまった。
(やっぱり聞いちゃいけない事だったのかな……?やっぱそうだよ、頭の中で私の体を切り刻んでごはんのオカズにして食べてるなんて本人の前で言えないよね……)
「ぽ?」