イベント冴島編
1あらすじ
〜ある日のギウォトス予想だにしない最悪のニュースが流れる。「昨夜未明ヴァルキューレ校の尾崎カンナ局長が、何者かに襲われるという事件が発生しました。被害者は意識の不明の重体で今だに目を覚ましていません。」先生はカンナの容体を確認すべく直ぐに病院へ向かおうとするが、そこに一通のメールが届くなんとそれは今意識不明の筈のカンナからであった。「5年前に起きた事件ついて」それは七囚人以上の極悪人と言われ〝死刑〟判決を受けた死刑囚冴島タイガが引き起こした。カイザー18人殺しについての情報だった。〜
ストーリー中盤
……
〝タイガ?〟
〝どうかした?〟
ッいや…大丈夫や、なんも無い。
ほんまにすまんな先生、この恩は必ず返させてもらう。
〝別に構わないよ〟
アホ抜かせこんな俺のために命張ってくれとる人に何も返さんかったら姉妹(きょうだい)達に呆れられてまうわ。
〝…そっかありがとう〟
〝その時はお願いするよタイガ〟
…やっぱりアンタはすごい人や、生徒のコネや弱み利用せずシャーレの権限を振りかざそうともせん。生徒に本気で寄り添って同じ目線で立とうとする、ほんまにええ先生や。
〝そんなことしないさだって〟
?
〝先生だからね私は〟
そうかいなやっぱ凄いな先生は……
〝…ねぇタイガ〟
〝何か話したいことあるじゃ無い?〟
!ハハっなんでもお見通しってワケか流石〝先生〟やな
…夢が、あったんや
〝夢?〟
ああ、教師になるっちゅう夢や
〝!〟
なんでそないな夢持ち始めたんか今となってはもう思い出せへん、それどころか忘れようともしとった。けどな先生見てるとふと思い出してしもたんやそんな昔の夢をな、けどもう昔の話は昔の話、人の命奪っといてのうのうとこない小綺麗な夢語るんは筋の通らん話やろ?
〝(頭に手を置く)〟
きゅ急になにすんねや先生⁈
〝君ならきっと先生になれるよ〟
——————
先生…いくらアンタが聖人君子染みた人で圧倒的な権力持ってたとしても無理なもんは無理や俺は…
〝…一人で背負わんくてええ〟
「ッ‼︎」
〝さっき不良生徒に君が言ったセリフだ〟
〝これだけ辛い目に遭ってるのに〟
〝それでも君は諦めずそれどころか
途中で人助けまでしている〟
〝そんな君がこうして
夢まで語ってくれた〟
〝それを私は笑いもしないし
否定もしない〟
〝私を信じて話してくれて
ありがとうタイガ〟
〝なれるよきっとね
もちろん私も手伝うよ〟
〝タイガはひとりじゃないんだから〟
なんやそれ、言った側から、人の弱みに漬け込みおってからに…ほんま、悪い大人やで先生は
〝うん私は悪い大人だよ生徒のためだったら銀行強盗だってする位にね〟
ハッそんなホラまで吹かんくてええは…分かった!そこまで言わせたら俺も腹括らんとな、もうオレは逃げん自分の夢からも6年前の罪からもな付き合ってもらうで先生
〝もちろん!!〟
5年前当時中等部一年で18人殺しを結構原作通り死刑執行を待っているなか急な移送を命じられる…。一方カンナは自分が揉み消したカヤの犯罪行為以外に何か余罪があるか取り調べをしていた所6年前の事件についてのなにかしらの情報を手に入れる。
浜崎枠をカヤにして(カイザーと手を組んだ際に情報を手に入れた設定)最初はあくまで冴島を利用して防衛室長に返り咲こうとする為に冴島に近づくと妄想正直もうそんな力、カヤには残ってそうにありませんが