アライメント

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【秩序・善】

思いやりの属性。道徳心のある秩序だった組織、社会であることがより良い結果を導く。お互いを助け合うことを表す。この属性の人は、多くの人が損をする方法を避ける傾向にある。また、程度はあれど約束を破らない。

【中立・善】

自分の良心を最も優先する属性。社会秩序を支えることで善が成されるならば、秩序を支える。社会構造をひっくり返すことにより善が成されるなら、ルールを壊す。世界の構造自体には何ら意味を見出していない。自分の良心に導かれてのみ行動するため、ジレンマを持たないのが特徴。

【混沌・善】

親切心や義理人情の属性。強い個人主義。正義などの美徳を好むものの、組織や秩序には興味がない。個人の自由に最も重きを置き、常に道徳心を持って行動するが、まとまりがない。個人に好かれ、強いカリスマを発揮することがある。即興で計画性が無いことを好む。

【秩序・中庸】

名誉や誓い、規律や規範などを強く重んじる。時には個人的な規則に従う者もこの属性である。善悪はあるが、彼らにとって命令や信念よりも優先度は低い。命令に疑問は挟まず、また裏切りに敏感で厳しい。倫理に厳しいが、それは善悪ではなく、自身の信念に基づいていたものである。

【中立・中庸】

何も選ばない属性。善悪秩序混沌とは全く関係ない物事に関心を持つ。本能のみもこの属性とされる。優柔不断を表す属性ではなく、彼らは積極的に動く。また、彼らは均衡や調和を取ることに積極的である。そのため、善悪秩序混沌としばしば協力し、敵対する。

【混沌・中庸】

自由主義者。あらゆる者に秩序はないと考える無政府主義でもある。その時の気まぐれで行動するため、彼らに確たる行動基準はない。唯一確かなのは、信頼に欠けるということだけである。不必要に他人を苦しませることは好まない。また、非常に陽気な性質を持っている。

【秩序・悪】

圧政者の属性と言われている。主人と従者の様なハッキリした階級付けを好む傾向にある。秩序を利用して利益を求める。彼らは例え自分に不利でも約束を守るが、秩序の枠内で合法的に約束を破れると判断した場合にのみ彼らは約束を破ることを厭わない。自身を優先する傾向にある。

【中立・悪】

最も危険な属性。一般に利己的と言われる。いかなる種類の名誉や慣習にも縛られず、無意味に凶暴や行き当たりばったりではない。しかし、時にそれらの利点を都合よく利用する。常に自らの目的が最優先とし、他者を傷つける事に頓着しない。ただし、極めて買収されやすいとされる。

【混沌・悪】

暴君の属性。自身が自由であることは大事だが、他者の命や自由には関心がない。混沌故に指図を受けることを嫌う。力で屈服させた場合のみ従う。また、誰かと協力するのは強大な敵と対峙する時のみである。名誉や自制を弱点として、軽蔑する傾向にある。悪役の属性とされる。

【秩序(ロウ)】

秩序に従うのが自然な生き方だと信じる。真実を述べようと努め、秩序に従って生きとし生ける者に目を向ける。グループと個人の間で利益が相反する場合、彼らは通常グループを優先する。予測可能な行動を多く取り、自己を押し殺す傾向にある。秩序と善の行動は大部分が似ている。

【混沌(カオス)】

人生は常に流れており、偶然と運の存在を信じる。混沌は個人を重要視しており、最も重要なのは自分自身であるとしている者が多い。しばしば発作的な気まぐれで行動するために、予測不可能な行動を起こす。彼らは物語のキーパーソンとなる事が多い。混沌と悪の行動は類似する。

【中立(ニュートラル)】

均衡を重んじる。あるいは、 ルールに従いつつも時折逸脱する、自分中心で行動しつつも回りに合わせられる柔軟さを持つ、ルールと自己のこだわりに折り合いをつける者などもこの属性。運よりも自らの機転と能力を信じる。また、受けた恩や仇は相手に返す傾向にある。

善・中庸・悪】

これらは性格や性質を表す。利他的であれば善、利己的であれば悪とされる。しかし、社会の側から悪とされた者は悪、自らを善と信じる者は善と言う様に、自身の認識によるところが大きい。この3つの属性に関しては特に自分自身で規定すべきところであろう。


これらの属性が移ろうことも良くあるので、縛られすぎてはいけない。混沌が必ずしも秩序を否定するわけではないし、秩序の発展には混沌も必要であると秩序は理解している

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