エンディング アリア5 対面座位(同時絶頂)
「あったかいです……♡」
華奢な身体を抱き締められてうっとりと瞳を潤ませるアリア。
エルキュールの股座に抱き合うように座らされた彼女は、すでにソレを受け入れていた。
「んんっっ……えるきゅーるさんの、おっきなてが……んあっ♡」
しっとり汗ばんだままの肌を撫でられて、アリアは敏感に身体を震わせる。昔の彼女が晒されてきた下劣な欲望に塗れた手ではなく、優しくも強い快感を与えてくるものだ。
腰を優しく突き上げられればアリアは淫らに悶え、可愛らしい悲鳴を上げる。
「すきですっ……えるきゅーるさん♡もっとあいしてくれますかっ……♡」
胸板にピタリとくっついて想いを告げればエルキュールは頭を撫でてくれる。同時に腰の突き上げが激しくなり、アリアの乳房にその手が伸びていく。
「ひあっ♡またもまれてぇっ……えるきゅーるさんに、いじめられるの……きもちよすぎてぇっ……♡」
柔らかい乳肉をたゆませながら、指先で乳首を転がしてくる。すっかりアリアがどうされると気持ち良いのかを、エルキュールはしっかり把握しているのだろう。
湯から上がったというのに、淫猥な水音は更に響き渡っていく。
「あっ♡ああっっ♡またイッちゃっ……えるきゅーるさんっ♡えるきゅーるさんっ……いっしょにっ♡」
アリアの願いに合わせてか、エルキュールの腰の突き上げも激しさを増していく。同時に乳首を弄る指も大胆さを増せば、アリアはもう声を抑えていられない。
「すきっ……すきですっ♡えるきゅーるさんっ……あああ〜〜〜〜っっっ♡♡♡」
強烈な快感とともに頭の中が真っ白に染まる。ほぼ同時に吐き出された白濁液の感触がアリアのナカを満たした。
互いの荒い息遣いが木霊するのを感じつつ、痙攣したままアリアはエルキュールを仰ぎ見る。その思惑を彼は察してくれた。
「んんぅ……ちゅ♡」
そうやって、エルキュールとアリアは唇を重ねたまましばらくの余韻を楽しんだのだった。