ウィンダとひたすらイチャイチャするだけ(前編)
CWSD「マスター……」
ガスタの巫女 ウィンダ。
ミスト・バレー湿地帯に住む民族の巫女である彼女は、現在使い手たる決闘者の青年に抱かれていた。
カードの精霊と決闘者が結ばれることもそう珍しくなくなった時代。まさか自分も愛するマスターに抱かれるとは夢にも思っていなかったウィンダは、うっとりと青年を見つめる。
「私なんかでよければ、好きなようにしてください……♡」
ウィンダは既にコートと白いワンピースを脱ぎ、インナーとショーツのみの姿となっている。
私なんか、と卑下する物言いだが双丘の膨らみは同年代の中でも最も発育が良く、女性らしい肉感ある身体付きはマスターにとってはこの上なく魅力的に思えた。
「あっ……んん……ちゅぱ、じゅるる」
マスターはウィンダを抱き寄せ、舌を絡ませるほど深い口付けを交わした。
翠色のポニーテールが揺れ、薫風に混じり少女と大人の中間に立つ女性のフェロモンが鼻腔をくすぐる。
激しいキスを繰り返しながら、マスターがウィンダを優しくベッドに押し倒す。黒いインナーシャツをめくれば、豊かな二つの果実が揺れた。
「そ、そんなにじっくり見られると恥ずかしいです……」
羞恥に顔を赤く染めるウィンダ。
そんな彼女の姿を愛らしく思ったマスターは、綺麗だよと呟きウィンダの乳を触り始めた。
白い柔肌に指が沈み、癖になるような柔らかさに思わず感嘆の声をあげる。
「あっ、あんっ♡」
(私、今マスターにおっぱい揉まれてる……! 気持ちいい♡)
想い人と愛を交わし、自分の身体を貪られることにウィンダは喜びを感じていた。
マスターはそんなウィンダの内心を知ってか知らずか、ぷっくりと尖り立つ乳首を舌で転がした。
「ふあああっ!?」
より敏感なところを責められて、ウィンダは身体をビクッと震わせる。
右胸を吸われ、左の乳首は指先でこねり回されている。まるで赤ん坊のようだ、とウィンダは彼女の巨乳を弄るマスターを更に愛おしく思った。
しかし、そんな余裕そうな思考も快楽の前にすぐに吹き飛んでしまう。
「マスターっ! もう、私っ! ダメっ♡」
どうやらウィンダは乳首が弱かったらしく、絶頂が近いらしい。
イヤイヤと顔を降る恋人にマスターはイッてもいいよ、と優しく告げてから二つある肉の蕾を指先で摘まんだ。
「あっ、あああああぁぁぁぁぁぁん!!!♡♡♡」
ビクンッ! ビクン!
巫女の華奢な身体が強く跳ねる。
目尻に涙を浮かべながら息を荒げるウィンダ。彼氏による絶頂の幸福感とおっぱいで達してしまったことへの羞恥心で頭の中はぐちゃぐちゃになってしまっている。
「はい……マスターが触ってくれたから♡」
気持ちよかったかい?との問いにウィンダは素直に答える。
ああ、どこまで可愛くなれば気が済むのだろう。とマスターはまた彼女に唇を重ねた。