ウィッチクラフト・スポイル

ウィッチクラフト・スポイル


「どうしたのハイネさん?」

「大切なお話しがあるんです」

ハイネは彼氏に話を切り出す

それが深刻な話題であると察したのか彼氏の表情は少し強張る

「代理でギルドのマスターに選ばれました」

静かに告げるハイネの表情は普段のおどおどとしたものではなく、凜としたもので強い覚悟を感じさせる

「だからしばらくは仕事に専念しようと思います。私はあまり要領がよくないですし、色々なことを同時にこなすのは難しいから」

言葉を紡ぐ度に込み上げてくる罪悪感によって良心を締めつけながらもハイネはそれを必死に抑え込む

彼氏は少し不満気に眉をひそめたがなにも言うことはなくハイネの言葉を一つ一つ聞き届けてくれる

「だからあなたとは距離を置こうと思います……ああ、でも……あなたが嫌いなったとかそういうことではなくて……キープとかそういうわけでもなくて……他に好きな方ができてもそれを責める権利なんて私にはありませんし……ううっ、ぐすん……ごめんなさい」

ハイネは彼氏が他の女性と隣に歩いている姿を想像してしまい涙が溢れてしまう

すると彼氏は呆れた様子で笑う

「ハイネさんってちょっとめんどくさいところあるよね」

「ううっ……すみません……」

思わぬ発言にハイネはつい俯いてしまう

「マスター頑張ってね。応援してるよ」

彼氏は拳を作りハイネの前に突き出すハイネはそれに応えるように彼の拳に自らの拳をこつんとぶつけた

「はい、ありがとうございます」

2人はそれぞれ別の帰路に歩みを進めた

彼氏はハイネにとってはじめての恋人であった

ハイネよりもしっかりとしているそんな彼氏にかっこいい女性と思われたくてセクシーな服を着たりしていたが、内気な内面は変わらずむしろ優しく包容力のある恋人にすっかり甘えてしまっていた 

マスターになったらその重圧で弱気なハイネは益々甘えてしまうと考えて一度距離をおいて自らの足でしっかりと立てるようになろうと考えていた

成長して彼に相応しい自分になってまた彼の隣を歩くために

そのためにハイネはより一層気を引き締めてマスターとしての職務に励むのだった

1週間後

「終わった……」

ハイネは時計をみると夜10時を過ぎていた 代理とはいえマスターの仕事は思いの外大くて、毎日が疲れ切っていく

実際にやってみるとサボり魔に見えたヴェールの仕事も上手く配分してそつなくこなしていたとわかる

ハイネは仲間に負担をさせたくないと無理に仕事を引き受けたりして結局疲弊してしまい、結果失敗に繋がってしまうということもあった

さらに外向きの仕事も増えて職人であったころよりも人と接する機会が多くなり人見知りなハイネには過酷な環境であった 

「今日は早めに終わったし、たまには家に帰ろうかしら」

ハイネは久しぶりに家に帰ろうと帰路についた

歩きだすと思いの外疲労は強く、すぐに足が重くなってしまう

「ちょっと、休まないと」

近くのベンチにハイネはふらふらと座り込むと、睡魔がどっと押し寄せてくる

「だめよ、こんなところで……」

瞼を閉じたい誘惑を必死に抑え込むが、そのまま抗えずにハイネは眠りについてしまった 

「ハイネさん、ハイネさん」

身体を揺すられ目をゆっくりと開けるとハイネの目の前には彼氏がいた

「あれ、どうしてここに……」

「たまたま見かけて。女性が1人でこんなところで寝てたら危ないよ」

彼氏は心配そうにハイネの顔をのぞき込む

「ごめんなさい……最近ちょっと無理しすぎて」

ハイネは謝罪をしながら立ち上がろうとするが、足に力が入らずへたり込んでしまう

「大丈夫?立てる?」

「すみません……」

彼氏に支えられてなんとか立ち上がるとそのままベンチまで連れられ、再び座ると彼氏も隣に座る

「なにかあったの?」

「いえ、大丈夫ですよ。マスターになって初めてのことばかりで少し疲れてるだけですから。ごめんなさい……あなたには助けられてばかりですね。もっと頑張らないといけないのに」

ハイネは俯いた

自分で突き放すようなことを言ったのに却って迷惑をかけてしまったうえにそこまでして優先したマスターの仕事も上手くできたとはいえない

どうして自分はこんなにも弱いのだろうか

マスターになれば強くなれると思っていたのに

「ハイネさんは頑張らなくていいんだよ」

「えっ?」

ハイネは呆然と顔を見上げる

彼氏の表情はどこまでも優しく温かいものだった

「ハイネさんが頑張っていないはずがないからこれ以上無理はしなくてもいいと思うんだ。僕は魔法工芸のことでは力になれないけどそばにはいてあげられるから」

「でも……それじゃああなたの負担が……」

「その、僕がハイネさんを甘やかしたいって思ってたらダメかな?僕はかっこよくはないけど努力家なハイネさんが好きだよ。それは僕だけじゃなくてハイネさんの職場の人達も同じなんじゃないから」

彼氏はハイネがかっこいい女性になりたいことを察しており、無理をしてかっこつける必要なんてないのだと説く

ハイネの頬にぽろぽろと涙が伝う

「ううっ、ぐすっ……ううっ……」

なりたい自分になるために本来の自分を見失って気づけば独りよがりになっていた

だが、彼氏はそんなハイネをしっかりと見ていてくれていたのだ

「ありがとう……ごめんね……」

「じゃあ帰ろうか。送っていくよ」

彼氏はハイネをおんぶする

「ええっ!?」

「まだ歩けよね?おんぶしてあげるよ」

「で、でも……重くないですか?」

「重くないよ。それにハイネさんの柔らかいところが当たって役得だしね」

「もうっ……恥ずかしいこと言わないでください」

ハイネは顔を赤らめるが、内心少し嬉しい気持ちもあった

彼氏の背中にぎゅっとしがみつくと身体に伝わる暖かさにハイネは安らぎを覚える

「恥ずかしい……すごい見られてます」

「僕は全然気にならないよ」

「私が気にしているんです」

幸せな時間はあっというまで気づけばハイネの自宅に辿り着いていた

「あの、今日はありがとうございました」

「どういたしまして。じゃあおやすみなさい」

彼氏はハイネを玄関まで送ると帰ろうとする

するとハイネはそんな彼氏の服の裾をきゅっと掴んで引き留める

「どうしたの?」

「えっと、その……泊まっていってくれませんか?……そばにいてくれるっていいましたよね?」

ハイネは上目遣いで甘えるように彼氏に訴える 

「そんなに可愛くおねだりされたら断れないよ」

彼氏は快く引き受ける

ぐぅ〜

「ハイネさん、もしかしてご飯食べてなかったの?」

「はい、仕事にばかり気を取られて……」

「それなら簡単なものでよければ作るから食べようか」

「はい」

彼氏は台所にいき料理を作りはじめる

冷蔵庫に余っていた鶏肉を酒で浸してレンジで温めるとそれをほぐして沸騰させた鍋のお湯で煮込み、スープを作る

「はい、お待たせ。手抜きでごめんね」

彼氏は煮込み終わった鶏肉のスープを注いでハイネに差し出した

「いえいえ、すごく美味しそうです。それじゃあいただきます」

スープを飲めば生姜が効いているのか身体がぽかぽかと温まり、さっぱりとした鶏肉は胃に優しく染み渡る

「すごく美味しかったです」

「それならよかったよ」

ハイネがスープを飲み干すと彼氏は嬉しそうに笑う

「ご飯を食べないくらい無理をして色々抱え込むのはよくないと思うんだ。悩みでも愚痴でも僕に吐き出してみてよ。そうすればスッキリするからさ」

彼氏にそういわれたハイネはこれまで燻っていた不安や弱音を次々と吐き出していく

「うん、うん……それ大変だよね」

彼氏はハイネの話を真摯に聞いてくれる

それだけで心が軽くなっていくような気がした

「でも、ハイネさんが悪いわけじゃないよ。だから気にすることないよ。むしろ『私は世界一のバイスマスター!』くらい言ったって罰は当たらないよ」

よしよしと彼氏はハイネの頭を撫でる

「あんまり格好つかない響きですね。でも、なんだかすっきりしました。ありがとうございます」

ハイネは笑顔でお礼を言い、彼氏もそれに答えるように優しく微笑む

「また今日みたいなことがあったらいつでも頼ってよ。気づいてあげられない時もあるかもしれないから、これからはガマンしたり、遠慮したりしないで、自分の中に溜ため込む前に、僕や仲間を頼ってほしいな」

「はい、そうしますね」

ハイネは心が晴れやかになるのを感じながら答えた

「ねえ、こっち向いて」

「えっ?んむっ……はあ」

彼氏と目線を合わせたハイネの唇を塞がれた

「ちゅ、あむっ……んふっ」

何度も唇を重ね、舌を絡ませ合うとお互いの唾液が混ざり合い口の端から漏れ出る

「泊まってもいいってことはつまりこういうことだよね?」

「えっと、それは……あの」

ハイネは目線を逸らす

しかし、その頬が赤く染まっていることから彼女の本音は一目瞭然だ

「ダメ?」

「ダメじゃないです……でもするならベッドで」

「わかったよ。よいしょっと」

彼氏はハイネをお姫様抱っこで軽々と持ち上げる

「きゃっ」

お姫様抱っこをされてハイネは恥ずかしさに顔を手で隠すが抵抗することはなくそのままベッドへと運び込まれる

「到着。今日はいっぱい甘やかして気持ちよくしてあげるからね」

彼氏はハイネの服を脱がし下着姿にする

「かわいい下着だね。見たことないやつだもしかして新作?」

「はい、私がデザインして製作しました。どうですか?」

「そっか。すごく似合ってるよ」

「ありがとうございます……嬉しいです」

ハイネは嬉しさに微笑む 彼氏はその笑顔を見て彼女の頭を優しく撫でた後、首筋から鎖骨へとキスをしながらゆっくりと撫で下ろすように愛撫をしていく

「ん……」

ハイネは身体をピクピクと震わせながらその愛撫を受け入れる

「大きいね。触っていいかな?」

「どっ、どうぞ」

ハイネは顔を赤くしながらも胸を差し出すような姿勢になる

だが、彼氏が指摘したのはそこではなかった

「ハイネさんのピアス」

「えっ……あ、ああ……そうですか?」

ハイネが自身の耳にはめているピアスのことだ

「それもすごく似合ってるよ」

ハイネは照れて顔を赤くする

乳房のことだと勘違いした自分がなんだかいやらしく思えて恥ずかしい気持ちになっていた

「もしかして変な想像した?」

彼氏はハイネの耳をぺろりと舐めて囁いた

「ひゃっ、ああっ……んふっ」

耳を舐められる感覚にハイネは身体をビクつかせて反応してしまう

彼氏はそんなハイネの反応を楽しむように何度も舌を出し入れして責め立てる

「ハイネさん、すごいかわいくてえっちな顔になっちゃてるよ」

「んっ、やめて……ひゃうっ」

彼氏はハイネの耳元で囁くと耳の中に舌を入れ、舐め回すように犯していく

くちゅくちゅとしたいやらしい水音が脳に直接響いて頭が真っ白になる

「気持ちいい?」

「きもちいっ……あんっ、だめっ……」

ハイネは身体を痙攣させながら答えた

彼氏が満足するまで耳を責め続けてようやく解放された頃にはすっかり蕩けた表情をしていた

「本当はおっぱい触ってほしかったんだよね?」

「わかってたなら……いじわるしないでください」

ハイネは潤んだ瞳で彼氏を睨みつける

「ごめんね。もっと気持ちよくしてあげるから許して」

彼氏はブラの上からハイネの胸に優しく触れる

「ハイネのさんのおっぱい、ふわふわですべすべで気持ちいいよ」

「ひゃんっ、あふっ……」

彼氏はハイネの胸を揉みしだき、乳首を指で転がすと徐々に固くなっていきコリコリとした感触になっていく

「ちょっともったいないきもするけど下着取っちゃおうか。じゃあ背中を浮かせて」

「はい」

ハイネは背中を浮かせてブラが抜き取られると上半身は完全に裸になり、ぷるんと大きな乳房が揺れ動く

「何回も裸見られてるのにまだ恥ずかしいの?でもそういうハイネさんの初心なところも大好き」

「は、恥ずかしいものは恥ずかしいんです!それにあなたばかりずるいです。あなたもちゃんと見せてください」

彼氏のまっすぐな言葉にハイネは照れながらも反論する 

「ごめんごめん。ハイネさんがかわいいからつい……僕も脱ぐから」

彼氏もまた服を脱ぐと筋骨隆々ではないが均整のとれた身体が露になる

「わあっ」

ハイネはそれに見惚れてしまい、目が離せなかった

「今からこの体に抱かれるんだよ?よく見てて……なんてね」

彼氏は照れ隠しをするようにハイネの耳元で囁くと、ハイネはその光景を想像してしまい、子宮がきゅんと疼くのを感じた

「おっぱい舐めてもいい?言わなくても舐めるけどね。だって今までお預けにされてきたんだから」

「あんっ、やあっ……ダメっ、それ……だめぇ」

彼氏はハイネの胸を鷲掴みにして乳首を口に含むとちゅうちゅうと吸いながら舌先で転がすように弄ぶ

もう片方の胸は指で摘まみながら捏ねくり回していた

「んちゅっ、ぷはっ……すごいね。ほら見てよ。こんなに固くなってるよ」

「んっ、やぁ……」

彼氏が口を離すと唾液によっていやらしく濡れそぼった乳首がぷっくりと勃起している

「おいしそうだね。食べたくなってきたよ」

彼氏はハイネの乳首を軽く噛みつくと、舌で弾くように何度も刺激を与える

「ひゃうっ、やっ……んんっ」

甘噛みされたり強く吸われたりする度にハイネは身体をビクビクと反応させる 

「おっぱい……敏感だから……ああんっ」

「声抑えなくていいんだよ。ハイネさんのかわいい声をもっと聞かせて」

彼氏はハイネの耳元で囁きながら乳首を弄び続ける

「んあ、ひゃうっ……ああっ」

ハイネは必死に声を我慢しようとするが、その努力も虚しく口から漏れる甘い吐息と喘ぎ声を止めることはできなかった

「おっぱいだけじゃ物足りないよね?」

彼氏は胸からお腹へと舌を這わせていくとそのまま下腹部まで舐め上げていく

「はあん……きもちい……あの、その……こっちも……」

ハイネは足をスリスリと擦り合わせていた

「わかってるよ。脱がせるよ?お尻をあげて」

「はい……」

ハイネは彼氏に言われるままに腰を上げて下着を脱がせやすくする

「よいしょっ……ありがとう。それじゃあ触るね」

下着を脱がされ露わになった秘部は既に期待で濡れていた

「もうびしょびしょだね」

彼氏はハイネの秘部に顔を近づけると舌で軽く触れるように愛撫を始めた

「んっ、ぺろっ……ちゅぱっ」

「あっ、ああっ……そんなとこぉ……きたないですよぉ……」

ハイネは羞恥心で顔を赤くしながらも快感によって腰を浮かせて悶える

「大丈夫だよ。いつも言ってるけど綺麗だから。それに気持ちいいんだよね?もっと素直になっていいんだよ」

彼氏はハイネの秘部全体を舐めた後、陰核を口に含んで吸い上げた

「ああんっ、それっ……きもちいいっ、イクッ……イッちゃいます」

ハイネは身体を反らしながら絶頂を迎えた

「はぁっ、はあ……」

ハイネは肩で大きく息をしながら呼吸を整える

「ハイネさんかわいいよ。上手にイけてえらい、えらい」

ハイネは頭を優しく撫でられて嬉しそうな表情を浮かべた

「あの……あなたのも……」

「うん、次は僕の番だね」

彼氏はズボンを脱いで勃起した肉棒を露にした

「苦しそう……私もあなたを気持ちよくさせてあげたいです」

「じゃあお願いしようかな」

ハイネは彼氏の肉棒を手で優しく握り込むと上下に動かし始めた

「気持ちいいですか?」

彼氏の肉棒はハイネの手の動きに合わせてピクンと跳ね上がる 

「んっ……そう、上手だね。ハイネさんの綺麗な手で触れてくれるって思っただけでヤバいよ」

「嬉しい……もっと気持ちよくなってください」

ハイネは彼氏の肉棒を口に含み舌を使って舐め始める

「うっ、はあ……待って、口はしなくても……だから待って……」

ハイネは首を振る、と頭を前後に動かしてストロークを繰り返す

「んっ、んんっ……」

肉棒から溢れ出てくる先走り液とハイネの唾液が混ざり合い卑猥な音を立てる

「待っ……あつっ……ハイネさんの口の中……熱くて……気持ちいい……はあ、ヤバい、えろ……もう……一旦ストップで……」

「んっ、はい」

ハイネは彼氏の肉棒から口を離すと唾液が糸を引いていた

「はあ、ありがとう気持ちよかったよ。危なかった。もうちょっとで口に出しちゃうところだった」

「そんなによかったんですか?」

「もちろんだよ。ハイネさんはわかってないんだよ。自分がどれだけエロくてかわいいかを」

「もうっ、そんな恥ずかしいこと言わないでください!」

「だから、その……心配になるんだよ。こんなに可愛いハイネさんが誰かに取られちゃうんじゃないかって」

彼氏は真剣な顔でハイネの瞳を見つめる

「大丈夫ですよ。私はあなた以外の男の人に心を奪われませんから」

「夜中にベンチで寝ちゃうぐらい無防備なのに?」

「ううっ……ごめんなさい。本当に反省しています」

ハイネはうるうるとさせた瞳で彼氏を見つめる

「はい、許します。僕もごめんね意地悪なこと言っちゃって」

「いえ、悪いのは私なので……」

「じゃあ仲直りのキスしよっか」

二人は唇を重ね合わせると舌を絡め合ってお互いを求め合った

「ちゅっ……んっ、んふっ……ちゅぷっ」

「じゃあそろそろ……まずい……どうしよう持ってないんだった」

「あの……これを」

ハイネは引き出しから避妊具を取り出すと彼氏に手渡す

「ありがとう、助かるよ。ハイネさんも持ってたんだね」

「だって……私もあなたとするの楽しみにしてましたから」

「かわいいこと言ってくれるじゃん。それなら期待に応えてあげないとね」

彼氏は避妊具を装着してハイネに覆い被さった

「それじゃあ入れるよ?」

「はい……いっぱい気持ちよくしてください」

彼氏はハイネの両足を抱えて広げさせると、ゆっくりと腰を前に進めていった

「ああんっ、入ってきます……あなたのがぁ……」

「すごい締め付けだね。油断するとすぐ出ちゃいそうだよ。痛くない大丈夫?」

「はい、大丈夫ですよ。もっと奥まで来てください」

「いくよ」

彼氏は体重をかけて挿入していくとハイネは身体を反らせながら甘い吐息を漏らす

「全部入ったね。どう?苦しくない?」

「んっ……ちょっとだけ苦しいけど平気です」

「しばらくこのままでいようか」

久しぶりの挿入を慣らすように二人は動かずに抱き合っていた

「ふふっ、幸せ……」

ハイネは幸せそうな笑みを浮かべると彼氏の首筋に吸い付く

「んっ、もう……くすぐったいよ」

「あなただってよくするじゃないですか。私もお返しです」

ハイネは彼氏の首筋にキスマークをつけると嬉しそうに笑みを浮かべた

「ふふ、これでお揃いですね」

「ハイネさんかわいい。本当にかわいい。でもごめん限界。動くね」

彼氏はハイネの腰を掴むとゆっくりと動かし始めた

「はい……あなたの好きなようにしてください」

ハイネは快感で顔を歪ませながらもしっかりと返事をする

「この奥のとこグッとされるの好きだよね?」

「はい、そこ気持ちいいです……ああっ……」

彼氏はハイネの弱点である子宮口を何度も突き上げる

「ふぁっ、ああんっ……それ、ダメぇ……おかしくなっちゃう……」

ハイネは押し寄せてくる快楽に身体をビクビクと痙攣させる

「かわいい声止まらないね。腰が逃げてるよ?」

彼氏はハイネの腰を引き寄せるとさらに激しくぐりぐりと肉棒を押しつける

「はあん、ああっ……らめっ……気持ちいいのがきちゃう……もう無理ぃ……」

ハイネの膣内は彼氏の肉棒をきゅうきゅうと締め付けていく

「ふふ、気持ちよさそうな顔。かわいい。大好きだよ」

「いやん……そんなにかわいい、かわいいって言われたら……勘違いしてしまいます」

「嘘じゃないよ。本当に可愛くて可愛くて堪んない僕にとって世界一大事な女の子だよ」

「嬉しい……私もあなたのこと…大好き……んあっ、さっきより硬く……なって……あん、だめっ……もうイクッ……」

「僕も出そう。中に出すけどいい?」

「はい、お願いします……あなたの精子ください」

「ありがとう」

彼氏はラストスパートをかけるようにハイネの一番感じるポイントを集中的に責め立てる

「ひゃんっ、そこはぁ……らめっ……はげしいぃ……もうイッちゃう……」

「一緒にイこう。全部受け止めてね」

「はいっ、きてくださひっ……ああっ、イクッ……ああん!」

二人は同時に絶頂を迎えた

「はあ、はあ……」

「大丈夫?ハイネさん」

彼氏が優しく頭を撫でながら声をかけるとハイネは幸せそうな表情を浮かべて答えた

「はい、とても幸せです」

「それは良かった。疲れたよね?少し休んでから一緒にお風呂に入ろっか?」

「そうですね。少し休みたいです」

彼氏はハイネを抱きしめると耳元で囁く

「それじゃあシャワー浴びよっか?」

「はい、お願いします」

彼氏がハイネを抱き上げて浴室へ向かうと、二人はお互いの体を洗いあった後一緒に湯船に浸かった

「お湯加減どうですか?熱くないですか?」

「ちょうどいいよ。ありがとう」

彼氏は後ろからハイネを抱きしめるように座ると首筋に顔を埋めた

「あの……私、本気で世界一のバイスマスターになってみようと思います。今の私でもあなたやギルドの人たちは受け入れてくれます。でもずっとこのままじゃダメなんだと思います。簡単にはできないと思いますが頑張るので見守っていてください……もちろん、無理のない範囲でですよ」

「うん、頑張って。ハイネさんならきっとなれるよ。でもやっぱりバイスマスターってかっこつかない響きだね」

「なんでそこで梯子を外すんですか!あなたが言ったことですよ!」

それからハイネは仲間から支えられながらも少しつづ控え目ながらも自信を持つようになったという

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