ウォッカ生まれの・・・?
それは逃避行を続けていた思い出の中でも特に印象に残っているものである。
そもそもとして、自分は国に売られ、それを良しとせず逃げ続けてきた身。祖国には帰ることはできないだろうし最早どうでも良い。親もどうなったかは分からない。向こうも極寒の地にいる自分を気にも止めないだろう。そういう人間だった。
ずるずると得物を引きずりながら、銀世界を歩く。どうやらもう少し越えると集落があるらしい。暗闇と吹雪の中で、その小さな灯りの集合体が見えた。あそこを寝床にしよう。一夜なら泊めてくれることも多い。
その時だった。後ろから声をかけられた。
-この子を、抱いてください。
後ろを振り向くと、か細い女性とその腕の中に泣き止まない赤子。まあ逆らう必要もないので、何となくの感覚で赤子を受け取り、不器用ながらあやし続けた。吹雪がより一層激しくなり赤子の大きな泣き声も聞こえにくくなる程だったが、しばらくするとすやすやと眠るようになった。落ち着いたので安堵しながら女性にそっと返す。女性はまるで面食らったようにお礼を述べ、消えるようにいなくなった。
-あ、有り難う御座います。
不思議に思いながら山を越え、目的地の村で泊めて貰うことができた。その日食べさせてくれた鍋が体に染みるほど旨かったのは覚えている。それからというものの、雪の日に迷うことがめっきり無くなった。
カイドウ「にしても、一体誰だったんだろうなその女」
キング「それ雪女(身内じゃないほうのガチ怪異)だな、カイドウさん」
【壱:船医】
医者の不養生。紺屋の白袴。自らを疎かにしてしまうことで専門の分野で困難に陥ってしまう専門家を表すことわざだ。これが結構あるのだから本当に困ってしまう。
野営地にて急に息が苦しくなったと思えば、そのまま耐えきれず倒れてしまった。気づけばベッドの上。心配してくれる周囲に「ただの風邪だ」と言って追い散らし、自分で回復を試みる。熱で思考が回らないが調合は成功した。その日は咳がマシになったので少し安心できた。外から誰かが見守ってくれてるのだろう、別に心配するな、と思いながらその日は寝た。
翌日になると今度は体中に湿疹がでているではないか。最初は水疱瘡を疑った。しかし大人になって罹る確率は低いと言う。なら毒虫にでも噛まれたか?それはない。自らのいる医務室は徹底した衛生管理を行っているからだ。その日は抗ウイルス剤を服用し、ついでに体にも塗り薬を塗ってかゆみを我慢しながら寝た。誰かにじっと見られている気がした。
次の日になり、今度は激しい頭痛に襲われた。ここまで来ると何かがおかしい。仲間達に「入るな」と念を押し、そのまま引きこもった。色々と対策を練ってみたがどれも効果は今ひとつな気がしてならない。その日は寝ているというのに、じっと真っ正面から見られている感覚がした。当然眠れるわけがなかった。
次の日。唐突に窓から声をかけられた。
カイドウ「おい、ムジナ鍋いるか?」
ロー「・・・気持ちだけ受け取る」
会話はそれっきりだった。
おかしいことに、その日の内にみるみると回復していくのが分かった。平熱に戻り、喉に痛みも感じず。ムジナ鍋はそれなりに旨かった。というかムジナなんて見たことないが食えるんだな。
しかし、あれは何だったのか。島特有の病気なのか。それなら、あの睨まれたような感覚は何だったのか。
【弐:航海士】
船に子供が迷い込んだ。
丁度夜番の日で、暇と思い階段の手すりを修復している途中で、しょんぼりと縮こまって座っている子供が隅にいた。おかっぱの髪に着物。
侵入者は吊し上げて拷問するのが海賊としての流儀らしいが、生憎自分にそうするつもりはないし担当が違う。それに、何故か危険性も感じなかった。声をかけてみる。返事はなかったが、おずおずと顔を上げた。ぷっくりとした顔をしている。何故か、幼少期の自分を思い出してしまった。「悪魔の実」すら知らない時代の。
その晩はまるでおとぎ話のような一時だった。子供は本当に素直で、様々な話をしてくれた。石を積み上げると親が迎えに来てくれる河原で、友達と遊んだ話。柿の木に色々と教えて貰った話。などなど。てっきり「クラバウターマン」かと思っていたがどうやら違うらしい。
楽しませて貰ったお礼といっても何だが、折角なので何かしらのプレゼントをすることにした。手先は器用だ。からくり仕掛けの恐竜のおもちゃを造り、その子に渡した。ゼンマイを回すとじたばたと手足と口が動く仕掛けを添え、できる限り可愛らしいフォルムにした。子供は顔一杯の笑顔でお礼を何度も言ってくれた。
目が覚めたのはそのタイミングだった。きっと昨晩は夢だったのだろうと自らに結論づけ、朝食を食べに食堂に向かった。丁度その途中で自らが使う工房があったが、机の上のものを見て驚いてしまう。昨日おもちゃを造るのに削った木片と、見知らぬ巾着袋。中身にはワの国でいうお守りが入ってあった。
カイドウ「ガキは大切にしとけ」
その様子を見ていたであろうカイドウから一言そう言われた。どういうことか、何か知っているのか、まさか隠し子か、なんて問い詰めようとして部屋の外に出たら、カイドウの背中に昨日の子供がおんぶされているのを見た。こちらに気づいたのか、笑顔で手を振っていた。それきりその子供の姿は見ていない。
【参:船長】
好奇心はバカをも殺す。よく言ったものだ。変なキノコを食べてぶっ倒れ、鳥を捕まえようとしてそのまま連れて行かれ、まぁ良いかと思いゴミを捨てたらそれが請求書だった。まあ最後のは好奇心に関係の無い小さな失敗談だが、何でも直感で動いてしまうのが癖なのは自覚している。余計なことで頭を使うのは苦手だ。
その日は久々の停泊日、自然と共生した夏島。緑生い茂る山奥は冒険を好む少年心に火を付けた。まるで木々を飛び交う猿のように、はたまたターザンのように。森の中を駆ける。まるで呼ばれているみたいだ。
小さい頃、たまに訪れた祖父に「強い海兵になれ」とジャングルの中に放り込まれたのも今となっては悪くない思い出だ。こうして自然との接し方を学ぶことができたのだから。まあ海兵になるつもりは無かったが。
まるで呼ばれているようだ。おうい、おうい。こっちにおいで、と。たまに聞こえるのだ。誘う声が。しかし、周りに動物もいない。鳥も飛んでいない。仲間もいない。おうい、おうい。いつの間にか日光すら差し掛からなくなってきた。昼にしては暗くなりすぎだ。おうい、おうい。それでも前から声が聞こえる。
い か な く ち ゃ 。
カイドウ「大威徳・・・」
-雷鳴八卦!
ルフィ「おわっ?!」
目の前から襲ってきた急激な一撃を回避しようと頭を下げる。チッとかすれる感覚がした。その強力な打撃技による爆風が一体の木々をなぎ倒す。
ルフィ「おい、何すんだよ!びっくりしたじゃねぇか!」
カイドウ「随分と余裕そうだなぁ?そんなだから今みたいな奇襲に弱いんだよ!」
ルフィ「何を~!」
カイドウを追い、そのまま来た道を戻る。いつの間にか森の外に出た。丁度お昼時だったので食べている内に怒りも鎮まった。
あれ、何でおれ森の中に入ってたんだ?
【肆:ペット?】
目の前に、毛むくじゃらのヒヒが座っている。鋭い嗅覚から臭う。
これはおさるさんじゃない。
(おまえさん、俺の正体を探ったな)
どうしてわかったの?
(お前さんが考えるからさ)
かんがえなかったらわかんないの?
(やってみるかい?)
うーん、かんがえるな、かんがえるな・・・
(へへへ、難しいだろ。考えないようにするってのは、そう思ってるとできないもんだ)
できないな、なんで?
(俺もそう思ってるぜ。何でお前さんが人の言葉喋れるんだい?)
どうしてって・・・そうやってつくられたから。
(へぇ・・・・・・不思議な生まれだね)
どうしておさるさん?は話せるの?
(どうしてだと思う?)
うーん。
(何でかな?)
ううーん。
(どうしてかなぁ~)
・・・・・・・
(なんで?どうして?気になるだろう)
カイドウ「おい」
うしろにいたししょうがかなぼうをふりあげる。おさるさんはびっくりして、ぴゃっとかくれちゃった。
(ちぇ、折角の話し相手見つけたのによ)
カイドウ「何迷ってんだ。皆も捜してる。戻るぞ」
うん。またね、おさるさん。
カイドウ「アイツはさよならと言わなくてもまた会える」
そうなんだ。ふしぎだなぁ。
【伍:コック】
事件は夜に起きた。どうやら、次の日に使う豆腐がない。と言っても犯人捜しをする手間も省けてしまった。すぐ近くに寝転んでいたからだ。食堂で寝転んでるんじゃねぇよ。
カイドウ「昔は1丁だけだったのに、今や業者並みか。時代に適応してるんだな」
何言ってんだこの万年酔いどれジジイ。豆腐返せ。明日の麻婆豆腐どうするつもりだ。
カイドウ「わかってるよ。だから買ってきたんだ」
横には、人数分きっちりの豆腐。
カイドウ「な?補填もしたしお咎め無しで良いだろ」
図太い性格してやがる。まあ今回だけだぞ。
カイドウ「気をつけるべきはお前もだな」
あぁ?オロすぞ。
カイドウ「あの豆腐、誰から買った?」
そりゃ、業者だよ。いや、来たのは小っさい男だったな。子供くらいの。丁稚奉公でもしてたんじゃねぇか?そいつが船の近くまで来て呼びかけたんだ、「豆腐如何ですか」って。丁度良かったんで買ったんだが・・・
カイドウ「どんな風貌をしていた?」
何だ?知り合いか?確か頭に何か被ってたな。傘か?晴れてたのに変なやつだったよ。
カイドウ「成程な・・・明日分かる」
お、おい、待て、何寝ようとしてんだ・・・・クソ、何でコイツ眠りにつくの早いんだよ。
次の日、噂が流れてきた。どうやら停泊していた街で食中毒だそうだ。ローが救援に向かった帰りにこう尋ねてきた。
-・・・お前等の中に患者はいないか。ゼロ、だな。・・・運が良かったな、俺達の食った麻婆豆腐は無害だったようだ。
食中毒の原因は豆腐だった。それもあの傘を被っていた子供から買ったらしい。
【陸:秘書】
それは災害だった。突如として夜のサニー号を襲った6本足の化け物。頭部は猛牛をかたどっている。海に蜘蛛なんているのかというと甚だ疑問だが、何が起こるかわからないのが「偉大なる航路」だ。まぁ言ってしまえばただの怪物だったので、あっけなく倒すことができた。
次の夜。誰かが海に落ちる音。急いで駆け寄ってみたら、そこにいたのは倒したはずのあの怪物。しつこいものだ、などと思いつつ、また同じように。1つ気になるのは、その怪物に少しの違いがあった。既に片目を失っていたのだ。
そして次の夜。また次も。途切れることなく。その度に、あの怪物が襲いかかっては返り討ち。にしても、奇妙なこともあるようで。怪物の風貌も少しずつ変化しているのだ。
目の下に傷。
特徴的な眉毛。
隈。
顔の左半面に模様。
顎に傷跡。
そして、一夜を超えるごとに、いなくなる仲間。最初にいなくなったのは、副船長。最初にあの怪物にとどめをさした。それが忽然といなくなった。皆狼狽し、捜し求めた。いなかった。
そんな動揺しきった中で襲ってくる怪物。殺さなければ殺される。その日とどめをさしたのは麦わら帽子の船長。例に漏れず、いなくなった。そして夜更けに海に落ちる音。こうなると仕組みも分かってきた。
とどめをさした人間が、次の怪物。
だからといって、自衛をしないのは命取り。情けないことに怖がって動けなくなっていった自分を守るようにして、皆次々といなくなっていった。
そしてこの夜も6度目。また来るのか、と考えると気が滅入りそうだ。自室の片隅に縮こまってしまう。何も聞こえないように、感じないように、必死に耳と目を押さえてじっと動かない。
もう、どうすればいいのか分からない。死にたくない。でも、今まで死んでいった・・・・否、殺してきた仲間のことはどうするのか?自分だけ怖がって逃げるのか?
呼吸が乱れる。思考も回らない。恐怖がやってくる。猛々しいうなり声と共に、バキバキと、船を破壊する音が近づく。不味い、巻き込まれる。
「成程、久しぶりの相手か。腕がなるな、 “眷属(とも)”よ」
直後、怪物の絶叫。何かが絡みついたのか、藻掻いている様子だ。そっと格子から外界を見ると、そこには怪物に絡みつき、噛みつく大蛇。
チャカ「大丈夫か?モネ」
カイドウ「あ”ー、やはり誰かがアレ壊したんだな・・・厄介事持ち込みやがって」
そして、入ってくる2人の仲間。
チャカ「ここは私達に任せておいてくれ」
モネ「チャカ・・・」
カイドウ「・・・お前(チャカ)も同じなら言ってくれよ」
モネ「カイドウ・・・」
チャカ「仕方なかろう、こういうものは中々共感を得づらいのだから」
モネ「だ、ダメよ!貴方達も、彼等と同じように・・・」
トン。
カイドウが、モネの頸動脈を軽く叩き、気絶させる。彼女が崩れ落ちるのを、チャカが優しく受け止める。彼女の目には、涙が残っていた。
カイドウ「・・・・悪いことしちまったな。先に倒れた祠を直してたらここまで壊滅してるたぁ・・・」
チャカ「私達、そして彼女が無事で良かった。・・・さて、やるか」
次の日、自室で目が覚めた。破壊の跡はない。外に出れば、仲間達の笑い声。
「お早う」の声が、どれ程嬉しかったか。つい鼻の先がツンとしてしまったのは内緒。
【漆:戦闘員】
カイドウ「何だソレは」
ゾロ「新しいトレーニング器具だ」
カイドウ「随分と重そうだが」
ゾロ「たまには、な」
カイドウ「・・・中々良さそうだな、何処で買った?」
ゾロ「山ん中で見つけた」
カイドウ「不思議なもんだな、落とし物か?」
ゾロ「いや、物というよりかは人だな、多分」
カイドウ「怪しいとは思わなかったのか」
ゾロ「本能が大丈夫だと言ったからいける」
カイドウ「・・・そうか」
ゾロ「お、それ(横にあった可愛らしい箱)取ってくれ」
カイドウ「何だこれは」 (箱を手渡しながら)
ゾロ「飴だ。買った」
カイドウ「お前甘いの苦手じゃ・・・」
ゾロ「こいつ(ゾロ曰くダンベル)の分」
カイドウ「成程?」
ゾロ「しかしこいつ、赤ん坊の声で泣いてたから顔見てみたらジジイだった。びっくりしたぜ。それにジジイの癖して酒は飲まないし甘いのばかり欲しがるからたまったもんじゃねぇ」
カイドウ「変な子供だな」
ゾロ「でも泣くと重くなって丁度良いダンベル代わりになるんだよ」
カイドウ(ほっといても良いよな)
【捌:偵察員】
「揃ったようだな」
「お久~」
「よし、それじゃ早速やるか。第34・・・35だったか?」
「いや、第45回目だな」
「多くない?よく生きてこれたね?」
「まぁ生命力だけはあるからな。・・・第45回定時深夜見えるヤツだけ報告会だ。事前に伝えておいたが、今日はアイツのことだ」
「Kさんだな」
「Kさんだね」
「俺もKだから余りその呼び方は・・・」
「良いでしょ、祓えるんだから」
「それで、今日は何があった?」
「Kさんが拾ってきた猫の尻尾が二股」
「可愛い」
「脳天気過ぎないか。まぁ医者のLさんに治療してもらったお陰で悪影響はなかったが」
「しかし多くないか?これで何度目だ」
「えーと、最初は何だったっけ」
「あー・・・・コレ見とけ。まとめた」
「達筆だな。毛筆には慣れないから憧れてしまうな」
・海岸を歩いていたら目の前を急に阻まれたように進めなくなった。
→足下を八齋戒で払うと進めるようになった。
・蛇に耳がついたものを発見した。
→水辺には近づかせないようにした。侵入してきた怪異は返り討ちにしておいた。
・人魚に襲われた。なお風貌は通常の人魚とは乖離している。
→苫の毛を3本むしり取って着物に付着。こうすると血を吸われずに済む。
・夕暮れ、凪いでいる海からたたきつけるような音がしたと報告。
→水辺には近づかせないようにした。最近は陸地にばかり行かせている。
・川辺で酔っ払ったような動きをする獣を見た。その晩風邪を引いた。
→取り敢えず療養。例の獣には酒をくれてやったら満足して帰って行った。
・木の上に丸っこい毛玉の群れを見つけた。
→害意がなかったのでしばらく戯れさせておいた。
・歩いていると足下をウサギのようなものが通り抜けていった。
「ありゃ、水系多いなぁ」
「やはり、火を打ち消すもの故に効果もあるのだろう」
「・・・最後の対応策書いてないけど」
「そりゃ解決してないからな。だからお前を呼んだんだ」
「まさか「こちらの分野」のものがやってくるとはねー」
「何なのだこのウサギは・・・」
「ジロムンとかいうやつだな。通り抜けられる前に視認しないと厄災が降り掛かる代物だ」
「あー、それで・・・」
「急に動き飛ぶ私物、石になって動かない仲間、他方では血を求めるようになり襲いかかってきたりいきなり船の操縦機関が破壊されたり・・・」
「後は夕暮れ時に天を見ると催眠術にかかって正気じゃなくなるのもある」
「いやまさかこれ程の厄災だとは」
「ジロムンにそこまでできるの?」
「いや、アイツによる厄災なんてちっぽけなもんだ。だが、以前より憑いていたのが負の力が働いて一斉に調子に乗りやがったんだろ」
「そこで私の力」
「頼りにさせて貰おう!」
「貴方もだよ?」
「私の知る分野とは違いすぎるからな、援護しかできない」
「ま、とにかくだ。身内の身柄は全員蓑虫みたいにぐるぐる巻きにしてる。お前の能力で一旦待避させてくれ」
「Kさん、耳栓だ」
「おっとすまねぇな。俺が眠っちゃ世話ねぇ。・・・やっぱKさん呼び止めないか」
「さーて、久しぶりに歌いますか!」
「無視するな」
・おまけ
ルフィ:感じるし聞こえるが危機感がない。幼なじみや義兄弟や祖父や憧れの人に何度も助けられた。
ゾロ:シモツキ村生まれのZさん。
サンジ:見えるが害意を感じ取れない。
モネ:見える聞こえる感じる。なお祓えないので一番恐怖体験してる。
ロー:そもそもあまり疑問に感じない。カイドウ曰く「隣にいる黒の毛むくじゃらが護ってやがる」とのこと。
ドレーク:無害で幸運をもたらす怪異しか憑いてこない。
チャカ:アラビア・アフリカ系なら専門。神官は伊達ではなかった。
ドラゴン:動物特有のカンが冴え渡る。
カイドウ:和物専門。西洋の物やアラビアンなのはよくわからない。
キング:知識はあるが無自覚で色々遭遇するしひっつけてくる。
最後に出てきた3人目:一味メンバーではない。西洋物担当。某初見確殺魔王様と一悶着あってからこういうのもするように。あの島めっちゃいそうだし。