アラヒメ様にメチャクチャ甘やかしてもらうお話

アラヒメ様にメチャクチャ甘やかしてもらうお話


 今日も一日アラヒメの御巫としてのお勤めを終え、あたしは一休みしようと自室に向かっていた。


 しかし、その戸を開けてみれば意外な先客が待っていた。


「君は――」


 この前もこの部屋に来てくれた男の子だった。

 あたしが来たことに気づいたのか、男の子はこちらを振り返って嬉しそうに破顔する。

 だが、その表情もすぐに一転して曇りの色に沈む。


「アラヒメ様、ごめんなさい。俺……っ、もう我慢できなくて、俺――っっ」


 申し訳なさそうに、それでいて前のめりに男の子は胸の内を吐露する。

 あたしは彼の方に歩み寄ると、その頭を掻き寄せるようにして抱きしめた。


「それでわざわざ私の元まで来てくれたのですね」

「アラヒメ様っ、俺……アラヒメ様に甘えてもいいですか?」

「えぇ、もちろんです。オオヒメ様の慈しみと愛を示し施すことが私の務めなのですから」

「じゃ、じゃあ……赤ちゃん言葉で甘やかしてくださいっ」


 あまりにも突拍子のない提案に身体が強張り、つい目の前の男の子を凝視してしまう。


(えぇぇ……、と、突然何を言ってるの……)


 もしかしたら自分は妖の類に遭っているのではないかと思ったが、目の前にいるのは確かに御珠の分家にいた頃に見かけたあの男の子だ。様子にもおかしいところはないように思う。

 強いて挙げるのであれば、先程から言動が些か前のめりであるように感じるくらいだろうか。

 まるでオオヒメの御巫という慈母神に触れ、理性の均衡を些か欠いてしまったかのように。


(それよりも……あ、赤ちゃん言葉……男の子に向かって赤ちゃん言葉って……)


 羞恥と共に戸惑いが込み上げるが、まるでそんな感情を無視するかのようにどうすればいいのかがすぐに思い浮かんできた。

 あたしはそんなこと知ってるはずがないのに、ずっと前から知っていた知識だったかのように。


 慈しみに満ちた微笑を浮かべると、あたしは男の子の頭をゆっくりと撫でる。


「よしよし♡ 自分のして欲しいことをちゃんと言えてエラいですね♡」

「アラヒメ……ママぁ……」


 男の子は歓喜に打ち震えるように一言漏らすと、あたしの胸元の衣装に手を伸ばす。

 そして慣れた手つきではだけさせると、形の整ったおっぱいがぷるんと揺れながら姿を見せた。

 そのまま誘われるように顔を寄せると、おっぱいをちゅうちゅうと吸い始めた。


「っっ……んっ、おっぱいをちゅぱちゅぱ吸えてエラい♡ でも、もっと力強くちゅうちゅう吸ってもいいですからね~♡♡ ほら、がんばれ♡ がんばれ♡」


 あたしの応援に奮起したかのように、男の子は激しい音を立てておっぱいを吸い上げる。

 それはおっぱい全体が引っ張られるくらい力強く、彼が息を継ぐために顔を離すときゅぽんと音を立てながら揺れるほどだった。


 視線を落とせば、おっぱいには男の子が吸った跡が以前よりも濃く残っていた。でも、そんなことよりあたしは彼の頑張りを頭を撫でて褒めてあげる。


「こんなにも力強くちゅうちゅうできてエラい♡ アラヒメの御巫として私も嬉しいですよ♪」

「アラヒメママぁ……次は授乳手コキして……欲しい」


 男の子の次なる願望にあたしは頬が引き攣るような思いだった。


(授乳手、……コキ!? 授乳……は、まだ分かるけど、手コキ? 手コキって何???? )


 もしかしてあたしが舞のことばかり考えて生きてきたから知らないだけで、皆知っているようなことなの?


 そんな困惑する気持ちとは裏腹にどうしたらいいのかはまた分かってしまって、自然と柔らかな笑みが零れる。


「それじゃあ、ママはこっちで座ってるから服を脱いでらっしゃい。自分で脱げる?」

「うんっ」

「エラい♡ エラい♡」


 あたしが座り込む傍らで、男の子は嬉々として服を脱ぎ始める。

 日々働いてることによるやや細くも引き締まった身体つきが露わになり、そして屹立した怒張が姿を見せる。


(あんなにも太くておっきい、それでいて堅そうなのに痛そうなくらいに反りかえってる。あ、先っぽの方からは液体が…………って、あたしはいまからあのおち……男の子のを扱いてあげるの⁉)


 驚く気持ちを他所に、あたしは手招きして男の子を誘う。

 彼が膝の上に頭を乗せて横になってくれたので、ゆっくりと褒めるように撫でてあげる。


「ちゃんと脱げて偉かったね~♪ おちんちんがパンパンに膨らんでて苦しくない?」

「平気。それにママのお膝があったかいから」

「うふふっ、そう言ってもらえてうれしいです♡ それじゃあ、いまからシコシコしてあげるからね~♡」


 あたしは迷うことなく手を伸ばし、男の子の怒張を包み込むように握る。


(あ……っつぃ。それに、何かちょっと蒸れてて臭ぃ……)


 驚きと戸惑いが込み上げるがそれは表には決して表れない。

 慈しみに満ちた笑みのまま、右手で怒張の太い部分をゆっくりと扱きあげていく。


「ほぉら、おっぱいですよ~♡」


 前傾姿勢になって先程は吸われなかった方のおっぱいを差し出すと、男の子は嬉しそうに顔を上げて吸いつき始める。

 あたしはちゅうちゅうと一生懸命に吸う彼を頭を撫でてあげる。


「っっ……、んっ♡ っ……、上手にちゅうちゅうできてエラい♡ エラい♡ ご褒美にナデナデと一緒にもっとシコシコしてあげますからね~♡」


 右手を早く上下させると、男の子の身体がビクッと震えた。その反動で吸われていたおっぱいの乳首に歯が立てられて、あたしの中に痺れるような電流が走る。


「んん…………っっ♡♡ 痛くないくらいに乳首に歯を立てられてエラいね~♡ ほぉら、もっとちゅぱちゅぱしていいんだからね~♡」


 いまので悟ったのか、男の子は時々乳首を責めるようにしながらちゅうちゅうとおっぱいを吸うのを続ける。

 あたしが堪えながら扱くのを続けていると、不意におっぱいを吸う力がぐっと強まった。

 その直後、男の子の怒張が一段大きく膨らんで白濁液がびゅっびゅっびゅぅぅと吐き出された。


(うぅ……、手にいっぱいついたし……すっごく青臭い……)


 そして愛撫から解放されたおっぱいには吸った跡、噛んだ跡が濃く残っていた。


 胸の奥がキュンと疼くような気持ちを感じながら、あたしはいま一度男の子の頭を撫でてあげる。


「ふふっ♡ こんなにもちゅぱちゅぱできてエラかったね♡ それに、せーえきもいっぱいびゅっびゅっって出せてエラかったですよ~♡♡」


 しかし男の子がいまいち不満そうに見えて、あたしは心配になって問いかける。


「……どうしましたか?」

「今度は……、アラヒメママの膣内に射精したい。いい?」

「もちろん♡ アラヒメの御巫として貴方を受け入れる準備は出来てます♡」


 優しく微笑んで答えている裏側、内心では混乱の嵐が吹き荒れていた。


(えっ、え、嘘……嘘っ。あたし、初めてなのに。あたしの初めて、こんな感じで始まって……終わっちゃうの??)


 あたしは横になると、彼を受け入れるために脚を大きく開いてみせる。

 男の子はあたしの衣装を剥がすように捲ると、タイツに覆われた下半身を露わにする。


「アラヒメママ……、おっきな染みが出来てる」

「ふふっ♡ えぇ。貴方のまだ元気なおちんちんを見ていると、身体が疼いて仕方がないんです♡」


 彼はタイツを少しだけ脱がすと下着を横にずらし、濡れぼそった秘所にまだ硬い怒張を宛がった。


「っぁ……んっっ♡」


 その刺激だけでも思わず声が出て仰け反りそうになってしまう。


 男の子は位置を定めると迷うことなく自らの怒張をあたしの中に埋没させていった。

 でも初めてのはずなのに、痛みはまったくと言っていいほどになかった。まるでオオヒメ様が守ってくれたかのように。

 一方の男の子はどこか覚束ないような動きでヘコヘコと腰を振り始める。


「あっ……っ、んんっ♡ ひゃぅ♡ や……っ、おっきくて太いので奥が擦れて……っっ♡♡ 一生懸命頑張って腰を振ってエラい♡ そのまま、がんばれ♡ がんばれ♡」


 そのままあたしの上半身に顔を寄せるとおっぱいをちゅううと吸い始め、反対を荒々しく揉み始める。


 想像もしないくらい激しい刺激が一度にもたらされ、視界が弾けそうなくらいに明滅する。

 彼の頭に手を伸ばして撫でてあげると同時に乳首を噛むように吸われ、身体が弓なり状に大きく反った。


「っっ……腰を振ってるのに、おっぱいも吸ったり揉んでたり出来てエラい♡♡♡ でも、こんなに気持ちいいと我慢できなくなっちゃうからぁ♡♡」


 男の子の腰を振る速度が一段と速まるのを感じ、あたしは彼の腰に脚を絡める。

 両手で彼の後頭部を押さえ、自分の身体にギュッと押しつける。


「あっ、ア、んっ……、ダメっ、イく、イっちゃぅ♡♡ っっ、んんっ、んぅ~~~~っっ♡♡♡♡♡♡」


 身体の中で怒張が一段と大きく膨れ上がり、白濁液が何度も吐き出される。

 度重なる射精が終わると、男の子は脱力したようにくたっと倒れ込んだ。


 あたしはそれを受け止め、その頭をゆっくりと撫でてあげる。


「よしよし♡ いっぱい頑張りましたね♡ そのおかげで、私もとっても気持ちよかったですよ♡♡」


 口から発せられる言葉は多幸感に満ちているのに、矛盾するようにあたしの気持ちはどうしようもないくらいに沈んでいた。

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