エースが孕むss ①

エースが孕むss ①


【注意書き】

・男体妊娠あり

・途中で終わる

・処女作!!!

それでも良いぜ!って人は駄文ですが↓





「イノカバマンの旦那〜!!」

ドスンッ!ありえない程の声量で起こされたイノカバマンの視界に最初に入ってきたのは、慌てて走っていたところをこけて自分にダイブしてきたエースだった。快眠を邪魔されたイノカバマンは当然機嫌が悪い。

(もう一度調教し直そうか…)

そう考えていると、エースが急に端正な顔をくしゃくしゃに歪め、泣きながら言い出した

「俺、こ、子供が出来ちまった…‼︎」ポロポロッ

その一言で、イノカバマンは悟った。エースがこんなに取り乱している理由。そして(行為中以外は)全く泣かないエースが泣いている理由を。以前から、エースのナカに射精しようとすると、

「ナカはァン♡ラメェ♡♡おねがいィィ″ィ″♡」

と、必死に無駄な抵抗をしてきていたのだ。そして、終わった後にもこの世の終わりのような顔をして必死にまだあたたかいザーメンを掻き出していた。それらは全て、キメラとの行為で男が孕むこともある、と知った時から始まったことだ。そう考えていると、エースが泣きじゃくりながら告白した。

「俺っ…ヒック…大罪人の血をひいてるんだっ…だがら″…もし俺に子ができたなんてバレたらっ…ヒック…」

崩れおちるエース。か細い声に普段の明るさや力強さはない。そんな時、エースは背中に何かがズシッとのし掛かるような重みを感じた。

「?」

困惑しながら振り返ってみると、旦那様がエースにハグをしているではないか。エースが今まで、自分は旦那様からオナホか母胎のように思われており、愛してくれているのか疑問に思っていた分旦那様が見せてくれた愛情表現が信じられないほど嬉しかった。

「ごめんな旦那…母親の俺があんな弱気になっちまって…。俺、ちゃんと産むよ。俺達の子には愛してくれる奴がいる。守ってくれる奴がいる。大丈夫だよな…」

そうエースが言うと、旦那様は満足気に笑った。

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