エンディング フェニア3 正常位
「あっ……今度はやさしいんですのね……んんっ……♡」
優しく簡素なベッドに押し倒されて、フェニアは潤んだ瞳をエルキュールに向ける。
正面からのオーソドックスな行為。すっかり挿入に抵抗のなくなった彼の規格外の肉槍は、簡単にフェニアの最奥へと到達していたが苦しさは全然感じない。
エルキュールが彼女の小さな手を握ればフェニアは瞳を細めた。
「んんっ……あっ♡はうっ♡やさしく、つかれて……わたしっ♡」
トントントンと最奥をノックするようなエルキュールの腰付きに、フェニアは身を捩らせて甘い快感に酔っていく。
丁寧な責めは初めて一線を越えたときのことを思い出させ、フェニアの心を優しく揺らしていた。
「あっ♡はぁんっ……♡えるきゅーるさまっ……だいすき、ですの……♡」
激しくされて気絶する程の行為も好きだが、こうやって優しいエルキュールも好きなフェニアにとってこの時間はとにかく幸せだ。
さっきはあれだけ羞恥に狂いそうだったのに、今ではすっかり幸福感に包まれている。
「もっと、もっと……あいしてくださいっ♡」
そんなフェニアの願いに応えるように、エルキュールは甘く優しく彼女を堪能していくのだった。