【エ駄死】バリタチユウカ概念・ナギサ編3【百合】

【エ駄死】バリタチユウカ概念・ナギサ編3【百合】

グリシャの人

「ちゅるっ♡くちゅり…ぢゅる…♡ちゅぱっ♡ぢゅずずっ…♡」


水で清められるはずだったナギサの肢体は、今や見えない穢れに覆われ尽くし、残すは貞淑を保ってきた内側のみとなった。

熱狂の只中にある二人にとって、最早耳に入らなくなっているシャワーの水音の他には、ひたすら互いに深々と唇を貪り合う淫らな舌の動きによる湿った肉の音が響き合っていた。


「…っぷはっ、ふふっ…ようやく素直になれたのねナギサ…?とっても可愛いじゃない♡今の貴女の舌遣いならヒフミも気に入るんじゃないかしら?」


既に抵抗する気概もない堕ちた獲物に牙を突き立ててなお余りある言葉の毒は、既に正常な判断を奪われたナギサの熱を更に煽るのには的確過ぎた。


「今は、あの子の事は…良いからっ♡早くっ!つ…続きを…♡」

卑劣な手段を用いて罠に嵌めた軽蔑すべき女に、心の底で慕い続けてきた“彼女”の名を口に出されても動じるどころか、目の前の女が押し付けてくる強烈で未知なる悦びを与えるよう自ら媚びるように更なる催促をする。


「ふふふっ♡さっきから腰も翼もピクピク跳ねてて可愛いわ…♡本当に堕としがいあるわ…ナギサ♡じゃあ…お望み通り“続き”してあげる…♡」


そう言い終えると、ユウカはナギサの秘所へとゆっくりと手を伸ばし―――


ガチャッ!

「はーっ!疲れたー!早くシャワー浴びよー!」

「ま、待ってよ!もー!」


…かけた所で、入口の脱衣場の方から誰かの声が二人分聞こえてきた。


「なっ!?ユウカさっ!んんっ!?」

今まで熱に浮かされていた思考に冷や水がかけられたような突然の事態に声を荒げかけるも、その口はユウカの手によって塞がれ、更には耳元であくまでも冷静な口調で囁く。


「しっ…落ち着きなさいナギサ?コレも織り込み済みだから…焦らないで?今から私の言う通りにしてればバレないわ。私たちのお楽しみはまだまだこれからなんだから…♡」


更に耳元をくすぐるような声で解決策をナギサの耳に注ぎ込む。それを聞いたナギサは、全身に回った熱と甘い痺れにうなされる身体に鞭を打つ思いで翼を大きく広げ、互いの肉に溺れていた間、流れっぱなしになっていたシャワーをミストシャワー機能に切り替えた。


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