エチチ監獄の朝は早い。

エチチ監獄の朝は早い。


早朝、看守を取り仕切るデスポリスは、いつものように起床した女囚を廊下に集めて一列に並ぶよう指示した。

「女しかいないから」という理由だけで衣服のほとんどを悪魔に奪われた女モンスター達の裸体が並ぶ。


彼女達はほぼ常に裸でありながら、催眠術によって羞恥心が薄まらないよう処置されている。そのため、毎日のように見られている裸にも羞恥心を忘れることができず女悪魔達の視線に体を隠すように縮こまりながら震えていた。


デスポリスは女モンスター達の様子にひそかに優越感に浸りながら「気をつけ!」と号令を発した。

デスポリスの指示に従えば、腕で身体を隠せなくなり、より恥ずかしい姿を晒してしまうため動きは鈍い。

デスポリスはその惨めな様にクスクスと笑いそうになるのを堪えながら、手に持った鞭で空を切り冷たい声を作った。


「貴様ら早くしろ!懲罰房に入れられたいか!?」


全身を拘束され媚薬風呂に浸からざれ最大まで発情させられて一日を放置させられる寸止め地獄の懲罰房。ここにいる誰もが一度は経験していた。

皆、その言葉を聞いて渋々と手を横に下ろし、踵を揃えて直立した。隠すことのできない裸体に女モンスター達の朱に染まった顔が更に赤くなる。


「宜しい。休め!」


デスポリスは内心の舌舐めずりを隠しながら、冷徹な看守のフリをして次の号令を下す。

手を後ろ手に組み、一糸纏わず足を大きく開く姿勢にほとんどの女モンスターはグズグズと泣きじゃくり、どれだけ気丈であっても瞳に涙を浮かべる事を我慢できるモンスターはいなかった。

そして開発された身体は羞恥心に反応してどの女達も愛液を垂れ流していた。そのことが余計に羞恥心を湧き立て、惨めな屈辱感を与えるのだ。

デスポリスは正面にいた霊使い達の顎をつまみ上げた。


「ほう?ヒータ?あれほど反抗していた貴様が随分と可愛らしくなったものだな……」

「ッッ♥」

「エリアも床を見てみろ、お前の愛液でビチョビチョだぞ?」

「んぁっ♥」

ヒータは勃起したその乳首を撫でられ羞恥心と快楽にくぐもった声を上げ、エリアは股間を擦り上げられていやらしく体をくねらせる。


その様子にアウスもウィンも剣呑な目付きでデスポリスを見つめる。その視線にデスポリスは

「普段は大人しいくせにこういう時は強気になるな。友人想いのお前たちにはご褒美だ」

「ぁン♥なにこれ♥ひぃっ♥ゃンッッッ♥」

「んんんっ♥これ、外して♥くだ……あぅぅっ♥」

デスポリスは手早い動きでリング型バイブレーターを二人の乳首とクリ○リスに装着した。ウィンとアウスがデスポリスを睨んでたのもつかの間、敏感な部分を締め付け振動する機械に、その口は喘ぎ声しか上げられなくなった。

だが、「休め」の姿勢を崩せば懲罰房行きになるため、外すことものたうち回ることもできない。

「アウス!ウィン!んひぃっ♥」

「二人をいじめりゃぁぁん♥」

二人を心配したエリアと抗弁しかけたヒータにも同じようなバイブレーターがつけられた。強力な快楽に「休め」の姿勢を崩さないようにするので精一杯だった。

「これで四人ともお揃いだな。よく似合っているぞ……ほら、悪魔だけではなく他の囚人もお前達に注目してるぞ?」

喘ぎ声を上げる四人にデスポリスが少し上ずった声で語りかけた

皆に自分達の痴態が注目されているという事実に、ついには四人とも子供のように泣き喚いてしまった。

だが四人を助けられるものは誰もいなかった。


その様子を満足げに見ながら、デスポリスは全員に向き直って叫んだ。


「恥ずかしいか!それとも、悔しいか!?だが、お前達がどれだけ我々に屈して従順になろうとも、裸や痴態に慣らされる事は許されない!それが悪魔達に逆らった罰だからだ!よく心に刻め!」


という名分だが、実際には悪魔達の性欲をぶつけられているだけだ。


(ああ!この子達泣いちゃって可愛いデス♡本っっっ当に可愛い!!もっともっと泣かして、私達には逆らえないんだって分からせたいデス♡♡沢山気持ちよくさせて私達抜きでは生きられないくらいに依存させたくてたまりマセン♡♡♡♡♡)


証拠にデスポリスの脳内はすでに煩悩でいっぱいだった。

その煩悩を鉄面皮に隠して、デスポリスは声を上げる。


「よし!足を開いたまま、壁に手をついて、尻を突き出せ!これよりお前達のマ○コとケツの穴の中身を改める!!持ち物検査だ!!」


デスポリスの合図とともに女モンスター達は言われた態勢を取った。悔しげに唇を震わせるもの、これからされる行為に恐怖を感じ震えるもの、逆に期待を覚えてしまうもの……反応はそれぞれであったが恥ずかしさに顔から火を吹き出しそうになっているのは全員変わらなかった。

その一分後「クチュクチュ」という音と甘く悲痛な喘ぎ声が刑務所内に響き渡り今日も1日が始まったのだ。



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