政務官はたまには主導権を握りたい(エルシア 女性上位・騎乗位)
「だめです♡」
そんな言葉と共にニックの反撃は簡単に終了することとなった。確かにエルシアを押し倒したはずなのに、金縛りのように硬直したニックの身体はどうしても動かない。
魔法においてエルシアの実力はニックより遥かに上手だ。ゆえに一瞬の隙をついてマウントを取り返したのだろう。
「今回は、全部私にお任せください♡」
妖艶に微笑みながらエルシアはニックの愚息に秘部を擦り付け、すでに濡れていることを意識させてから腰を降ろしていく。
「んんぅっっ♡ニック様の、やっぱり大きいですのっ……♡」
エルシアのヌルヌルと濡れた媚肉が絡みつくように愚息を刺激してきて、ニックは腰を揺らしかけたがそれは許されない。
そうできれば主導権は奪えただろうが、エルシアとてそれはよく理解しているのだ。
「あっ、んんぅっ……♡はぁっ、はぁっ……♡駄目ですの、ニック様が動いたら一方的になっちゃいますものっ……んあっ♡」
艶かしく腰を揺らしながら徹底して自分のターンを譲らないエルシア。ニックはといえばもはや成すすべもなく、彼女にされるがままだ。
逞しい彼にとって一方的に愚息を締め上げられるのは初めての感覚だろう。
「んあっ、はぁんっ♡ニック様っ、もしかして興奮してますのっ……♡私に主導権を取られて……♡」
そんなはずはない。断じてそんなはずはない。ニックの尊厳のためにも言っておくが彼はどちらかと言えば主導権を握りたい方だ。
されど彼にとって今の感覚は初めてと言えるだろう。
「ひあんっ♡いいんですのよ、ニック様……♡全部私に任せてくださいっ……あっ、んっ♡」
そのまま激しく腰を上下させていくエルシア。目の前でぷるぷると柔らかく振れる乳房にも振れられず、腰を突き上げることも許されずにニックは彼女にされるがまま翻弄されていくのだった。