イクイノックス✖️リバティアイランドの襲い受け概念
「せ、先輩!あの……ら、ラブホテルに、行きませんか!?」
「……へ?」
手からマグカップが滑り落ちる音がする。慌ててリバティに拾われて、我に帰る。
「ど、どうしたの?熱でも出た?」
「ち、違います!わ、私たち…付き合って結構経つので、そろそろ一歩進んでも…いいんじゃないかなぁ…と…」
言えば言うほど小さくなっていくその声に、なんだか愛しさが湧いてくる。やっぱり僕の彼女はかわいいみたいだ。
「わかった。…じゃあ、行こうか」
ーーーー
「ま、まさかあの人が経営してるとは思いませんでした…」
「あはは…確かに看板見てもしかしてと思ったけど、本当だとはね…」
まさかここを、かの有名なステイゴールドさんが経営してるとは。レビューでだいぶ高評価なのはあの人の几帳面さが滲み出てるからだろうか。
「じゃあ、シャワー………っ、って!?」
ばたん、とベッドに押し倒される。リバティのざらりとこぼれた茶髪が、頬を掠める。
「え、えっち、するんですからっ…!!」
「う、うん!とりあえずお風呂入ろう!?」
顔を真っ赤にして、瞳をぐるぐるとさせながら乗り掛かるリバティの背中を撫でて落ち着かせる。掛かってるのだろうか。
「お、お風呂なんていいです!あなたのために、可愛いのを着てきたからっ……!」
ばっ、と服をたくし上げ、そういう映像でしか見たことがないようなはしたない下着が視界を支配する。
「そ、それ……!?」
「ど、ドウデュース先輩が…イクイ先輩はむっつりだから、こういうのが好きだって……嫌でしたか…?」
(おドウの奴、余計なことを…!!)
目を背けようとしても、柔らかな肢体から目が離せない。
「…僕のために、着てくれたの?」
「はい!」
純真無垢な眼が刺さる。誰がここまで彼女をはしたない子にしてしまったのだろうか。いや、僕だ。完全に僕のせいだ。
「…あんまり、優しく出来ないかも。覚悟してね」
「っ…ひゃ、ひゃい!ばっちこいです!」
イクイノックスとリバティ、配合してくれないかなぁ