インストラクション・アインス ビルの中にて

インストラクション・アインス ビルの中にて

紅衣・メメのスレ主

「君が一護に使っていた封印の術?を教えてほしい」

ホロウ・カラテと同時に会得したい技術であったものを要求するカワキ...まずは場を整理しよう

"iプロデューススゴイタカイビル"に入り会議室のような場に入って少しした所である。

教員はトレーナー各位とどういったカリキュラムを組みどう教えるのかを大広間で議論するため一旦この場で待機、カワキはドージョーで修行をするため一旦こちらで待機することになっている。

『そ...それなんだがなぁ、まずは一つ謝るべきことがあってな』

どうやらここに来て謝ることがあるらしい...流石に強力過ぎるために教えるの憚られるのか?

『あの封印術は直接魄睡と鎖結に影響を与えるから一歩間違えれば一護は死んでいた...咄嗟とはいえそんなものをお主の友に使ってしまったことを詫びたい』

「今一護に命の別状は?」

『ない。浦原と共に精査もしたし術者の自分が完璧に解いたからな...本人や井上殿、チャド殿、石田にはもう話したのだがまだカワキ殿にはいってなかったのでな』

「あぁ...ならいいよ。で封印術だけど」

一瞬、一護に何かあったとなればどうしたものかと思ったが今大丈夫なら問題ないだろう...そうして話していると後ろから声を掛けられた

『言っただろうメメ その女はそれらの事に気を掛けるような情緒は無いと』

『いや兄者...言い過ぎだぞそれは?まぁ一護も「おかげで不本意な形でウルキオラを殺さなくて済んだ」とか他の奴も礼を言ってくるような奴だし"似た"奴らだろ?』

メメがウルキオラの言葉に少しズレた反応を示しウルキオラは呆れたような反応だ

『奴らとは似ても似つかん...俺に近いような女だと言っただろう』

「で...封印術は?」


カワキの催促は止まらない加速する...!のんきにお茶請けを口にする教員をよそにメメは習得に当たっての条件をカワキに提示した

・解剖学を勉学し安全に使用することが出来る状態にする(魄睡と鎖結などが直接かかわるため死神の皆さんと協力する予定)

・学校での勉強を疎かにしないため中間テストなどで80点以上を5つ取る(科目はなんでもOK)

これらであったが...カワキの返答はこうだ

「ボーダーを30点に」銃を突きつけつつである...コワイ!

『猛獣の前に餌をぶら下げて待てを要求するのは危険だとあれほど...』

ウルキオラも一応急所狙いならば庇うことも考慮しつつ呆れ顔である

『しょうがないな...75点!(髪の毛を掠める)...「次は耳だ」...70てッ...よ、避けてないとホントに当たってたよ!実際怖い!』

カワキ流の交渉術は続いたが鋼のようなそうでもないような意志で結局70点よりは下がらなかった

『きょ...教員殿、もしよろしければ解剖学だけでなく他の学科もカワキやほかの現世の子たちを交えて教えてくれると助かります。主に自分の命が』

『えぇ...責任重大ですね。アイドル達の教育も手を抜かずにやってまいりますよ。両方ともにがんばりますね』

メメは既に穴だらけのチーズのようである...なんとマッポーな様子であろうか




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