エルキュール編 エンディング ハーレム3
細身な身体をひょいと持ち上げられ、背中から優しく抱き締められる。
硬い胸板は傷だらけだがとても頼もしく、太い腕に抱かれればフェニアはとても幸福に感じるのだ。
エルキュールはそんなフェニアのいじらしい様子に微笑みつつ、彼女の裸体へ手を這わせた。
「んっ、ひゃんっ……♡えるきゅーるさまの、てが……あたたかいです……♡」
細身な身体にしては大きく膨らんだ乳房。それを弄ぶように弾まされてフェニアは甘い声を漏らす。
お香の影響もあるが、エルキュールによる度重なる愛撫でフェニアの身体は敏感に仕上がっているのだ。
うなじに鼻を埋められ嗅がれ、フェニアは羞恥で頬を染めるがエルキュールの方は気にしない。彼が握れば圧し折れそうなほど細い首へと舌を這わせられた。
「んっ……ぁっ♡」
そのままちうちうと音を立てて強く吸われれば、フェニアの首に赤いキスマークが付けられてしまう。
(しばらくは、鏡を見るたびに思い出しそうですわ……)
そんなフェニアの反応などいざしらず、エルキュールはそそり勃つ肉槍をフェニアの秘部へと擦り付けていく。
そろそろ挿れるぞと囁かれれば、極太のソレが肉を掻き分けて侵入してきた。
「あぁぁっ……♡んんっ……えるきゅーるさまのが、ふかくまで……あ、ふっっ♡」
最初はゆっくりと動き出す彼の腰。より深く挿入しやすいように、フェニアの身体を全身で包んでくる。
エルキュールの息遣いが耳元に響き、その度にフェニアはゾクゾクと背筋を走る快楽に身を震わせた。
「えるきゅーるさまっ……んあっ♡わたし、とてもしあわせ、ですっ♡だから、えるきゅーるさまの、のぞむままにっ……♡」
いじらしい言葉の数々はエルキュールをさらに滾らさせる。一度注いだ程度では止まらずに、繋がったまま二度三度と彼女の体内に精を放っていくのだった。
◯
「んんぅ、ほんとうに……わたしがしたいので、いいんですか……?」
大人と子供ほどの差がある手を恋人繋ぎし、アリアは真正面から覆い被さるエルキュールに問いかけた。
アリアはエルキュールが望むなら苦痛が伴う行為でも喜んで受け入れるだろう。彼からされるならどんなことでも快楽を感じられるのだから。
出会うまでにさんざん穢されてきた彼女にとって、エルキュールはそれほど惚れ込んだ男なのである。
「ん、ちゅぅっ……♡ぁっ♡」
そんなアリアに口付けを落としながら、エルキュールは好きなことを望んでいいと告げて頬にも唇を当てる。
そのまま正常位の体勢で腰を前に進めていく。
「あっ♡あぁっっ……えるきゅーる、さんっ♡なんか、やさしくてぇ……♡」
ついさっきの行為は気絶しそうなほど乱暴な快楽だった。
しかし今与えられるのは妙に甘い、優しい行為だ。アリアの身体を労るような腰つきは、初めて彼と行為に及んだ時を思い出す。
「おなか、こんこん、されてますっ……♡すごく、ひびいてきて……きもちよくて……んぁあっ♡」
お香の影響もあるのだろうが、今のアリアは妙に敏感だった。過去の強引な開発のせいで色々と困ってはいたが、今はそれとは違う全身が甘く震えてくるのだ。
最も開発されていた13歳という歳に見合わない巨乳の先端は、わかりやすいほどに勃起してしまう。
「えるきゅーるさん、もっとおねだりしていいですか……♡」
そこまで来てしまえばアリアの理性ももたなかった。幼子のように瞳を濡らし、エルキュールに身を任せていく。
アリアの「オネダリ」をしっかり聞いたエルキュールは、何度も何度も望まれるままに口付け重ねていく。
「んんっ……ちゅぅっ♡きす……もっと、きすしてください……♡」
当然とばかりにエルキュールはいくらでも望まれるままにアリアに口付けていく。
熱烈な行為の様子はフェニアやクオンにも見られているのだが、すっかりアリアは忘れているようだ。
「ちゅく……んくっ♡えるきゅーる、さぁん……ぁぁっ♡」
小さな身体をエルキュールに全て預けながら、アリアは幸せな快感に身を委ねていくのだった。
◯
「ひうっ♡だ、だめ……」
「はずかしがっちゃ、だめですよー♡」
「えるきゅーるさん、まってますよぉ……♡」
ねっとりと小さな身体を撫で回されて、クオンは肩を跳ねさせた。ただですら敏感な身体は薬と香の影響を受けていて、下腹部をかるーく撫で回されただけでも感じてしまう。
フェニアやアリアとエルキュールが行った熱烈な行為を見て恥ずかしくなり、すっかり固くなってしまったクオン。そんな彼女の緊張を解すように発情しきったフェニアとアリアが抱きついてきていた。
「ふ、ふたりとも、まって……えるきゅーるもたすけてぇっ……ひゃあっ!?」
「ほら、えるきゅーるさま、みてください……くおんさんのここ……すっかりとろとろなんですよ♡」
「ほんとーは、はずかしいんじゃなくて……えるきゅーるさんの、ほしいんですよね♡」
フェニアの手によってクオンの秘部が割り開かれる。幼い膣口は相変わらず狭そうだが、エルキュールに前に注がれた精液と共に愛液がトロトロと垂れていく。
アリアはクオンの長耳を軽く吸ってから、エルキュールにも聞こえるようにクオンに囁いてくる始末。
クオンの目の前で鎮座していたエルキュールは、三人の愛する少女達の淫らな遊びに目を奪われ、その剛直はさらに硬さを増した。
「えるきゅーる、みないれぇ……ひゃうっ♡」
しかし止まれるはずもない。エルキュールがガチガチに勃起した肉槍を下腹部へ押し当てれば、クオンはソレがどこまで入り込むのかまで理解できてしまう。
クオンを抱きとめるフェニアとアリアの手が煽るように、赤みを増した白い肌を撫で回せば幼い身体はびくつくばかり。可愛らしい乳首に少女達の指が擦れるたび、クオンはエルキュールを見つめたまま呻いてしまう。
「えるきゅーるぅ……♡」
真っ白な長い髪はすっかり乱れ、幼い容姿からは想像もできない艶めかしい仕草。そこまでくればエルキュールの理性は限界だった。
フェニアとアリアに支えられ逃げられないクオンの狭い膣口に、規格外の剛直を侵入させていく。
「んんぅ〜〜〜〜っっっっ♡あっ、ひぅっ……いま、だめなのにぃ……♡」
恨みがましく呟きつつも、クオンはされるがままだった。本気で嫌がっているのならフェニアもアリアもとっくに手放しているだろう。
獣のように興奮しきったエルキュールが腰を揺らし始めれば、クオンは幼い嬌声を隠せなくなっていく。
「んんぅっ♡ひぁっっ……えるきゅーるっ、やめっ……こーふんしすぎぃ……ひゃうんっ♡だめなのにぃっ……♡ぼくのからだ、これちゃうのにぃっ……♡」
「そういって、とってもかわいらしいかおになってますよ……♡」
「えるきゅーるさんにぱんぱんされて、ほんとーはきもちいいんですよね♡」
いくら反射的に駄目とかやだとか口にしても、フェニアとアリアは本心を見透かして囁いてくる。エルキュールもそれはわかっているが、やだやだと首を振りながら快楽に振り回されるクオンがとても可愛らしくて仕方がない。
もっと素直になれとエルキュールからも言い出せば、すっかり蕩け始めているクオンはもう口を止められない。
「やっ、んんぅっ♡えるきゅーるっ……もっと、もっとすきにしてぇっ……♡ぼくの、からだっ……めちゃくちゃにしてっ♡」
幼いながらも行為を繰り返したことでクオンもすっかり女となっていた。きゅうきゅうと強く締め付けてくる膣肉に抗いように腰を打ち付けながら、エルキュールはクオンを激しく犯していく。
途中からフェニアとアリアが思わず言葉をなくすほどに。