捨てられたくないエリアルちゃんが何でもする話

捨てられたくないエリアルちゃんが何でもする話

ベリーメロン



「ちゅぷ……んぅ……はふ……」


 ベッドに座る男の前に跪きエリアルは反り立った彼の男根に舌を這わせていく。

 男は困惑したようエリアルを見つめるが、彼女は自らの意思で両手で優しく抱えながら奉仕していく。


「ますたー、これでいい……?」


 潤んだ瞳を向ければ、マスターと呼ばれた男は頷くしかない。

 カードの精霊であるエリアルは彼の元で暮らしていたが、その歪な人生と記憶ゆえに自ら奉仕をしだしたのだ。


「んぅ……はぷ、んくっ……」


 小さな肩を震わせながら、エリアルは男のモノを頬張っていく。明らかに収めるには厳しいはずなのに、彼女は目尻に涙をためながらも根本まで咥えこんでいた。

 物静かで怯えがちな少女が、自ら奉仕を挑んできた。こうして肩を震わせながら。

 そんな状況に男の中で黒い感情が渦巻いていく。


「んぐっ……んんぅ……んっ、んん……」


 ゆっくりと口を動かして男を気持ちよくさせようとするエリアル。男の男根がひくつくのを感じれば、もう出るのは近いのだろう。

 そう悟った彼女は口淫を続けていくが。


「んみゅっ……んんっ、んぐっ……むぐぅ……!?」


 頭が掴まれたかと思えば男の腰が動き出す。

 ゴツゴツと喉の奥を叩く感触にエリアルは身悶えるが、男は止まらない。やがてエリアルの口の中へと、大量の精液が迸った。


「んぐぅっっっ!」


 喉に直接流し込まれる精液に、エリアルはえずきそうになるのを堪える。尿道に残っている分まで、男が言わずともストローで吸うように吸い立てていった。


「はぁ、はぁ……ますたー……ぼく、うまくできた……きもちよかった?」


 慌てて謝りそうになる男へ、エリアルは荒く息をしながら尋ねた。潤んだ青い瞳は熱を帯びていて、男は唾を飲み込んで頷く。

 ふつふつと湧く黒い感情は、自然と次の言葉を紡がせた。

――服を脱いで媚びろ、捨てられたくないんだろ?と。


「わかった……」


 エリアルは頷くと、男の目の前で服を脱いでいく。

 恥ずかしそうにローブを脱いで、その下のシャツをゆっくりと。スカートの金具も躊躇いなく外して脱いでいく。

 下着姿になって初めてエリアルは恥ずかしそうに身動いだが、男は興奮したように抱き寄せた。

 食らい付くように可愛げのないブラジャーを口で剥ぎ取り、目の前に晒された慎ましい双方に強引にしゃぶりつく。


「ひうっ……いた、い……ますたー、んんぅっ……!」


 歯を立てられてエリアルは小さく悲鳴を上げた。さらに舌が乳首をぐりぐりと苛め、思い切り吸引される。

 白い肌にくっきりと男の口の跡が付いて、エリアルは声を震わせる。小動物さながらの様子は、ただ獣欲を煽るだけなのだと知らずに。


「んいっっ!?ますたー、そこは、や、ああっ……!」


 ぐりぐりとショーツごと秘部を強く押す。痛みすら伴う強い力に、エリアルは痛みを訴えていた。

 涙目で苦しむ彼女に男は正気に戻りかけたが、すぐに黒い感情に身を任せて自らの手でショーツを脱ぐように囁く。


「は、い……」


 頬を染め、エリアルは男によく見えるようにショーツを脱いでいく。晒された幼い女陰はこれからすることを察しているのか、震えつつもしっとり湿っていた。

 そのままベッドで四つん這いになるように命令され、エリアルは震えながらも男に尻を向けるように四つん這いになる。


「んぅ……」


 柔尻が揉みしだかれ、スンスンと匂いを嗅がれる。どうしようもない羞恥心に声を上げたかったが、エリアルは必死にそれを堪えていた。

 男はそのまま媚びながら誘えと、エリアルに告げる。


「う、うぅ……ますたー……ぼくのココで、きもちよくなって、ください……」


 指で秘部を示しながらエリアルは告げる。熱に魘されたように赤い顔はよほど恥ずかしいのだろう。そしてこの後どうなるかも悟ってしまっている。

 男は誘いに乗るように剛直した男根を、エリアルの秘部に押し付けて、有無を言わさず腰を前に動かしたり


「ひぐぅぅっっっっ!?」


 優しさもなく一気に奥まで挿入され、エリアルは傷みに悲鳴をあげる。前以て自分である程度ほぐしていたが、まだ少女の身体に大人の男根はあまりにも大きすぎる。

 腹を歪に膨らませ、内臓を圧迫する男根は、エリアルに激痛をもたらす。しかし収まっただけで終わるわけがない。


「いぎっ、あっ……ます、たぁーっ、だめっ……あぐっ」


 呻く少女に後ろから覆い被さり、男は腰を打ち付ける。獣さながらに首に強く噛みつきながら、エリアルのことを気にすることもなく彼は腰を振るうのだ。


「やっ、あ゛っ……ますたー……♡」


 エリアルの身体は暴力そのものな行為を受けているというのに、何故か快楽へと変換していた。

 執着するように腰が打ち付けられる度にエリアルは悲鳴をこぼすが、同時にこの男が自分を見ているという事実に身体を興奮させてしまうのだ。


「ますたーっ、すてないでっ……ぼく……なんでも、するから……あっ♡」


 ゴツゴツと抉るように行き来する男根。エリアルは激痛に苛まれつつも、男が自分を強く抱き締めながら犯している事実に喜んでしまう。

 血混じりだった結合部からは、体液が入り混ざったモノを溢し、男にされるがままを受け入れようとする。


「ひとりは、やだっ……ますたーっ!もっとめちゃくちゃに、こわしていいからっ……♡」


 次々と紡がれるエリアルの独白。

 それを聞きながら男は止めようのない獣欲に身を任せていく。

 大切にしようと思っていたのに、そんな思考とは裏腹に男の欲望がエリアルの体内に注がれていくのだった。


「はぁ、はぁ……ますたー♡」


 そして、注ぎ込んでなお男の獣欲はとどまることはない。抱き抱えて腕の中で荒く呼吸する少女をさらに穢し尽くそうと再び男根が堅さを取り戻していく。

 そのまま欲望に抗うこともせず襲ってくる男を、エリアルはただ受け入れていくのだった。


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