エロトラッ島

エロトラッ島


ゾロは困惑していた。ルフィを探し出すために単身海に出て、嵐に遭遇して、そして気が付けば体中びりびりと痺れるような快感が走っているわ、腹の奥の奥が熱くてきゅうきゅうと締め付けているわ、ちょうど膀胱の裏あたりが腫れているような、そのせいで息をするだけでも軽くイキかけるわ、そして目の前には謎の象がいて自分になにやら飲ませていやがる。端的に言えばピンチなのだろう。なにより今のゾロは裸で刀すら持っていない。いや、正しくはカズラダゾウが一緒に持ち帰り衣服の横に丁寧に置かれているのだがゾロの視界には映っていなかった。

 

混乱しながらも窒息しないようにするにはこの注がれている液体を飲むしかない。一応目の前の象から敵意のようなものは感じないと判断したゾロは大人しくその液体を飲むことにした。するとどうだろうか、最初はしぶしぶと言った様子だったがやがて自ら喉をごきゅごきゅと鳴らし始めた。

 

(…うめェ♡んだこれ…酒か?今まで飲んだどの酒よりもうめェ…♡)

 

ゾロは夢中になって飲み続けた。酒の発情効果によって腰はへこへこ♡と振り、膀胱が膨らんでいった結果前立腺をさらに圧迫し、間抜けにもあへ顔を晒しながら必死に酒を飲んでいることにすら気づかないまま。

 

カズラダゾウはその様子を見て元気になったんだと安心し、ツルでゾロの全身を優しく撫で上げる。ゾロはそのかすかな刺激にすら声にならない嬌声を上げ、どぷッ♡ぶびゅッ♡とザーメンを噴き出していた。そしてゾロはそのふわふわと浮ついた脳でこの目の前の生き物は敵ではない…むしろ助けてくれた上にこんな美味い酒まで与えてくれた恩のある相手、恩を返すべき相手であると。

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